【地域スレ】レパブリア共和国【第49宿】 (1000レス)
上下前次1-新
このスレッドは1000を超えました。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ
943(1): アッシュ@見習い錬金師師 2013/09/12(木)23:07 ID:Khx9IwoU(2/4) AAS
>>942
「わ、悪いニュース?」
リィリのその妙に、明るく反面危うさすら感じる様子と言葉に、怪訝な顔をしながら。
やがて……。
「か、買われた!?」
省10
944(1): リィリ@華売り娘 2013/09/12(木)23:18 ID:k.aC5/8g(2/4) AAS
>>943
顔は背けたまま、数秒。本心を言おうか、それとも嘘をつこうか、迷ってしまう。
嘘を言えば、こうして買われたことはあたしにも嬉しいことだと言えば、きっとあしゅりんは安心すると思う。
そうするべきだとも思ってる。だけれど。
「……なかなか良い勘っスね、あしゅりん」
そんなことは、あたしが耐えられそうにない。
「正直に言うと、イヤなんっスよ。
ド変態で有名な貴族さんだし、あっしの後輩も何人も買われて、そのまま壊れていったと聞いてるっスから」
省8
945(1): アッシュ@見習い錬金師師 2013/09/12(木)23:23 ID:Khx9IwoU(3/4) AAS
>>944
「そんな……」
「ダメ……だよ、そんなのお姉ちゃんが」
本心を語られる、当然の話だが
涙腺を決壊させ、やっとの事言葉を紡いで答える。
「お姉ちゃんが……壊れちゃうよ」
省4
946(1): リィリ@華売り娘 2013/09/12(木)23:37 ID:k.aC5/8g(3/4) AAS
>>945
「……」
ここから先は、自分で決めるべきか。昨日のみゃーちんにも、そう言われたっけ。
あしゅりんの赤髪を乱暴に掻き混ぜたまま、目を伏せって少し考える。
ホントならば、もうそろそろ迎えが来る頃合いだろうか。あたしが猫の目にいることも知ってるはず。
逃げて良いのか。また思考が止まりはじめようとしている。
このまま、あしゅりんと一緒に逃げて良いのだろうか。あたしは、それを望んでいる。でも。
「ダメっスよ、あしゅりん」
省8
947(1): アッシュ@見習い錬金師師 2013/09/12(木)23:47 ID:Khx9IwoU(4/4) AAS
>>946
「うッ……」
キュッとキツイ位に、その豊かで温かい身体に抱かれる。
「お姉ちゃん……それなら、それなら」
本人は嫌だと言う、アッシュもこんな形の別れは嫌だ。
しかし、2人で逃げる提案をするも、それもまた、拒まれてしまう。
省4
948(1): リィリ@華売り娘 2013/09/12(木)23:58 ID:k.aC5/8g(4/4) AAS
>>947
足音が聞こえる。たぶんこれは、あたしを迎える人の足音、だと思う。
そんな予感がするのだから。
触れ合っていた身体を離して、もういちどあしゅりんの赤髪をかき乱す。
これからあたしがすることに、どうかあしゅりんは嫌悪してくれますようにって、願いもかけて。
「……あしゅりん、お別れっスね。今までありがと、楽しかった、嬉しかった」
猫の目のドアが開く。あたしを購入した貴族さまが直々にあたしを迎えに来たらしい。
もう一人、かのド変態野郎も。これはちょうど良かったかも知れない。
それじゃあ、とだけ耳元で囁いて、立ち上がり、その二人へと向かい合う。
猫の目の外には、警備の者が五、六人ぐらい。この程度ならば、逃げ切れそうか。
省6
949(1): アッシュ@見習い錬金師師 2013/09/13(金)00:10 ID:uADljPas(1/2) AAS
>>948
それは唐突に来た。
来てしまった。
「お姉、ちゃん……」
迎えのようだ、リィリの腕が離され
温もりが消えて行く。
だが、目の前でそれは行われてしまった。
「お姉ちゃん待っ……ッ!!」
省10
950(1): リィリ@華売り娘 2013/09/13(金)00:30 ID:4BSuWqzo(1) AAS
>>949
白無垢が汚れちゃったな、なんて暢気に考えている自分が、少し怖くなる。
騒ぎを聞きつけた警備の人たちも、すぐにこの場へとやってくるはず。
その前に逃げないと。逃げる場所は、もちろんあたしの魔女の家。あそこならば、しばらくは大丈夫。
叫ぶあしゅりんにゴメンなさいと言おうか、少し迷って、振り返りもしなかった。
これできっと、あしゅりんはあたしを嫌ってくれるはず。そう願って、あしゅりんに触れたのだから。
「……」
この国の魔女には迷惑をかけられない。その為の手を、今ここで打っておく。
消そうと思えば簡単にできる魔方陣の痕跡を、この場に残すようにした。これで、この共和国の魔女の仕業ではないことがわかるはず。
それを辿れば、あたしの魔女の家にも容易にたどり着くことができる。
省4
951: アッシュ@見習い錬金師師 2013/09/13(金)00:34 ID:uADljPas(2/2) AAS
>>950
「……」
血溜まりが広がる猫の目の前。
下手人のリィリは、瞬間移動術で直ぐにその姿を消し
後に残されたのは凄惨な現場と、どよめく人々、そして、瞳孔を見開き意識すら虚ろなアッシュだけだった。
952(2): ミャウ@猫シーフ 2013/09/15(日)21:43 ID:5BeCQ8CA(1/6) AAS
【猫の目前】
お店の前で殺人事件、しかも貴族さんを突発的に。
「やるじゃ〜ん、だけどなぁ。
ここでやるなよなぁ」
箒で石灰の粉をぱたぱたとお掃除。
血を吸わせてまとめて廃棄する予定。
ネコとしては、「ヘタくそ―」って言わざるを得ない。
どうせやるならひっそりやればいいのに。
「ああいうのはダメだな。
ほんとダメだな」
省1
953(2): ロイ@アロハシャツ◆mURoET.VKw [saga] 2013/09/15(日)21:55 ID:AS8kBOgA(1/7) AAS
>>952
「なんでこう・・・魔女が殺人やらかす事態が続けて起きるかネェ?」
あきれ果てた様子でやってきたのは町の道場主 ただし派手なアロハシャツにハーフパンツ 麦藁帽子にサングラスと明らかに季節を外している装い
調べに対し
『夏の間は黒い森を攻略していてバカンスを楽しむ暇がなかった』
『雰囲気だけでも感じられれば何でもよかった』
と供述しており 更なる余罪を追及しています
「拙いなぁ・・・これじゃ魔女を危険視する連中が出てきて 悪しき魔女狩りの風習が復活する土壌になりかねん」
そういうと事情聴取を進めている自警団の一人を呼び止め
「巡回員に伝えておけ 魔女を危険視し過ぎて不当な私刑を始める輩が出てくる可能性があるから注意するように 必要なら巡回の人員を増やせ」
省3
954(1): ミャウ@猫シーフ 2013/09/15(日)22:02 ID:5BeCQ8CA(2/6) AAS
>>953
「そのおねがいはダイジョーブ。もうやってる。
めがねーちゃんいたら、あぶなかった」
フフリ
ネコちゃんのお手柄ではありません。
おねーさまのお役目です。
もともと後ろ暗いのが多いエリアなのであまり気になりません。
「てか、ししょーの服、かっけぇな!
そのぼーしくれ」
掃除に飽きてきたらしい。
955(2): ブロンディ@駆け出し冒険者 2013/09/15(日)22:05 ID:UuGM2pX2(1/3) AAS
>>953>>952
事件開始から数十分後、掃除が始まる頃に少年は帰ってきた。
正確に言えば、野次馬が集まっているのに気がついて早めに帰ってきたのだ。
「……え〜と、なにがあったの?」
野次馬退けて、猫の目に出てくる少年。
掃除している中で血のようなものを見て、眉をしかめ。
「けんかで誰かさされた?」
省1
956(2): ロイ@アロハシャツ◆mURoET.VKw [saga] 2013/09/15(日)22:11 ID:AS8kBOgA(2/7) AAS
>>954
「パーフェクトだウォル○ー 駄賃をやろう」
被っていた麦藁帽子を取ってミャウの頭にかぶせようとする
「とりあえず表の道は自警団に押さえつけてもらって 裏の道もOK 後は富裕層 特に権力持った連中をどうやって押さえつけるかだ」
ついでに厨房へ行き バスケットの中のバターサブレを一枚失敬し
「ほ〜れキャッチしろ〜」
ミャウに向けて軽く投擲しましょう
「もしも権力持った連中が今回の件を危惧して何かしらの介入をしてきたとしたら 人種の坩堝であるヴェリアプルにとってよくないことになるやもシレン
ああまったく人の迷惑を考えない連中ばかりよ」
ある意味犯罪者と同列に扱われる傭兵冒険者 本来危険なはずのオーガなどが一つの町に集まる稀有な場所 その理知簿が外部から壊される危険性だってある
省2
957(1): ロイ@アロハシャツ◆mURoET.VKw [saga] 2013/09/15(日)22:14 ID:AS8kBOgA(3/7) AAS
>>955
「魔女が貴族を殺害の後逃亡した 現在実況見分と聞き込みの真っ最中だ」
イスに座った道場主(アロハシャツ)が疲れたように言う
「どうやらアッシュが事件の一部始終を見ていたらしいんだガ 相当ショックを受けたみたいで呆けていやがる
今は宿にいた客やらに聞き込み調査中だな」
958(2): ミャウ@猫シーフ 2013/09/15(日)22:15 ID:5BeCQ8CA(3/6) AAS
>>955
「クソまじょりーりがふたりぶっころよー。
しかもこんどはえらいヒトな。ヘンタイだけど」
喧嘩どころじゃありませんでした。
どうすんだこの参上。
「まほーつかいならバレずにやれってなぁ」
ハデにやったってことは、ハデにやる意味があったってことなんだろうけど、
にゃんこの頭ではそんな必然思いつきませんて。
>>956
ぽふっ。
省6
959(2): ブロンディ@駆け出し冒険者 2013/09/15(日)22:21 ID:UuGM2pX2(2/3) AAS
>>957
「……そのまじょの名前は?」
リシャールならもう死んだはずだ、と表情を険しくする少年。
しかし、なんでまた。狂気とは伝染するものなのだろうか。
「わーわーわー……しっかし、あー」
改めて地面を見る少年。よく見ればまだ赤い所がちょこちょこ
薄くでありながらも確認できる。
>>958
省11
960(2): ロイ@アロハシャツ◆mURoET.VKw [saga] 2013/09/15(日)22:31 ID:AS8kBOgA(4/7) AAS
>>958
「アホwwwwwww」
orz状態のミャウを見て大爆笑 テイク2はございませんので悪しからず
自分はもう一枚失敬した無傷のバターサブレをサクサクなう
「朝市で買った安物だから穴あけていいよ まぁしばらくは逃げた魔女を追いかけつつ 貴族達がどうアクション起こすか様子見だなぁ
今回の一件のほかに 脱獄したリシャールについても調べにゃならんし 自警団はしばらく休み無しか ナンマイダ」
「しばらくは自警団も殺気立つだろうし ミャウ しばらく仕事は控えたほうがいいぜ?」
>>959
「いや 今甘いもの食べてるから後でもらうよ」
スマンねと軽い謝罪をいれて ジュースに口はつけなかった
省5
961(2): ミャウ@猫シーフ 2013/09/15(日)22:38 ID:5BeCQ8CA(4/6) AAS
>>959
「そ、りーり。
まじょってかな、ああいうのはジブンが好きすぎてな
ゼンブがきらいになってんのよ」
だからこの世全部壊したくてしょうがない。
後始末が面倒。
「どっかのあくまとおんなじ。
アタシはここにいるーってみせたいだけ」
結局落ちたバターサブレは砂はらって食った。
スラム育ちの胃袋は鋼鉄製。
省7
962(2): ブロンディ@駆け出し冒険者 2013/09/15(日)22:45 ID:UuGM2pX2(3/3) AAS
>>960
「あぁ、そう」
じゃあコップは近くに置いときましょうか。
よいしょっと、
「何かんがえているかわからない、か。
う〜〜〜ん」
大きく呻き悩み始める図。
そういえばリシャールとクエストをこなしていた頃も
そう思っていたなぁ、とふいに思い出し。
省12
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 38 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.084s*