【能力者学園も】能力者スレ外伝【その他本スレで出来ないネタも】 (520レス)
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95(1): 2013/03/01(金)00:47 ID:Jfel1XAU0(16/78) AAS
>>94
【イライザの口から次々と溢れ出る際どい言葉】
【耳を通る度に、コロコロと表情が変わるのは、きっとこの少女の性格の表れで】
「いや……えっとー……それじゃあ、何時か機会があったら……ね?
んとー……春休みとか、夏休みとか……その時になったら一緒に入ろっか
あ、でもでも!洗いっこは無しだよ?!それは絶対駄目だよ?!」
【何処か気恥ずかしそうにすれば、視線を合わせる事無く告げるのだろう】
【何時か機会があったら――――何とも無難な言葉ではあるが、この少女も機会があれば入りたいと思っているのは事実で】
【だからこそ、無難な言葉の一歩先。具体的な時期を表して】
【その間に自分の秘密をさらけ出すことが出来れば――――そんな小さな呟きが、心の内で漏らされ】
「こう……かな?
えへへ……手を繋ぐのって何か気恥ずかしいね――――うわっ?!」
【しっかりと絡めた指。自分が落ちる事の無い為、という意味も含めてだが――――】
【他にも、一緒に帰宅する友人と繋がっている為なんて意味も含まれて居て】
【言い終えた直後に感じる浮遊感。驚きの声を上げた頃には、もう足の裏が着く場所も無く】
【暫くの間は、イライザと共に空の旅を楽しんでいたのだろう】
【時々悪のりしてみたり、或いは少し寄り道してみたり――――ちょっとだけ、帰宅時間を遅らせて】
【そんな時、彼女から紡がれた問い】
【何と答えるべきか――――僅かな間。その間に様々な考えが脳裏を巡るけれど】
「――――気にしなくても大丈夫だよ
何でも無い事だし――――もし、“何でもあること”なら……
何時かまた、キミに話させて貰うから、ね」
【浮かべるのは、曖昧な笑み】
【初対面で有りながらも、殆ど心を許せる――――然れど、其れを語らうには、まだ何処か心の端で抵抗が残って】
【気にしなくて良いからさ――――今一度呟かれたのは、その声だろう】
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