ここだけファンタジー世界汎用スレPart33 (1000レス)
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449(1): フォルカー@童話作家 2013/05/22(水)22:36 ID:RwrRvCwY(2/8) AAS
>>448
「うわっ!?」
胸に飛び込んでくるカエルを咄嗟に避ける。
ここは蛙の園と化している程の蛙の国。蛙さんを大切にした古代人が眠る墓だ。
そんなところで露骨な蛙の殺生を認めるというわけにもいかない。
「えーと。久しぶりだね。ええと、いきなり言うのもなんだけど、ここの蛙さんは大切にしてあげてほしいなぁ……」
どうどう、と走ってくるライカを止めようとしてみますが、どうでしょう。
450(1): ライカ@バーグラー 2013/05/22(水)22:43 ID:v.1M/ITo(2/7) AAS
>>449
そういえば前に会ってますが、
最初からそういう口調だと思ってくれれば良いと思います。
胸めがけて飛んだのに、避けられた蛙は地面に着地。
次の行動に少し開きが出来て、その蛙に向かってライカが頭から突っ込み両手で抑えにかかる。
呻き声じみた鳴き声を上げながら、あばれる蛙だがそれをライカは何とか抑えつけていて。
「無理やむり!ウチえらい腹減ってるねん
代わりの飯があれば、話は別やがな」
両手にしっかりと胴体掴んだ蛙を見せながら、
ライカはしれっと答える。
省1
451(1): フォルカー@童話作家 2013/05/22(水)22:47 ID:RwrRvCwY(3/8) AAS
>>450
「食用の蛙さんもいるしねぇ……ただ、ここはお墓なんだ」
蛙を愛し、尊敬していた人たちの眠る場所。
そんなところで、食べるためとはいえ蛙を殺めてはいけないよ、と彼は諭す。
「おなかがへってる……か。そうだねぇ、いいよ。実は用意があるんだ」
少なくとも、蛙よりは上等だと思うものを持ってきているつもりだ。
そんなわけで、蛙さんを離してあげて、と交渉。
452(1): ライカ@バーグラー 2013/05/22(水)22:57 ID:v.1M/ITo(3/7) AAS
>>451
「お墓といわれても、腹は背に変えられんで
もうペコペコで尻尾を振る元気もないんや」
そんなこと知ったことない、と言わんばかりの態度。
そもそも彼女も死人なんだが、死人に死人を尊重しろ、というのも酷なんだろうか。
「おおっ!それなら話は別やで、ほな、はよおしえい!」
あっさりと蛙を離して、スカートの穴から飛び出た
白いほっそりとした尻尾をパタパタと降りだした。
「味も良うて腹が膨れれば文句なしや!」
453(1): フォルカー@童話作家 2013/05/22(水)23:04 ID:RwrRvCwY(4/8) AAS
>>452
「気に入ってくれるといいけど……」
さて、と彼が手持ちのザックから取り出したるは干し肉である。
ただの干し肉と侮ることなかれ、彼の奥さん秘伝の漬け汁を用いたこだわりの一品。
ぴりっとくる辛みが憎い味となっている。
「これだけだと塩辛いからね、パンと、あ、そうそう。良ければタマネギなんてのもあるけど」
パンはともかく、犬にタマネギは厳禁です。
454(1): ライカ@バーグラー 2013/05/22(水)23:11 ID:v.1M/ITo(4/7) AAS
>>453
パタパタと尻尾振りながらちゅうもーく。
つぶらな黒い瞳が、フォルカーの一挙一動に注目。
「もう我慢できへん!」
見せられたとなって、そちらを押し倒す勢いで
突撃! 目的は肉だけです。奪えればガツガツと食い始める。
「パン!しやし、気が利くとちゃう。もっと食べもんあるやろ?もっと頂戴やぁ」
省3
455(1): フォルカー@童話作家 2013/05/22(水)23:15 ID:RwrRvCwY(5/8) AAS
>>454
「おお、おおおっ……!?」
気づけば手持ちの食べ物が奪われていたでござるの巻。
あげるつもりだったんだから異存はないが、迫力に気圧されている模様。
「にんにくとかならあるけど……」
そもそもそんなに食べ物を持ち歩いていない。
干し肉もパンも奪われたら残るはタマネギとニンニクぐらいなもので、後は水だ。
456(1): ライカ@バーグラー 2013/05/22(水)23:21 ID:v.1M/ITo(5/7) AAS
>>455
「タマネギはのぅ、食べてもしなへんけど、つかウチもう死人やしな!ウヒャヒャヒ」
久しぶりに生肉じゃない肉を食べた気がして、
ちょっとテンションマシマシである。
ついでにニンニクも奪うようにもっていき、
フォルカーからようやく離れて。
「ほほう、ニンニクやるやったらええな。
これがあれば蛙が生やけどちびっと美味しくおっただけちうわけや」
省2
457(1): フォルカー@童話作家 2013/05/22(水)23:25 ID:RwrRvCwY(6/8) AAS
>>456
「ストップ。約束はまもろう」
蛙さんは食べない決まりだよね、とライカの手を取って言う。
前回会った時よりもアホの子っぷりが加速しているような気がする。時の流れは残酷だ。
それにしてもくいしんぼうさんだ。
「……なんというか、随分おなかすかせてるんだね?」
こめかみの辺りを押さえながら言う。
これはもうこの娘を連れて戻った方がいいのではないかと思ったからだ。
458(1): ライカ@バーグラー 2013/05/22(水)23:33 ID:v.1M/ITo(6/7) AAS
>>457
「へっ? 約束はあの蛙を離すことやったで?」
どうも死んでたら精神は死んだままで固定されるというが、
どうやら上がるだけは無いが、下がることはあるらしい。
「我慢でけへんわけとちゃうねんけど、
毎度毎度お腹空おっておるからなんか食べたいなぁ、ってな」
ニコニコ、と。
459(1): フォルカー@童話作家 2013/05/22(水)23:38 ID:RwrRvCwY(7/8) AAS
>>458
「……いいかい? このお墓で蛙さんを捕まえるようなことをしたらね」
「大変なことになるんだよ」
手段を変えよう。脅す方向で行くことにした。
取って食うという思考ルーチンの生物は、その逆があることを本能的に知っている。
そして、そのような存在を恐れるはずだ。
「この場所は魔力的に水の属性が非常に強く発達していてね。その影響もあってここの湧き水は非常に澄んでいる」
省5
460(1): ライカ@バーグラー 2013/05/22(水)23:46 ID:v.1M/ITo(7/7) AAS
>>459
「むぅ?」
語り出したフォルカーに対して静かに話を聞き始めるライカ。
最初こそ、ふ〜ん、といった態度が途中から耳が垂れ下がったり、
しまいには細い尻尾が、股の間に隠れたり。
「ほ、ほんまか!? それならさっさと出なあかん
ほな、さっさとこんな場所から出やうやないか!」
う〜、とフォルカーを引っ張ってまで
ここから逃げるように出ようと。
461: フォルカー@童話作家 2013/05/22(水)23:52 ID:RwrRvCwY(8/8) AAS
>>460
「え? あ、じゃあこの先に車があるから改めてご飯ぐらいなら……って、力強いって!」
腕を引っ張られて遺跡から逃げ出すことに。
この先には魔術師ギルド所有の”戦牛”と名づけられた輸送車両がある。
心得がないと動かせないものなので、泥棒の心配も無くあんなところにいたというわけだ。
とりあえず、町までは居眠りでもして過ごせます。
――
(何があるのかの調査でもしようと思ったら変なことになったなぁ)
省6
462(1): アンジェリカ@薬師 2013/05/23(木)20:20 ID:p04vuA1w(1/4) AAS
【波打ち際の絶壁】
崖の上にも野草は茂っていて季節の花が蕾を作っていたり花を咲かせていたり。
普段着のスカート姿で蛍火色の髪の女性はめぼしい植物を採取していた。
と、そこに珍しい羽虫が飛んでくる。
見た目からしてバッタかコオロギの仲間。
薬用としては黒焼きにして風邪、脚気等に処方する。
「網を持ってきたら良かったかもしれませんね。」
息を殺してそっと捕まえようとする。
463(1): リシャール@うぃっち 2013/05/23(木)20:34 ID:nv77.aOc(1/3) AAS
>>462
その場所へ現れるのは、胴着の上に厚手のケープを羽織り、
ズボンを穿いた金髪のハーフエルフ。
少し曖昧な、人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべながら、
しとしととアンジェリカの方へ近づいていき。
「いやぁ、風が強いもんですね、ここ」
海側から吹いてくる強い風にケープをはためかせながら
リシャールは言う。つい昨日人を殺めたというのに、なんにもなかったかのようなこの態度だ
464(1): アンジェリカ@薬師 2013/05/23(木)20:40 ID:p04vuA1w(2/4) AAS
>>463
その手を逃れてぴょーんと羽虫が跳ねた。
取り逃がしてため息一つ。
まあ通りすがりの人を責める理由もないし
立ち上がってその声の主に振り返り挨拶を。
「あらリシャールさん、お久しぶりです。
お元気されていました?」
片手に花籠、但し中身は草花がごちゃごちゃと。
自然に振舞っているので何も疑いはしない。
久々の再開に微笑みさえ返す。
465(1): リシャール@うぃっち 2013/05/23(木)20:48 ID:nv77.aOc(2/3) AAS
>>464
しってかしらずか、一歩踏み出しそこにいた虫に
硬そうな靴をのせていて。
「ええ、元気でしたとも。そちらも息災のようでなによりです」
軽く頭を下げて会釈。
街から抜けだして、さあどうしようと進んでいたら、たまたまここにたどり着いた。
追手が来ていたら、まずかったが幸いにしてここにはおらず。
「薬草詰みでしたか? いっぱい採れたようで」
省2
466(1): アンジェリカ@薬師 2013/05/23(木)21:02 ID:p04vuA1w(3/4) AAS
>>465
「あ!」
せっかくの虫を潰されて残念そうに
「…まあ仕方ないですね。」とだけ呟く。
籠の中を尋ねられてそれとなく答える。
「薬草と普段食事につかう野草ですね。
あと、大声では言い難いのですが芥子もありまして。
阿片に化けますが、治療にも使えるので見つけたら
幾らかはこっそり採って置く事にしているのですよ。
あとは水虫に困っている人がいましたのでミツマタ等を。」
省1
467(1): リシャール@うぃっち 2013/05/23(木)21:10 ID:nv77.aOc(3/3) AAS
>>466
潰されていたと思っていた虫は、少ししたら
靴の下から這いずり出てくるだろう。草花が柔らかいクッション代わりになぅたのか。
「芥子、おや、ほんとうだ」
芥子、という単語が出てきて少し意外そうな声を漏らすと
籠の方へ手を伸ばして、器用に芥子の花のを見て、目をほそえる。
「ここらへんに自生しているのでしたか。
それは知りませんでした」
肩を小さくすくめると、手に持っていたのを籠に戻して。
「がんばってくださいね、
省4
468: アンジェリカ@薬師 2013/05/23(木)21:21 ID:p04vuA1w(4/4) AAS
>>467
芥子の自生場所を見つけたのはたまたまだが。
「意外に穴場というものはあるものですよ。」
運が良ければ見つかるものだ。
「お散歩の途中かと思っていましたが旅立たれるのですか。
今回はどちらまで?」
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