法律実務に役立つ本■10 (441レス)
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60: 2024/08/21(水)14:09 ID:GjU/JVza(1/4) AAS
典型判例シリーズ 実務理論事故法大系? 学校事故
小賀野晶一・平沼 直人 編著
(保険毎日新聞社)
発行日:2024/09/20
判型/ページ数:A5判/400頁
価格:4,620円(税込)
ISBN:9784892934827
「典型判例シリーズ 事故法大系」は、民事事件を対象に、事故法を形成する
膨大な数の裁判例のなかから典型判例を精選し、実務理論を提示することを
目的とする。
本シリーズにおいて「典型判例」とは、裁判例のうち裁判所の法創造機能が
顕著に認められ、その後の判例及び紛争処理実務に影響を及ぼすものをいい、
「実務理論」とは、実務において形成され、実務の紛争処理等において重要
な役割を担い今後の発展にも寄与する理論をいう。
シリーズ第?巻は「学校事故」を取り上げる。本書第?章「概論」は、「学校
事故」を、保育所、大学を含む「学校」をめぐって発生した児童・生徒に限ら
ず教員をも被害者とする、人身傷害、人格権侵害に関する事故と定義付けを
し、学校事故に関わる法令や行政指針等の内容や運用についてふれ、事故の
責任に関する分析の視点や、学校災害や事故に関わる各種保険等の制度に
ついて概説する。
次章以降の典型判例の解説では、第?章「教室学習中の事故」、第?章「運動
中・学校行事中の事故」、第?章「生活指導・懲戒権行使、人格権等に関する
事故」、第?章「生活安全、施設管理に関する事故、その他」の編成のもとに、
16の主要テーマを設けてそれぞれ典型判例を紹介し、裁判例を通して導き出し
た損害賠償や紛争処理の骨格をなす「実務理論」を究明する。学校事故に関す
るさまざまな問題について詳細な分析と考察を行い、実務家の活動にとって
基本となる理論を明らかにする。
また、本書では事故の概念を広く柔軟に捉える意図も含んでいて、いじめや
アカハラ、セクハラなど社会的関心の高いテーマや、給食アレルギーやSIDS
(乳幼児突然死症候群)のような難しい問題についても、事故として取り上
げている。
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