刑法の勉強法■60 (533レス)
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238: [age] 2023/10/12(木)18:03 ID:jjbcVtJ4(2/2) AAS
>>237
山口先生は11月に退官だから基本書も改訂されるんじゃないかな?
239: [age] 2023/10/14(土)21:28 ID:Pz5oTCja(1) AAS
有斐閣の徹底チェック刑法、これすごくいいな。
1冊で総論各論の論点をほぼカバーしてるし、解説がコンパクトにまとまってるのでそのまま論証に使える内容。解説内容もほぼ判例ベース。学説対立問題で出そうな箇所についてはきちんと対立点を説明してる。読まない理由がないな。
240: [age] 2023/10/16(月)14:10 ID:G9telAUg(1) AAS
裁判例に学ぶ刑法各論Ⅰ[個人的法益編]
元検事・法政大学名誉教授・弁護士 須藤純正 著
(民事法研究会)
2023年10月31日発売予定 A5判・387頁
ISBN:9784865565959
価格:税込3,850円(税抜:3,500円)
検事・大学教員の経験から理論と実務を考察!
■判例集による事案と判旨の読み込み、基本書による学説の理解、逐条解説
による条文の解釈の三つの要素を、検事や大学教授としての経歴をもつ弁護士
が、一冊にコンパクトにまとめた実務にも役立つユニークな手引書!
省13
241: 2023/10/17(火)19:16 ID:sKtqSAuR(1) AAS
基本学習 企業犯罪と経済刑法
松澤 伸 編著
(商事法務)
四六判並製/200頁
ISBN:978-4-7857-3057-4
定価:2,640円 (本体2,400円+税)
発売日: 2023年11月
経済刑法のスタンダード・テキストが誕生!
不正アクセス、悪質商法、汚職、粉飾決算、インサイダー取引など
主要な企業犯罪について、事例等を用いてわかりやすく解説。経済
省2
242(1): 2023/10/18(水)12:06 ID:8rSnRJxz(1/2) AAS
講義刑法学・各論〔第3版〕
井田 良 [著]
(有斐閣)
本体価格(予定) 4900円
ページ数 760p Cコード 1032
発売予定日 2023-12-25
ISBN 9784641139671 判型 A5
好評『講義刑法学・総論』と対をなす定番の体系書。拘禁刑,性犯罪等,
近時の刑法改正に対応し,学説・判例にも目配りして磨き上げた最新版。
高水準の内容をわかりやすく,適切な具体例を駆使して,知的好奇心を
省1
243: 2023/10/18(水)12:07 ID:8rSnRJxz(2/2) AAS
一歩先への刑法入門
照沼 亮介、足立 友子、小島 秀夫 [著]
(有斐閣)
本体価格(予定) 3200円
ページ数 370p Cコード 1032
発売予定日 2023-12-25
ISBN 9784641139527 判型 A5
これから刑法を学ぼうとする人に,刑法の世界に親しみを感じてもらう
ための入門書。総論・各論を一冊におさめた。身近で具体的な事例を紹介
するTopicsや,理解すべき要点を確認するCheck Pointsなど,初学者の
省1
244: 2023/10/20(金)15:20 ID:QGp7OFvO(1) AAS
不作為犯論の諸相
日髙 義博 [著]
(成文堂)
本体価格(予定) 6500円
ページ数 358p Cコード 3032
発売予定日 2023-11-01
ISBN 9784792354053 判型 A5
245: 2023/10/29(日)18:09 ID:fW7fZ3l2(1) AAS
>>242
総論の改訂は?
246: 2023/10/30(月)13:39 ID:fAZNgCsv(1) AAS
成文堂書店の近刊案内より。
11月
『現代社会と実質的刑事法論』
星 周一郎 著
税込定価 7,150円
978-4-7923-5404-6
247: 2023/11/09(木)19:36 ID:1+LpBYrS(1) AAS
慶應義塾大学通信(法・経済・文)
外部リンク:www.tsushin.keio.ac.jp
・入試倍率は1.5倍。受験者の6割以上合格
・受験はネット出願で書類選考のみ(東京に行く必要無し)
・学費は年間僅か20万円(教材費レポート添削費用等込)
・新入生の45%(5割以上)が18歳〜29歳と若年層が増加
・卒業率は47パーセント。611人入学して288人卒業
春秋の年2回入学募集
省7
248: 2023/11/10(金)15:18 ID:mN5Ecjh0(1) AAS
刑罰のパラドックス ―刑事司法の経済学について考える― (日本比較法研究所翻訳叢書)
トーマス・J・ミチェリ著、髙橋 直哉訳
(中央大学出版部)
価格:\4,180
発売日:2023/12/5
単行本(ソフトカバー):324ページ
ISBN:9784805703892
寸法:21 x 15 x 1.8 cm
経済学の視点から刑事司法システムを多面的に分析した一冊。刑罰に
関する抑止と応報の対比を軸にしながら、量刑、司法取引、累犯対策、
省8
249(2): 2023/11/12(日)02:12 ID:GzOpfEOr(1/3) AAS
山口の不作為犯論だけど、結果原因の支配とか、法益の
脆弱性とか、まったく理解できなったのだが、偶々
高橋総論を読んでたら疑問が氷解した。
【山口91頁】
結果原因の支配は、こうして、?危険源の支配と
?法益の脆弱性の支配に分けることができる。
【高橋162頁注22】
機能的二分説として、山中244頁以下参照。なお、
山口90頁以下は、「結果原因の支配」という視点
から危険源の支配と法益の脆弱説の支配に分類するが、
省5
250(1): 2023/11/12(日)06:43 ID:0I75eQ9q(1/3) AAS
>>249
山口説はドイツのシューネマン説のパクりだよ。
251(1): 2023/11/12(日)06:49 ID:0I75eQ9q(2/3) AAS
ついでにいうと、機能的二分説はドイツで有力な見解。たしかアルミン・カウフマン提唱だったはず。
252: 2023/11/12(日)10:28 ID:GzOpfEOr(2/3) AAS
>>250
司法試験のレベルを超えるので敢えて書かなかった。
シューネマンの結果原因支配説については、平山論文
に簡明な紹介がある(平山幹子「不真正不作為犯につ
いてー保障人説の展開と限界ー」立命館法学264号)
「この点、たとえばシューネマンは、作為による構成
要件の実現が認められる場合の実質的根拠が右のよ
うな「保障人的義務」の根拠であり、それは作為お
よび不作為に共通する帰属原理であると説明する。
具体的には、最も重要な類型である作為結果犯が
省15
253: 2023/11/12(日)10:44 ID:GzOpfEOr(3/3) AAS
>>251
アルミン・カウフマンの機能的二分説についても、上記平山論文に言及があった。4
「アルミン・カウフマンは、すでに引用した一九五九年の論文において、「保障
人的地位(義務)」を、その内容たる保護の目的ないし機能に応じて、つぎの二つ
の類型に分類した。第一は、侵害のよってくる方向に関係なく、すべての侵害に
対して具体的な法益を保護すべき類型(保護的保障)であり、第二は、どのような
具体的法益がそれにより危険にさらされるかに関係なく、具体的な危険源を監視
すべき類型(監視的保障)である。そして、たとえば、法律や契約にもとづく「保
障人的義務」は前者に当たり、先行行為にもとづくそれは後者に当たるとした。」
254: 2023/11/12(日)17:32 ID:0I75eQ9q(3/3) AAS
ドイツではアルミン・カウフマン説(機能的二分説)が指導的地位を獲得しているようなので、それを一歩進めた(機能的二分説+事実的支配)のがシューネマン説なのだろう。
255: 2023/11/12(日)19:21 ID:n7ONmeqO(1) AAS
>>249
あれ?ヴェテさんだよね?
256: 2023/11/13(月)13:09 ID:cRAh8t+y(1) AAS
成文堂書店の近刊案内より。
12月
『社会秩序無価値説の構想』
中野正剛 著
税込定価 2,970円
978-4-7923-5409-1
『AIの活用と刑法』
日原拓哉 著
税込定価 5,500円
978-4-7923-5410-7
257: 元ヴェテ参上 2023/11/18(土)20:32 ID:itlbMJg2(1) AAS
なぜ平野総論が他の体系書と異なり、犯罪論に先立って
刑罰論を分厚く論じているのか理由が分からなかったが、
曽根・原論の次の記述を読んで合点が行った。
(中山『現代刑法学の課題』(1970年)113頁以下も参照)
【曽根・原論9頁】
平野が、犯罪論の体系構成それ自体を自己目的化し、完結
した閉鎖的な殻に閉じこもる傾向をもつ伝統的刑法学を打ち
破ろうとした根底には、刑法を機能的に考察するという観点
に立って、刑罰論の側から犯罪論の再構成を試みようとする
意思が強く働いでいたのであり、刑罰論から犯罪論を見据え
省2
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