[過去ログ] ヤフー知恵袋等、デタラメ法律回答どうにかしろよ (452レス)
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450: 2016/04/16(土)12:14 ID:A8k6aCa7(19/21) AAS
「自分の子どもが殺されても、そんなことが言えるのか!」

私もこの言葉を投げかけられたことが幾度かありますが、その発言者の多くは普通のひとびとです。成人を迎えたばかりの若者、子を持つ親、孫のいるお年寄り等々、どこにでもいる善良そうな方々です。
そのひとたちが、被害者側に同情しながら感情をむき出しにしてそう言ってくるのです。

しかし、この言葉にはふたつの問題が隠されています。

森達也『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』森達也『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』
ひとつは、映画監督の森達也さんが著書『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』(2013年/ダイヤモンド社)でも指摘したように、「加害者の人権」と「被害者の人権」が対立する概念だと捉えられていることです。
同じ人間である以上、加害者も被害者も同じ人権であることは当然です。

もうひとつは、自分の子どもが加害者になることの想像力が完全に欠落していることです。彼らの想像力は極めて限定的で、エスパーかのごとく被害者の気持ちだけを代弁します。子どもを持つ以上、自分の子どもが加害者になる可能性もゼロでないにもかかわらず。

しかし、そうした場面では被害者を思いやる「やさしさ」だけが優先されて、それ以外の思考を停止してしまうのです。それは、「やさしさ」という感情に高い価値があると信じているからでもあるでしょう。
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