【地域スレ】レパブリア共和国【第49宿】 (1000レス)
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924(1): ヤロスラヴァ@海賊魔術師 2013/09/10(火)04:29 ID:A5Y8BO32(11/12) AAS
>>923
「は、い……」
今は気持ちの整理がつかない。
後追いをしようとするのは本意ではないのか、自分の意思か、混濁してもうわからない。
バラバラになりそうな思いをつないで、ゆっくりと頷いた。
「私は……死ぬのは怖いです、後を追うとしても、怖くて」
これが正直な気持ち。
過去の自分なら、明日をも知れない命だから喜んで後を追った。
でも、今は? 活力ができて、仲間もできて。恋心も芽生えた。
それがそのまま、生への執着になっている。
省5
925(1): エリク@見習い魔術師 2013/09/10(火)04:36 ID:8X9iRwYI(12/12) AAS
>>924
「あー、それくらいならオッケー」
普通にぎゅっとやりますよ。
髪の毛くんくんするくらいで、
さすがにここで自制心働かせないほどバカではなし。
まぁあと、頭をぽんぽんするくらいはしてもいいかも?
ある程度落ち着いたら、本日は終了ってことで
926: ヤロスラヴァ@海賊魔術師 2013/09/10(火)04:47 ID:A5Y8BO32(12/12) AAS
>>925
「んっ……っ、ん……」
たくさん涙を流して、たくさんぬくもりを感じて。
少しずつあふれる感情を洗い流して、整理して。
1分かもしれないし、1時間かもしれない。
ゆっくりゆっくり流れる時間。
いつしか、どちらともなく抱き合っていた手が離れる。
離れた後、ヤロスはベッドに座り込む。
このまま少し眠ろうというらしい。
「今日はごめんなさい……でも、伝えられて、よかった」
省2
927(1): リィリ@華売り娘 2013/09/11(水)18:52 ID:.vy4sjsk(1/6) AAS
今朝、手紙が届いた。今はお店の裏でその手紙を見て、ため息をついてしまう。
あたしの買い手が決まったとの知らせだった。
オヤジは上機嫌だった。かなりの高値で、あたしは買い取られたらしい。
この日の為に、おまえへのお触りはゼッタイに禁じていたんだ。
とは、この手紙をあたしに渡す際のオヤジの言。
てっきり、あたしの身体を気遣ってのものだと勝手に思っていたから、その時はショックだった。
この年齢で綺麗な身体をしているのならば、なるほど高値で売れたのだろう。
「はぁ……」
いつも笑わなければ、とは思ってるのに、こればかりは笑っていられない。
それに、かなりの高値で売れたことに少し嬉しく思ってしまったことにも、嫌気が差した。
省4
928(1): ミャウ@猫シーフ 2013/09/11(水)19:39 ID:40LewbQ.(1/4) AAS
>>927
お店の庭木から、鉄棒コウモリの要領でぶらーんと何か登場。
「うれたってきいた、おめでとー」
猫耳は盗み聞きに最適です。
余計なものがいろいろ聞こえます。
「でも売れたとこだいじょーぶか?
しりしかキョウミねードヘンタイだろ?」
なんか内容がエグいことになってますね。
あれか、前を触らず後ろだけってタイプのヘンタイさんか。
いや、その情報が正しいかは知りませんよ?
929(1): リィリ@華売り娘 2013/09/11(水)19:55 ID:.vy4sjsk(2/6) AAS
>>928
「ほんっと、情報が早いっスねみゃーちんは」
うっすらと顔を上げて、その声の主を見る。
まだオヤジ以外の人には話してはおらず、同じお店の仲間にさえ話していないってのに。
毎度のことながら、どうやってこの子は情報を仕入れてるのだろうか。
それはともかく、ピラリと右指でつまんだその手紙を見せつける。
情報は、半分正解の半分ハズレ。そのド変態野郎と、もう一人の貴族の名がそこに記されている。
主にその貴族があたしの購入資金の大半を出したのだろう。良い予感がしない。
「喜ぶべきなんっスかね、やっぱり」
省5
930(1): ミャウ@猫シーフ 2013/09/11(水)20:07 ID:40LewbQ.(2/4) AAS
>>929
「聞こえちゃうんだからしかたねー」
耳をちょいちょいっと指さしましてん。
獣人特性ってやつか。
建物の中から外の話を聞いちゃうタイプ。
「……あかちゃんプレイのひとか。ヘビーだな。」※勘違い情報の可能性があります!
「ミャウはそういうのないなぁ。
ききみみのおしごとあるしな」
間諜としてすでに子飼いなものですから。
さらにまた売りってことは当面なさそうです
931(1): リィリ@華売り娘 2013/09/11(水)20:17 ID:.vy4sjsk(3/6) AAS
>>930
「これ、そんな人なんっスか?」
その情報は初めて聞いた、かも知れない。
顔を上げて、よくよくその手紙を見てみる。少し考えても、やっぱりこの人は知らない。
でもまぁ、どうでも良いや。どうせ買われるのだから、後でイヤでも知ることになる。
どうせ買われるのならば、もっとマトモな人が良かった。
そんな望みは、やはり持たない方が良かったのかも。先輩の言うとおりに。
「……みゃーちんがうらやましいっスよ、ホント……」
省5
932(1): ミャウ@猫シーフ 2013/09/11(水)20:26 ID:40LewbQ.(3/4) AAS
>>931
「まちがってなかったらな、
まえにねーさまのちち、だっこされながら吸ってたなぁ」
※くどいようですが間違ってる可能性があります。
大抵のニーズに応える人らしいけど、そういうのもオッケーなのか、とか
思っちゃいけない。
「ミャウはまほーつかえるのに逃げないのがフシギよ?」
実力でねじ伏せればいいのに派。
手に職あるんだし、わざわざ従う必要ないじゃない
「アイサツとか、じぶんでやらなきゃいみねーし?」
933(1): リィリ@華売り娘 2013/09/11(水)20:48 ID:.vy4sjsk(4/6) AAS
>>932
「逃げれないっスよ、今さら」
顔は上げずに、無理無理と挙げた右手を左右に振る。
あたしの身体はオヤジのものだってガッツリと意識しちゃってるし、今さら逆らえやしない。
それにここで逃げると、きっと後輩たちに良くない結果をもたらしてしまう。
逃げることはできないから、従うしかない。
「それに、挨拶する暇がないんっスよ」
顔は伏せったまま。
省7
934(1): ミャウ@猫シーフ 2013/09/11(水)20:58 ID:7Y/qWKUY(1/2) AAS
>>933
「いちばんだいじなじゅんびは、あいさつよ?」
他の何を置いてもやらなきゃいけないこと宣言。
そこはネコ的に譲れないラインのようです。
他のお手伝いならしてくれそうだけど。
「まーエリちゃは、さいきんオンナでなやんでるしな。
あれはもう、おちるいっぽまえよ」
取られるの確定らしい。
でもネコのものになるわけでもないらしい。
「うんめーはじぶんであけれ、ってねーさまいってたけどなー」
935(1): リィリ@華売り娘 2013/09/11(水)21:13 ID:.vy4sjsk(5/6) AAS
>>934
「挨拶ができるならば、もうしてるっスよ」
できないだけの理由がある。準備や何やらで忙しいのが第一で、あまり人に会うなが第二。
オヤジが人に会うなと言われてる以上、会うわけには行かない。
また折檻されるのはイヤだし、やっぱり後輩はカワイイし、迷惑もかけたくない。
キッチリ教育されてるなぁ、と自覚してまた深いため息を一つ。
「つか、アレは成就しそうなんっスね?」
省5
936(1): ミャウ@猫シーフ 2013/09/11(水)21:26 ID:40LewbQ.(4/4) AAS
>>935
「へ〜んなの。
ミャウがさしちゃうか?」
こう背後から音もなく肋三枚めか喉笛を一撃。
結構経験値稼いでるぜ?
「エリのはシラネ。
さいごにヘタレるからな、いつも」
まぁ、それはそれでいいんだけどさ。
というか、一番大事な人間になるのを避けてる節があるわけで。
誰かがどつく必要はあると思うんだけど。
省1
937(1): リィリ@華売り娘 2013/09/11(水)21:37 ID:XRidPDrY(1) AAS
>>936
「それは許さないっスよ? もう、あっしの前で誰かが死ぬのはイヤなんっスよ」
ただでさえ、看守さんを助けることができなかったことを後悔してるってのに。
そりゃあやっぱり、そればかりも言ってられないのだけれど。
でも、少なくともあたしが原因で誰かが死ぬ、ってのはもうイヤだ。
「魔女は続けるっスよ、最初にした師匠との大事な約束っスから。
売られた先で弟子を見つけて、この術の伝承が途切れないようにしなけりゃならないっス」
でも今度は、師匠のような異常者じゃなくて、あたしのような自由のないものじゃなくって。
できれば、普通の子に伝承したい。
この魔女の術は、決して不幸になるシラモノじゃないのだから。
省6
938(1): ミャウ@猫シーフ 2013/09/11(水)21:45 ID:7Y/qWKUY(2/2) AAS
>>937
「ぶー」
アサシンが副副業の身というか
自由民であることを誇ってるタイプなんでしょう。
今のとこにいるのも自分で選んだから、なんですね。
「あー、えらいとこいったら、ノロイとかもつかわなきゃいけないのか。
ならダイジョーブだな。オヤジもそれ込みでお金もらってるだろ」
政敵の呪殺とかにも使える便利グッズになるのか。
それは考えてなかった。
お弟子さんまで含めて子飼いになるならオッケーね。
省3
939: リィリ@華売り娘 2013/09/11(水)21:55 ID:.vy4sjsk(6/6) AAS
>>938
気配が去ってもしばらくは顔を伏せったまま、できる限り何も考えないようにする。
でも油断すれば、すぐにイラつきはじめてくる。
ここまであたしと、あたしの師匠をバカにするのか。あの猫は。
「……そんなことはさせない……」
もしくは、させたくない。させたくないのだけれど。
「……でも、オヤジには逆らえないし、殺したくもない……」
省6
940(1): リィリ@華売り娘 2013/09/12(木)22:42 ID:sE3Uo7DE(1) AAS
荷物はもうまとめた。今頃は、既にあの屋敷へと送られた後だろうか。
お店の仲間たちとも挨拶を終えて、後は馬車に乗り込み、その貴族の屋敷へと向かうだけ。
しかし、馬車の準備に時間がかかるらしい。
その間、ほんのわずかな時間だけれど、自由時間を貰うことができた。
だとすると、向かう先は一つしかない。猫の目ならば、きっとあたしが知る誰かと会うことができるはず。
「……はぁ……」
酒場では目立ってしまうだろう白無垢姿で、ギィと音を立てて猫の目の戸を開く。
活気のあるいつもの猫の目では、パッと見では知ってる人を見付けることはできなかった。
安堵か落胆か、ため息を漏らす。
「……ま、会わない方が良いかも知れないっスけど……」
省3
941(1): アッシュ@見習い錬金師師 2013/09/12(木)22:48 ID:Khx9IwoU(1/4) AAS
>>940
ギィィィ
落胆か安堵か、どちらとも判別が出来ない表情を浮かべるリィリの耳にドアを開ける音が聞こえただろう。
「あ、お姉、ちゃん?」
「リィリお姉ちゃん……」
省6
942(1): リィリ@華売り娘 2013/09/12(木)22:58 ID:k.aC5/8g(1/4) AAS
>>941
「あっ」
マスターへ事情を伝えようと三歩、四歩と歩いた折に、知ってる子の声が聞こえた。
すぐに振り向き、はじめに言おうとした言葉は「やっと会えたっスね!」と元気も良く、不安にさせないように。
でもすぐに表情を曇らせてしまって、すぐに無理矢理でも笑顔を作る。
あしゅりんを不安にさせたくはない。
「ちょうど良かったっス! あしゅりんに伝えたかった、ちょっとした悪いニュースがあるんっスよ!」
なるべく明るく、冗談のような口調で、事実だけをさっさと伝えてしまおう。
その時はそのように考えて、不自然に声を大きくしてしまった。
省4
943(1): アッシュ@見習い錬金師師 2013/09/12(木)23:07 ID:Khx9IwoU(2/4) AAS
>>942
「わ、悪いニュース?」
リィリのその妙に、明るく反面危うさすら感じる様子と言葉に、怪訝な顔をしながら。
やがて……。
「か、買われた!?」
省10
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