[過去ログ] ヤフー知恵袋等、デタラメ法律回答どうにかしろよ2 [無断転載禁止]©2ch.net (408レス)
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241: 2017/01/28(土)00:36 ID:O5Jns0LY(5/6) AAS
●労働契約の本質は「質」ではなく、「時間」

「確かに、テレワークの代表例である在宅勤務のメリットは、たとえば、小さい子どもの世話や家族の介護など、事情があって自宅を離れることができない人が、仕事をする場所に拘束されないという意味で、場所的自由を得ることで仕事との両立を図ることにあるといえます。

また、職場と自宅との距離や通勤手段、時間帯等にもよりますが、通勤時間がゼロなるという面も、在宅勤務の大きなメリットといえるでしょう。そのようなメリットを引き続き享受できることを考えれば、今回のようなシステムを導入したとしても、
ただちに在宅勤務の趣旨に反するということにはならないのではないかと思われます」

しかし、成果物で評価すれば、そもそも席にいる時間をカメラで確認する必要はないのではないか。

「労働契約は、労働者が労働力を提供し、その見返りとして使用者が賃金を支払うという双務契約です。極端なことをいうと、労働者は決められた時刻に出勤し、自らを労働力の提供が可能な状態に置くことで『債務を履行した』といえるのです。

つまり、決められた時間、誠実かつ真面目に勤務しているのであれば、それで当該労働者は自らの義務を果たしていることになるのです。
そのうえで、成果を上げているかどうかということは、提供される労働力の『質』の問題であって、労働者が本来負うべき債務とは別次元の問題です。

そう考えると、監視も行き届かず、仕事と私的行為との境界線が混然一体となりがちな在宅勤務において、今回のようなシステムを導入することは一定の意義があるのではないかと思います。レアケースかもしれませんが、
在宅勤務で長時間労働が行われている場合にも警鐘を鳴らす契機になってくれるでしょう。

もっとも、室内が写り込む可能性は否定できず、在宅勤務者が快く思わないとしても無理のない話です。目的外の利用はないこと等をきちんと説明し、在宅勤務者の同意を得て、正しく運用することが肝要です」
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