ここだけファンタジー世界汎用スレPart33 (1000レス)
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889(2): ホロ@郵便局員 2013/06/11(火)22:45 ID:R2ajRr0M(2/5) AAS
>>887
「それは楽しみ。
ここに来ても大抵、依頼掲示板か他人の飯を眺めるだけ。料理を頼むのは初めて。おお、楽しみ、ナ」
一際楽しそうに笑いながら、イグニスの頼んだであろう料理が置かれてる、テーブル席に座る。
>>888
「アナタは誰?」
そう問いかけるのは、恐らく自分よりは年上に見える、金髪の女性。先程出て行った男共に絡まれていたっぽい。
「イグニスの知り合いか、ナ?」
先程、ホロには二人が親しげに話しているように見えた。
尤も、親しげだったのは、イグニスだけかもしれないが。
890(2): イグニス@魔刃使い 2013/06/11(火)22:51 ID:LU0sh.6A(4/6) AAS
>>888
「……やれやれ、もっと上手くできたらな」
はぁ、と大げさに肩を落とし少年は嘆息した
もっと上手く収める方法はあったはずだ、と
「どうも、ありがとう
いや、ごめんかな?勝手に首突っ込んでこれじゃ、ね」
小さく手を叩く少女に、バツの悪そうに髪を掻き毟る
「……お手柄はあっちかな?」
省10
891(2): ザ・ストレングス@放浪者 2013/06/11(火)22:59 ID:peXz6bk.(5/7) AAS
>>889
「……名前も知らない」
初対面だ、と手をぱたぱた振る。
こんなに大勢の人間(先ほどの集団も含め)に興味を持たれた経験がないので、多少面食らっている様子。
微弱な表情の変化に気づければ、驚いているらしいことがわかるだろう。
>>890
「私はもっと下手だから。ありがとう……?」
省5
892(2): ホロ@郵便局員 2013/06/11(火)23:09 ID:R2ajRr0M(3/5) AAS
>>890
「おおお、良いな、イグニス。
それはとても嬉しい。ありがとう、ナ。この借りは、いつか返す」
久々に配達が成功して高給が入って、居ても立ってもいられず飯場に突っ込んだら、よく分からんが何と知り合いのお兄さんが奢ってくれるという。
ホロ少年は有頂天。
先の韋駄天走りで被ったフードが脱げていたので、真っ当な体温を持たないホロの冷たい頭を、イグニスは撫でる事になる。
「うん?何のこと?」
頭をワシワシ撫でられながら、狐に摘まれたような表情をするホロ少年。
>>891
「…ん、どうした?痒いのか、ナ?」
省5
893(2): イグニス@魔刃使い 2013/06/11(火)23:12 ID:LU0sh.6A(5/6) AAS
>>891
「そっか、なら良かった
そういう風になっちゃうのは、少し悲しいからさ」
うんうん、と何度も頷きながら本当に嬉しそうに微笑んだ
あの男たちも、目の前の少女も無事に終えられたなら、この男としては一番の結果だ
「うん、この前に一緒にお茶したんだ
その時にあって、今回は二回目かな」
>>892
「借りじゃないさ
俺がしたくてやるんだからさ」
省5
894(1): ザ・ストレングス@放浪者 2013/06/11(火)23:19 ID:peXz6bk.(6/7) AAS
>>892
「……いぐにす?」
彼の名前か、とイグニスに視線を移す。
少し反芻するようにして心中で数回名前を繰り返す。
「友達。そう。なかよし……?」
会って数回目とのことらしいが……。
友達と言えるほど仲が良いのか、と何だかこくこく頷く。
省7
895(2): ホロ@郵便局員 2013/06/11(火)23:27 ID:R2ajRr0M(4/5) AAS
>>893
「なるほどナ。そんじゃ、オレもやりたいようにやる。
イグニスの奢る飯、感謝してありがたくばんばん食い尽くす」
それがホロ少年なりの礼儀のよう。
「イグニスが食べてたソレ、美味そう。オレもシチューとパンが欲しい。
あ、あと、鶏肉の串焼き、沢山。肉を食うと、暫くは速く長く走れるから、仕事に役立つ」
普段から散々な食事情だけあって、食べた物の影響がすぐに体に出るようだ。
>>894
「そう、このあんちゃんがイグニス。オレはホロ」
そう言ってイグニスを指さした後、自分を指さす。
省1
896(2): イグニス@魔刃使い 2013/06/11(火)23:31 ID:LU0sh.6A(6/6) AAS
>>884
「いやいや、邪魔じゃないよ
さっきも言ったけど皆でテーブル囲んだほうが美味しいだろ?」
そっか、飯終わってたか……、などと困ったように笑う
「親父さんもそこまで気にしないよ
注文もせずに陣取ってると時々怒るけどさ
今は俺達が注文してるし」
>>895
「パンとシチューと串焼き、ね
俺も追加で串焼き食べよう
省6
897(1): ザ・ストレングス@放浪者 2013/06/11(火)23:36 ID:peXz6bk.(7/7) AAS
>>895
「……ん。私はストレングス。よろしく」
ストレングス。つまり、力と言う意味だ。
彼女の細い体とは到底似つかわしくない名前であるが、それを気にしている素振りはない。
名前を一々気にしていられないということだろうか。
>>896
「ん。……じゃあ、これからもうしばらくもしたら、もう一人、怖いお姉さんがくる」
ぴ、と人差し指を立てて。
どうも彼女の連れ……というかは、この様子だと保護者という表現がしっくりくるか。
省5
898(1): ホロ@郵便局員 2013/06/11(火)23:50 ID:R2ajRr0M(5/5) AAS
>>896
「あぁ、うん。ここって裏に井戸があるから、水が飲み放題。ソレのお陰で、ここが離れ難くって、ナ。
水欲しさに半日居座ってたら、怒鳴られた」
その時のことを思い出したのか、ちょっと愉快そうに
「親父、顔赤くして激昂してた、ナ」
くつくつと、イタズラ坊主のしたり顔に似た笑顔を浮かべた。
>>897
「ストレングス、物々しい名前。オレのホロ・ディアブロとお揃いナ、物々しい」
「驚かない。
ストレングスはコレ見て、嫌な顔しなかったから、ナ」
省4
899(1): イグニス@魔刃使い 2013/06/12(水)00:00 ID:uxL1Ad5g(1/4) AAS
>>867
「怖いお姉さん?
じゃ、その人の分の飲み物でも注文しておこう」
顔に傷とストレングスは指を動かすが冒険者内では珍しくはない
実際この男の右腕もコートの中には存在していないのだから
「怖いお姉さん、か
……いや、やっぱりやめておこう」
なにか言い出しそうになり、急に口を閉じた
//お疲れ様です
省9
900: ホロ@郵便局員 2013/06/12(水)00:11 ID:lr3FHb/I(1) AAS
>>899
「ん、今度から気を付ける。ここは安くて良いから、出禁をくらったら堪らない」
うんうんと頷くホロの前に、ほかほかと湯気を湛える温かい料理の数々が運ばれてきた。
ホロはそれらを見て、目を輝かせる。
「いただきますっ!!!」
ホロ少年の大声が、猫の目に響き渡った。
//承知、ではこれにて〆で。乙でしたー
901(1): くすんだ白髪の少女 2013/06/12(水)23:06 ID:PT49e8Xs(1/4) AAS
共和国。あまりにも一生懸命走っているからか、何人かは訝かしげに私を見るけれど、とかく走る。
全力疾走で、まるで何かから逃げるように。
ううん、実際に逃げている。その子は私の双子の妹だけれど、とにかく逃げている。
一生懸命に走っていると、酒場を見つけた。酒場ならば人も多く、隠れるには最適だと思う。
それに、息も切れ始めてきた。だから、休憩もする必要がある。
迷わずに、その酒場の方へと足を向け、走りより、酒場の入り口のドアを、思いっきり開く。
思った以上に、大きな音が店内に鳴り響いた。
「はぁ……っ、はぁっ!」
息を切らしながら、酒場の中を見渡す。期待していたよりも、人の数は少なかった。
それに私のような長い白髪の女性は少なく、同じく白色のヒラヒラとした衣装を着ている私は、すぐにばれてしまいそう。
省7
902(1): イグニス@魔刃使い 2013/06/12(水)23:19 ID:uxL1Ad5g(2/4) AAS
>>901
適当な仕事を探しに猫の目の掲示板を覗きこむが
どうやら今日は日が悪いらしい
あるのは本当に子供のお使い程度の仕事しか無く、小さなため息を零していた矢先
「―――ッ!」
突然現れた少女は慌ただしくこの酒場へと飛び込むと迷いなく自分の目の前へと近寄った
「……とりあえず、これ
その服よりは身を守ってくれるよ」
少女が声をかけた男
イグニス、という冒険者はその身に纏った紅いコートを少女に向かって差し出した
省5
903(1): くすんだ白髪の少女 「」 / 鮮やかな黄髪の少女 『』 2013/06/12(水)23:26 ID:PT49e8Xs(2/4) AAS
>>902
「ありがとう!」
有無も言わず、真っ赤なコートを受け取り、サッと身に包む。
今のままの白い衣服ならば、机の下に隠れていても、きっと簡単に見つかってしまう。
だから、衣服を貸してくれるのは、素直に嬉しかった。
コートで身を包み、指差された方を見る。
奥を使わしてくれるのか。確かに、あそこならば身を隠すには最適だけれど。
「あっ……窓!」
省9
904(1): イグニス@魔刃使い 2013/06/12(水)23:34 ID:uxL1Ad5g(3/4) AAS
>>903
奥の調理場へ走り込んだ少女を追いかけるように
入り口に背を向けると、その瞬間かけられる声
「……白い女、か
何人か知り合いに白い女の子は居るけど」
くるり、と振り返り緩い微笑み
其処に居たのは鮮やかな黄髪の少女
白の少女が言った『殺されちゃう』という言葉が妙に脳裏に残る
「君のお姉さんを探してるのか?」
困ったように笑うとイグニスは少女を視線を移した
省2
905(1): くすんだ白髪の少女 「」 / 鮮やかな黄髪の少女 『』 2013/06/12(水)23:41 ID:PT49e8Xs(3/4) AAS
>>904
『そうだ……おまえも、やっぱり、教えてくれないのか?』
その男の質問には短く、無駄なく答える。それ以上の問答は、必要もない。
ただ、お姉ちゃんの場所を教えて貰うだけで良い。
だってのに、この男は笑って、僕を見すえている。
また、僕はお姉ちゃんを隠されるのか。お姉ちゃんはまた、ヘンな妄言を言ったのか。
僕に殺されるだなんて。
『……ヒドイよ……っ!』
省6
906(1): イグニス@魔刃使い 2013/06/12(水)23:50 ID:uxL1Ad5g(4/4) AAS
>>905
「困ったな、あー……えっと」
泣き出した黄髪の少女に、あたふたとイグニスは慌て始める
元よりお人好しの気質の男だ
ふと、その視線は奥の調理場へと向かってしまう
白髪の少女の居る、だ
「……わかった、うん
なにか勘違いがあったのかな」
うんうん、と何度か頷くと奥の調理場に向かって男は歩き出した
「ほら、こっちだよ
省2
907(1): くすんだ白髪の少女 「」 / 鮮やかな黄髪の少女 『』 2013/06/12(水)23:59 ID:PT49e8Xs(4/4) AAS
>>906
『なんだ、調理場にいたのか』
男が歩き出すよりも先に、調理場の方へと少し早足に歩を進める。
場所がわかれば、もう用はない。
泣き真似も必要ないし、誰かに喋りかける必要もない。見つけて、殺すだけ。
お姉ちゃんが隠れている調理場の方へと、いっさいを無視してさっさと歩み寄る。
すると、ほら、音がした。やっぱり、お姉ちゃんがそこに隠れていた。
赤いコートを取ったお姉ちゃんが、調理場から飛び出し、呆気にとられた僕の横を素通りして、その男の腕に絡みつく。
「助けて! 殺されちゃう! 妹は、本気なんだから! ホントに殺されちゃう!」
省5
908(1): イグニス@魔刃使い 2013/06/13(木)00:08 ID:1VcrJnAI(1/6) AAS
>>907
腕にしがみつく白髪の少女を庇うように、一歩前に
「……そういう訳にも行かない、かな
この子を姉の手で死なせる訳もいかないし
君に妹を殺させる訳にもいかない」
その男は構える訳でもなく
黄髪の少女の目をじっと見つめたまま、仁王立ち
白髪の少女と彼女を遮る壁のように
「俺、誰かが泣いてるのは嫌いなんだ
理由があるなら聞きたいし、どうにか出来るならどうにかしたい」
省2
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