【地域スレ】レパブリア共和国【第49宿】 (1000レス)
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934(1): ミャウ@猫シーフ 2013/09/11(水)20:58 ID:7Y/qWKUY(1/2) AAS
>>933
「いちばんだいじなじゅんびは、あいさつよ?」
他の何を置いてもやらなきゃいけないこと宣言。
そこはネコ的に譲れないラインのようです。
他のお手伝いならしてくれそうだけど。
「まーエリちゃは、さいきんオンナでなやんでるしな。
あれはもう、おちるいっぽまえよ」
取られるの確定らしい。
でもネコのものになるわけでもないらしい。
「うんめーはじぶんであけれ、ってねーさまいってたけどなー」
935(1): リィリ@華売り娘 2013/09/11(水)21:13 ID:.vy4sjsk(5/6) AAS
>>934
「挨拶ができるならば、もうしてるっスよ」
できないだけの理由がある。準備や何やらで忙しいのが第一で、あまり人に会うなが第二。
オヤジが人に会うなと言われてる以上、会うわけには行かない。
また折檻されるのはイヤだし、やっぱり後輩はカワイイし、迷惑もかけたくない。
キッチリ教育されてるなぁ、と自覚してまた深いため息を一つ。
「つか、アレは成就しそうなんっスね?」
省5
936(1): ミャウ@猫シーフ 2013/09/11(水)21:26 ID:40LewbQ.(4/4) AAS
>>935
「へ〜んなの。
ミャウがさしちゃうか?」
こう背後から音もなく肋三枚めか喉笛を一撃。
結構経験値稼いでるぜ?
「エリのはシラネ。
さいごにヘタレるからな、いつも」
まぁ、それはそれでいいんだけどさ。
というか、一番大事な人間になるのを避けてる節があるわけで。
誰かがどつく必要はあると思うんだけど。
省1
937(1): リィリ@華売り娘 2013/09/11(水)21:37 ID:XRidPDrY(1) AAS
>>936
「それは許さないっスよ? もう、あっしの前で誰かが死ぬのはイヤなんっスよ」
ただでさえ、看守さんを助けることができなかったことを後悔してるってのに。
そりゃあやっぱり、そればかりも言ってられないのだけれど。
でも、少なくともあたしが原因で誰かが死ぬ、ってのはもうイヤだ。
「魔女は続けるっスよ、最初にした師匠との大事な約束っスから。
売られた先で弟子を見つけて、この術の伝承が途切れないようにしなけりゃならないっス」
でも今度は、師匠のような異常者じゃなくて、あたしのような自由のないものじゃなくって。
できれば、普通の子に伝承したい。
この魔女の術は、決して不幸になるシラモノじゃないのだから。
省6
938(1): ミャウ@猫シーフ 2013/09/11(水)21:45 ID:7Y/qWKUY(2/2) AAS
>>937
「ぶー」
アサシンが副副業の身というか
自由民であることを誇ってるタイプなんでしょう。
今のとこにいるのも自分で選んだから、なんですね。
「あー、えらいとこいったら、ノロイとかもつかわなきゃいけないのか。
ならダイジョーブだな。オヤジもそれ込みでお金もらってるだろ」
政敵の呪殺とかにも使える便利グッズになるのか。
それは考えてなかった。
お弟子さんまで含めて子飼いになるならオッケーね。
省3
939: リィリ@華売り娘 2013/09/11(水)21:55 ID:.vy4sjsk(6/6) AAS
>>938
気配が去ってもしばらくは顔を伏せったまま、できる限り何も考えないようにする。
でも油断すれば、すぐにイラつきはじめてくる。
ここまであたしと、あたしの師匠をバカにするのか。あの猫は。
「……そんなことはさせない……」
もしくは、させたくない。させたくないのだけれど。
「……でも、オヤジには逆らえないし、殺したくもない……」
省6
940(1): リィリ@華売り娘 2013/09/12(木)22:42 ID:sE3Uo7DE(1) AAS
荷物はもうまとめた。今頃は、既にあの屋敷へと送られた後だろうか。
お店の仲間たちとも挨拶を終えて、後は馬車に乗り込み、その貴族の屋敷へと向かうだけ。
しかし、馬車の準備に時間がかかるらしい。
その間、ほんのわずかな時間だけれど、自由時間を貰うことができた。
だとすると、向かう先は一つしかない。猫の目ならば、きっとあたしが知る誰かと会うことができるはず。
「……はぁ……」
酒場では目立ってしまうだろう白無垢姿で、ギィと音を立てて猫の目の戸を開く。
活気のあるいつもの猫の目では、パッと見では知ってる人を見付けることはできなかった。
安堵か落胆か、ため息を漏らす。
「……ま、会わない方が良いかも知れないっスけど……」
省3
941(1): アッシュ@見習い錬金師師 2013/09/12(木)22:48 ID:Khx9IwoU(1/4) AAS
>>940
ギィィィ
落胆か安堵か、どちらとも判別が出来ない表情を浮かべるリィリの耳にドアを開ける音が聞こえただろう。
「あ、お姉、ちゃん?」
「リィリお姉ちゃん……」
省6
942(1): リィリ@華売り娘 2013/09/12(木)22:58 ID:k.aC5/8g(1/4) AAS
>>941
「あっ」
マスターへ事情を伝えようと三歩、四歩と歩いた折に、知ってる子の声が聞こえた。
すぐに振り向き、はじめに言おうとした言葉は「やっと会えたっスね!」と元気も良く、不安にさせないように。
でもすぐに表情を曇らせてしまって、すぐに無理矢理でも笑顔を作る。
あしゅりんを不安にさせたくはない。
「ちょうど良かったっス! あしゅりんに伝えたかった、ちょっとした悪いニュースがあるんっスよ!」
なるべく明るく、冗談のような口調で、事実だけをさっさと伝えてしまおう。
その時はそのように考えて、不自然に声を大きくしてしまった。
省4
943(1): アッシュ@見習い錬金師師 2013/09/12(木)23:07 ID:Khx9IwoU(2/4) AAS
>>942
「わ、悪いニュース?」
リィリのその妙に、明るく反面危うさすら感じる様子と言葉に、怪訝な顔をしながら。
やがて……。
「か、買われた!?」
省10
944(1): リィリ@華売り娘 2013/09/12(木)23:18 ID:k.aC5/8g(2/4) AAS
>>943
顔は背けたまま、数秒。本心を言おうか、それとも嘘をつこうか、迷ってしまう。
嘘を言えば、こうして買われたことはあたしにも嬉しいことだと言えば、きっとあしゅりんは安心すると思う。
そうするべきだとも思ってる。だけれど。
「……なかなか良い勘っスね、あしゅりん」
そんなことは、あたしが耐えられそうにない。
「正直に言うと、イヤなんっスよ。
ド変態で有名な貴族さんだし、あっしの後輩も何人も買われて、そのまま壊れていったと聞いてるっスから」
省8
945(1): アッシュ@見習い錬金師師 2013/09/12(木)23:23 ID:Khx9IwoU(3/4) AAS
>>944
「そんな……」
「ダメ……だよ、そんなのお姉ちゃんが」
本心を語られる、当然の話だが
涙腺を決壊させ、やっとの事言葉を紡いで答える。
「お姉ちゃんが……壊れちゃうよ」
省4
946(1): リィリ@華売り娘 2013/09/12(木)23:37 ID:k.aC5/8g(3/4) AAS
>>945
「……」
ここから先は、自分で決めるべきか。昨日のみゃーちんにも、そう言われたっけ。
あしゅりんの赤髪を乱暴に掻き混ぜたまま、目を伏せって少し考える。
ホントならば、もうそろそろ迎えが来る頃合いだろうか。あたしが猫の目にいることも知ってるはず。
逃げて良いのか。また思考が止まりはじめようとしている。
このまま、あしゅりんと一緒に逃げて良いのだろうか。あたしは、それを望んでいる。でも。
「ダメっスよ、あしゅりん」
省8
947(1): アッシュ@見習い錬金師師 2013/09/12(木)23:47 ID:Khx9IwoU(4/4) AAS
>>946
「うッ……」
キュッとキツイ位に、その豊かで温かい身体に抱かれる。
「お姉ちゃん……それなら、それなら」
本人は嫌だと言う、アッシュもこんな形の別れは嫌だ。
しかし、2人で逃げる提案をするも、それもまた、拒まれてしまう。
省4
948(1): リィリ@華売り娘 2013/09/12(木)23:58 ID:k.aC5/8g(4/4) AAS
>>947
足音が聞こえる。たぶんこれは、あたしを迎える人の足音、だと思う。
そんな予感がするのだから。
触れ合っていた身体を離して、もういちどあしゅりんの赤髪をかき乱す。
これからあたしがすることに、どうかあしゅりんは嫌悪してくれますようにって、願いもかけて。
「……あしゅりん、お別れっスね。今までありがと、楽しかった、嬉しかった」
猫の目のドアが開く。あたしを購入した貴族さまが直々にあたしを迎えに来たらしい。
もう一人、かのド変態野郎も。これはちょうど良かったかも知れない。
それじゃあ、とだけ耳元で囁いて、立ち上がり、その二人へと向かい合う。
猫の目の外には、警備の者が五、六人ぐらい。この程度ならば、逃げ切れそうか。
省6
949(1): アッシュ@見習い錬金師師 2013/09/13(金)00:10 ID:uADljPas(1/2) AAS
>>948
それは唐突に来た。
来てしまった。
「お姉、ちゃん……」
迎えのようだ、リィリの腕が離され
温もりが消えて行く。
だが、目の前でそれは行われてしまった。
「お姉ちゃん待っ……ッ!!」
省10
950(1): リィリ@華売り娘 2013/09/13(金)00:30 ID:4BSuWqzo(1) AAS
>>949
白無垢が汚れちゃったな、なんて暢気に考えている自分が、少し怖くなる。
騒ぎを聞きつけた警備の人たちも、すぐにこの場へとやってくるはず。
その前に逃げないと。逃げる場所は、もちろんあたしの魔女の家。あそこならば、しばらくは大丈夫。
叫ぶあしゅりんにゴメンなさいと言おうか、少し迷って、振り返りもしなかった。
これできっと、あしゅりんはあたしを嫌ってくれるはず。そう願って、あしゅりんに触れたのだから。
「……」
この国の魔女には迷惑をかけられない。その為の手を、今ここで打っておく。
消そうと思えば簡単にできる魔方陣の痕跡を、この場に残すようにした。これで、この共和国の魔女の仕業ではないことがわかるはず。
それを辿れば、あたしの魔女の家にも容易にたどり着くことができる。
省4
951: アッシュ@見習い錬金師師 2013/09/13(金)00:34 ID:uADljPas(2/2) AAS
>>950
「……」
血溜まりが広がる猫の目の前。
下手人のリィリは、瞬間移動術で直ぐにその姿を消し
後に残されたのは凄惨な現場と、どよめく人々、そして、瞳孔を見開き意識すら虚ろなアッシュだけだった。
952(2): ミャウ@猫シーフ 2013/09/15(日)21:43 ID:5BeCQ8CA(1/6) AAS
【猫の目前】
お店の前で殺人事件、しかも貴族さんを突発的に。
「やるじゃ〜ん、だけどなぁ。
ここでやるなよなぁ」
箒で石灰の粉をぱたぱたとお掃除。
血を吸わせてまとめて廃棄する予定。
ネコとしては、「ヘタくそ―」って言わざるを得ない。
どうせやるならひっそりやればいいのに。
「ああいうのはダメだな。
ほんとダメだな」
省1
953(2): ロイ@アロハシャツ◆mURoET.VKw [saga] 2013/09/15(日)21:55 ID:AS8kBOgA(1/7) AAS
>>952
「なんでこう・・・魔女が殺人やらかす事態が続けて起きるかネェ?」
あきれ果てた様子でやってきたのは町の道場主 ただし派手なアロハシャツにハーフパンツ 麦藁帽子にサングラスと明らかに季節を外している装い
調べに対し
『夏の間は黒い森を攻略していてバカンスを楽しむ暇がなかった』
『雰囲気だけでも感じられれば何でもよかった』
と供述しており 更なる余罪を追及しています
「拙いなぁ・・・これじゃ魔女を危険視する連中が出てきて 悪しき魔女狩りの風習が復活する土壌になりかねん」
そういうと事情聴取を進めている自警団の一人を呼び止め
「巡回員に伝えておけ 魔女を危険視し過ぎて不当な私刑を始める輩が出てくる可能性があるから注意するように 必要なら巡回の人員を増やせ」
省3
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