【地域スレ】レパブリア共和国【第49宿】 (1000レス)
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(2): オセ@魔女 2013/09/21(土)23:13 ID:YIuukxIU(2/4) AAS
>>979

サーカス団とのこと。なるほどだから、珍妙不可思議な方たちが揃っているのか。
具体的には、翼を持つ人や液体状の人。
それとこの子は……やはり、人ではないような気がする。

でも、ロイさんと話しているのだから、きっとこの町に有益をもたらしてくれる人たちなのだろう。
少なくとも、私たちよりも。

「かわいいだなんて、そんな」

その言葉がお世辞とはわかっていても、どうしても顔がほつれてしまう。
かわいいだなんて今の今まで言われたことなかったし、私だってかわいいものは好きだ。
かわいくなろうとしたことはないのだけれど。
ともかく、挨拶ついでに右手を差し伸べられる。両手でカボチャを抱えている以上、その手を見て少し困ってしまう。
カボチャをおろして、こちらも手を差しのばそうか。それとも、そのまま少し無理矢理にでも手を差し出そうか。
少しだけ迷ってから。

「オセです。お察しの通り、魔女です。ハロウィンでサーカスをするのですね、楽しみにしています」

カボチャは地面に置くことはできず、結局は抱えたまま、こちらも右手を差し出す。
両手に抱えるほどの大きなカボチャのバランスがグラリと崩れるまで、残り数秒。落下物にご注意ください。

>>983

「魔女はイタズラをする側ですよ?」

なんて、イタズラそうに笑いつつ。

「イタズラをする側だから、むしろお菓子は貰う側なんです。
 貰ったお菓子は、もちろん子どもたちと一緒に食べながら、少しお話なんかしたり、やっぱりそこでもイタズラしたり」

例えば貰った紙に包まれているチョコレートは、袋を開けたらただの小石だったり。
他にも、カボチャが勝手に動いたり、置物だと思っていたカラスが鳴いたり。
飴は甘くなくて、無味無臭の水の味。でもジッとガマンして舐めていたら、次第に甘くなってくる。
そんな魔女のイタズラ。

「で、この大きなカボチャでそのカボチャオバケを作ろうとしてるのですが」

よいしょ、っと抱えているカボチャを持ち直して。

「いかんせん、作業場がどこも埋まってしまっていて……。
 色々と中に仕込むために、余り人に見られたくないのですよ」

やっぱり、イタズラそうに笑う。
このカボチャは、ケタケタと笑わせるつもり。その為には色々と準備をしないと。
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