ここだけファンタジー世界汎用スレPart33 (1000レス)
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513
(2): ブロンディ@駈け出し冒険者 2013/05/27(月)23:47 ID:HTX8KDmc(5/5) AAS
>>511

問われ、にわかに緊張する少年。
悪魔の問いは恐ろしい、と覚えている少年は、慎重に答えを探す。

「ボクは、あくまをころそうとしてなんかいない」

まず最初に否定する少年。悪魔もどきと共に
家出をしたのだから、そもそも悪魔とは敵対的な感情をさほど抱いていないのである。
少年の鳶色の瞳が、ラースを見つめる。

「あくまがせい女にあうのは、グリーンスキンのすにはいるようなものだ。
それぐらい、かくごしていかなかったのか?」
省12
514
(2): ラース@復讐者 2013/05/27(月)23:59 ID:VxdVXR5s(7/7) AAS
>>512
「…泣き虫め」

これは嘘じゃないぞ?なんて言いたげに
彼女の後ろの方でクツクツと笑う声を漏らして

「脅かす?何を言っているんだ
 我からすれば汝らこそ。神の力を、圧倒的な存在を示す汝らこそ脅威であるが」
「そも人間など、亜人に比べれば脆弱なもの…汝は亜人を脅威と呼ぶか?」

神やその使徒こそ天上に帰れば良いだろうに。それが悪魔の言い分だ
いや…ラース個人としては嘘となるか。個人的には、神も悪魔も、必要以上の悲しみも…全てこの世から消え去ればと思っている

「……謝罪は受け取ろう。此方こそ、見苦しいものを見せた」
省13
515
(1): レーナ@巡礼者 2013/05/28(火)00:15 ID:tQFktQrE(1/5) AAS
>>513

「……っ!?」

突然のことなので大きな抵抗も無く持ち上げられてしまう。
普段の強気な態度や力の強さからは想像できないほど軽く、柔らかな、少女であるということを変なところで実感するだろう。
彼女からしてみれば、悪魔からさっさと逃げれそうだというのはチャンスには違いない。抵抗する意思もなさそうだ。
たったかと走り出すなら今だが……。

>>514

「……お互いを赦せる様になれば、径は拓けるはずです」
省4
516: ブロンディ@駈け出し冒険者 2013/05/28(火)00:21 ID:nicx8hss(1) AAS
>>514>>515

「違う、ひとがあくまをころすのは。あたりまえのことじゃない」

ぶんぶん、と首を横に振って、そこだけは否定。
そうして、レーナを抱きかかえると、キッとラースを見てからそこを立ち去るのでした。

たぶん、安全な場所を見つけてからそこでレーナを解放するでしょう。
きっと、一人で帰れるはず。ブロンディはまだ旅を続けてないといけないのであっあ
517: ラース@復讐者 2013/05/28(火)00:23 ID:4613pYtg(1) AAS
>>515-516
2人を追う事もせず、唯々見送り一度嘆息

「……異教は“悪”。異教徒は“悪魔”
 それ故に、我は。我が神は。我が聖女は……」

胸に手を当て、悔む様な言葉をポツポツと吐き出した
518
(1): クル@旅人 2013/05/28(火)03:59 ID:6DYDf31Q(1/11) AAS
「……ぜぇ、はぁ……」
克服したと思っていた。でも、甘かった。
激しく鳴る心臓音すら今は不快に感じる。

「ごめん、ください……」
ふらふらと主治医の部屋のドアを開く。
全身は汗で濡れ、目は焦点が定まらない。

かつて盛られた薬の中毒症状にそっくりの異常。
苦しんで苦しんで、やっと克服したはずなのに。
またしても体を蝕みに襲い掛かってきたのだ。
519
(1): アンジェリカ@薬師 2013/05/28(火)04:09 ID:t.9fb7gI(1/13) AAS
>>518
「クルさん?!」
 今の彼女は下宿住まい。
 ここに泊まってますからとメモは渡してあったが。
「あ…、もうそんな頃ですか。」
 離脱症状のぶり返し、ありえない話ではない。
 
「肩を貸しますから、少し横になっていて下さい。」
 目を覗きこんで瞳孔の反応などを確認する。
 作用はきついのに、やたらと効き目が長い。
省3
520
(1): クル@旅人 2013/05/28(火)04:18 ID:6DYDf31Q(2/11) AAS
>>519
「ありが、と……」
肩を貸され、ベッドに寝転ぶ。

「手と足ですか……なんだかぴりぴりしています……」
瞳孔は定まらず、かくかくと手足が動いている。
痺れと痙攣の症状もあるようだ。

合成されたものでも、天然のものでも、非常に依存性と後遺症が強いもの。
これが町にはびこれば間違いなく壊滅するだろう。

「ところで、模様替えですか?
 コウモリのようなものが、上に飾っていますけどー」
省2
521
(1): アンジェリカ@薬師 2013/05/28(火)04:28 ID:t.9fb7gI(2/13) AAS
>>520
「痺れあり、幻覚あり…。
 どこで誰に吸わされたかの記憶はありますか?」
 腕に引っかき傷等がないかも確認しながら尋ねる。
 禁断症状の苦しみから自傷行為に走る者もいるからだ。

「飾りじゃなくてランタン掛けですよ。」
 否定はしない。
 頭の中で幻覚が怪物にでも化けたら大変だ。
 暴れるクルを押さえつけるのは骨が折れるだろう。

 それも文字通り。
522
(1): クル@旅人 2013/05/28(火)04:43 ID:6DYDf31Q(3/11) AAS
>>521
「どこで、誰にですか……
 あそこですね、助けてもらった、あの森で……
 パイプの煙を金髪のエルフの女の人に……」
途切れ途切れに言葉を紡ぐ。
最初に倒れていた森が始めの場所。金髪のエルフと言っている。
ただアンジェリカの記憶の中にある似たような人物は男のはずだが……

「傷、ですか? ちょっとあるかも知れませんねー
 倒れて意識を失いそうでしたから……」
数箇所傷が見える、それは引っかき傷と言うよりは軽くえぐれているような気がする。
省4
523
(1): アンジェリカ@薬師 2013/05/28(火)05:03 ID:t.9fb7gI(3/13) AAS
>>522
「そうですか…。
 でも記憶も意識も残っているようで安心しました。
 先に怪我の手当をしましょうね。」
 まさか知人の仕業とも考えず、女の人…とだけ確認する。

「麻酔も少し効いてますが染みますよ。」
 ここまで来れば並んだ裂傷だ。
 ツンと鼻につく匂いの傷薬を垂らし、手早く傷を縫っていく。
 その上にガーゼを貼り付けると傷薬の成分が固まって来た。

「あのランタン掛けは近々取り替えるんですけれどね。」
省4
524
(1): クル@旅人 2013/05/28(火)05:13 ID:6DYDf31Q(4/11) AAS
>>523
「治療が早かったのがよかったのでしょうねー」
少しずつだが血色が戻ってきた。
安心感からだろうか、少しだけ依存症状が抜けているような気もした。

「っと、しみる痛みはなれませんねー」
顔をしかめる。かなりの痛みだが、不安にさせないように我慢。
それでも結構な痛みは顔に出ている。

下手な男よりも大きい、180近いのではないだろうか。
おそらく薬も人間よりは耐性があるはずなのだが……

「あら、興味深いですね。
省2
525
(1): アンジェリカ@薬師 2013/05/28(火)05:31 ID:t.9fb7gI(4/13) AAS
>>524
「大丈夫…そうですね。抜糸の仕方は解ります?
 最低でも3日程はそのままにしておいて下さい。」
 洗面器で手を洗い清潔な布で拭う。

 さて、禁断症状の対処を考えてみる。
 前回は別の麻薬を使って禁断症状のみに対処した。
 快感や多幸感を充足できれば麻薬の苦しみは和らぐ。
 とはいえ、この方法を続けても依存先を変えるだけだ。

 快感を引き起こす機能と、それを感じる機能は別々に存在する。
 そして麻薬は薬でそれらの能力をサボらせる事で弱くされてしまう。
省5
526
(1): クル@旅人 2013/05/28(火)05:39 ID:6DYDf31Q(5/11) AAS
>>525
「抜糸ですか?
 抜いてもらってばかりでしたけど、形くらいならー」
さすがに引きちぎるようなことはしないだろう。
滞在している猫の目にも、抜糸くらいならできそうな人はいる。

しかしここまで強烈な麻薬。
誰が何の目的で作ったのか、または採掘しているのか……

「眠気ですかー、そうですね、私は眠気が来ることにはなれてますしねー
 この腕輪、はずすと魔力が体中に行き渡る代わりにすぐ眠くなるんですよねー」
竜の鱗で装飾された、彼女がいつも身に着けていた腕輪。
省2
527
(1): アンジェリカ@薬師 2013/05/28(火)05:46 ID:t.9fb7gI(5/13) AAS
>>526
「その腕輪にそんな効果があったのですか。
 では今回はこの方法を取らせていただきますね。」
 抜糸の心配もなし。
 処置も今は苦痛を眠気に変える方法で様子を見てみよう。

 それにしても毒抜きが出来るならそれが一番ありがたい。
 街に出回っている麻薬の情報など分からないし、
 彼女の話ではそういうものに身体を蝕まれた感じはしない。
 とにかく気になる。

「ふぅ…どうしてこんな事になったのでしょうね。」
528
(1): クル@旅人 2013/05/28(火)05:53 ID:6DYDf31Q(6/11) AAS
>>527
「これを取るほど本気になれる相手は、なかなかいませんけどねー」
竜と言えば逆鱗。彼女に鱗はないが、これが逆鱗なのかもしれない。

「さー、どうでしょうね。
 案外たった一つの間違いから生まれた結果かもしれませんねー」
たった、一つ。
薬を盛った相手に出会ったこと?
盛った相手が逃げる羽目になったこと?
それとも……心当たりはいろいろあった。

「ただ、とても甘い匂いがしたのは覚えてますよー
省4
529
(1): アンジェリカ@薬師 2013/05/28(火)06:01 ID:t.9fb7gI(6/13) AAS
>>528
「それは…取ると危険なものでもあるのですね。」
 ちょっと冷や汗。
 仮宿でポロッと外れたら困るではすまないだろう。

「心当たりはあるわけですね。
 ところで甘い香りと夜でも光る…ですか。
 よくわかりませんが、それは記録しておきます。
 喫煙による摂取。一回で依存症になる程の効果。
 放っておくには恐ろしすぎる薬ですので。」

「それから体重計に乗ってもらえますか?
省1
530
(1): クル@旅人 2013/05/28(火)06:30 ID:6DYDf31Q(7/11) AAS
>>529
「ええ、だから自分の意思ではずすようにしないと外れないようにはできていますよ」
危険物そのもの、逆鱗には簡単に触れさせないように工夫されている。
ずっと身に着けていても飽きないように、竜人族独特の装飾がされ、知らないものから見れば華美なアクセサリーだ。

「よろしくお願いしますねー……」
裏社会でなくても、薬を専門に扱う医師なら知っているかもしれない。
それほど強烈な薬ならば、どこかで聞いた医師もいるだろう。

「体重、ですかー……
 ちょっとはずかしいですけど、わかりました」
顔色は悪いままだが、ふらふらと体重計に向かう。
省5
531
(1): アンジェリカ@薬師 2013/05/28(火)06:49 ID:t.9fb7gI(7/13) AAS
>>530
「なるほど、ただのアクセサリーではなかったのですね。
 でもお似合いですよ。綺麗だと思います。」

 地元の医師や魔術師達にあれこれ尋ねる機会を作るしかなさそうだ。
 今のところは薬の情報がまだまだ少ない。

「体重は処方が見つかった時の配合量の目安の一つなんです。」
 何か出すなら人二人分といったところか。
 通常の倍、もしくは1.5倍ほど?

「まだまだ調べないといけない事を残してしまいました。
 ごめんなさいね。今はその症状を置き換えるお薬で頑張ってみて下さい。
省4
532
(1): クル@旅人 2013/05/28(火)06:53 ID:6DYDf31Q(8/11) AAS
>>531
「ありがとうございます。
 そう言われるのはあまりないですからねー」
輝く竜の鱗、ずっと水に浸けていても錆びないように加工された技術。
どれをとっても竜人独自のものだ。

「なるほど、そういうことですかー」
男なら1.5倍で済むが、女性である。
倍にしてもいいのではないだろうか。

「おっと、っと……ならお願いします。
 また調べなければいけないことも、落ち着いたらやりましょう」
省2
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