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589: 名無し三等陸士@F世界 [] 投下が途絶えておりますなぁ・・・・ さびしいもんです http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/589
590: 竜神様の中の人(ドキュメントダーク風味) ◆gIMSpc5V.M [sage] 多分こっちが本当の今年最後の投下になるかな? ある意味、彼女たちの勝利な話。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/590
591: 竜神様の中の人(ドキュメントダーク風味) ◆gIMSpc5V.M [sage] 帝国放送協会 「ドキュメント 民営化のその日 ――帝娼CEO 高尾お春――」 2007年11月3日放送 今月1日に民営化された、神祇院開発公社娼婦部改め帝国娼婦販売株式会社のCEO、高尾お春女子は既に齢100に達するというのに体は20代後半のプロポーションを維持していた。 「そりゃ、黒長耳族、いまは神森家と呼ばれているんでしたっけ? あの不老化処置の第一世代ですから。私は」 1941年に竜と共に彼女達異世界の民がやってきた事による最大の技術革新は魔法による不老処置化だろう。 これにより、男女とも老いを無くす者が華族や資本家層に続出、深刻な格差問題の一旦となっている。 「今だから話せますが、不老化による格差問題がこうなる事を黒長耳族は最初から想定していたそうです。 実際、彼女達が居た世界でもこの問題が発生し、ついに解決はしなかったそうですから。 ただ、向こうと帝国と違う所が一点あるとすれば、この不老化技術の第一世代が私達遊女達だったという事でしょうね」 黒長耳族の帝国社会への参加で一番割りを食らったのは、遊女と呼ばれた娼婦達だった。 彼女達は自らを売り込むために格安の値段で己の体を差し出し、それは娼婦として生活していた女子最貧民層を直撃する事態となる。 「あの当時、昭和16年はえらい大凶作で。 まぁ、江戸末期からこのかた米についてはなかなか安定しなかったですから。 私もそうやって凶作時に売られて吉原に入ったんです。 彼女たち黒長耳族の脅威は彼女達が体を売り出してからすぐに分かりましたよ。 何しろ、異世界から入ってくる彼女達黒長耳族、獣耳族はぶっちゃけて言えば全員娼婦みたいな物ですからね。 既に昭和17年の秋には吉原の売り上げが半分以下に落ち込んでいたんですよ」 最貧民層から最低とはいえ雇用を取り上げるという意味を分かっていた内務省は黒長耳族を管轄する神祇院とはかり、彼女達貧民層娼婦の救済に乗り出した。 それが、不老化技術の使用による永久娼婦化および高価値商品化、のちに「アメノウズメ」計画と呼ばれるものである。 「不老化技術の魔法そのものは既に異世界で完成していました。 異世界で一般的技術として普及しなかった理由として、大量の魔力使用が前提になる事、技術そのものが貴族達特権階級によって独占・秘蔵されていた事があげられます。 私達にとって運が良かったのは、撫子様という魔力供給炉があって無尽蔵に魔力が使えた事と、魔法技術者として異世界でも優秀である長耳・黒長耳族が協力してくれた事でしょう」 不老化は儀式魔法の一種で、体の隅々にある種の媒介液を塗り続け、数ヶ月間魔方陣内で媒介液で体の細胞を魔法で変容させていく事によって行われる。 「不老化にも二つの大きな欠点が存在します。 一つは変化――成長――を固定させてしまうので子供を生む事ができなくなるという事。 まぁ、大地の眷属たる長耳族や黒長耳族とは子供が残せるのでこれはさしたる問題ではないのですが…… もう一つは、体の変化は止められても心の変化までは止められないのでその心の老いにたえられなくなる事です」 カルマ、因果と呼ばれる人の業のは魂に働きかけるので、これの変化阻止まではついに異世界人もできなかったという。 もっとも、できなかったというより業まで弄った結果人形のように感情をなくしてしまい、人ですらなくなったという伝承があるのであえていじらなかったのかもしれない。 「そして、不老化技術によって60代の女性で20台後半の体にする事は簡単になりました。 ですが、人生をやり直したいという人もいるのも事実です。 そんな彼女達が行うのが魂のリセット『再生』です」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/591
592: 竜神様の中の人(ドキュメントダーク風味) ◆gIMSpc5V.M [sage] 高尾CEOの案内で、帝娼吉原工場を案内される。帝娼はこの吉原以外に国内に10ヵ所の工場とショールームを持ち、更に14ヵ所に医療・魔法・教育施設を持つ。 巨大な魔方陣が施された試験管の中で、裸の女達が口や局部に管を通され栄養と排泄物を管理されたままその巨大な溶液の中に浮いている。 「こちらは不老化処置にかかる時間は個体差もありますが大体半年を目安にして体の調整を行っています。 最近は科学技術も行使して、クローンによる内臓交換をした上での不老化魔法の使用を行っています」 中には、17・8だろうか、乙女と呼んで差し支えない女性から少女と呼ぶのが相応しい女性までが培養液の中に浮いている。 「現在の不老化処置のラインは、一日に約1000人という所でしょうか。 お客様の依頼が八割、帝娼が抱える商品が二割の割合になっています」 次の扉をあけると淫靡な声が部屋中に響き渡る。 「ここが再生処置室です。 魔道生物モルボルに犯されることによって、彼女達は赤ん坊に戻る事ができます。 この技術だけは科学とは別の純粋な魔法技術ゆえにモルボルの改良は行えても、その行為、つまり捕食=犯すという事を改善する事は未だできていません」 この触手と口しかない魔道生物に犯されているのは30代の女性以下しかない。 「このモルボルは性行為によって人の魂の業を餌にしています。 当然捕食する事が目的ゆえ、餌となった人間は本来跡形も無く溶けてしまうのです。 ですが、因果を取り除いた無垢な魂でしかも生きたいと強く望む者はその魂が骨のように残るのでしょうね。 その魂に体が合わされて、赤子や幼女としてモルボルから排泄されるのです」 モルボルに女性達が犯されている部屋はこまかく区切られている。 「ここが第一段階、まだ犯されて一週間程度の部屋です。 みんな、若そうなのは、この再生に挑む前に不老化処置で体を若くさせているんです。 40代、50代の体では一月以上犯される行為そのものに体が耐えられないので」 自ら腰を振り、触手に蝕まれて嬌声をあげる女達はみな焦点の合わぬ目で快楽を貪り、通り過ぎる我々を見もしない。 その隣になると20代ぐらいの女達が同じ様に快楽に狂っているがモルボルの数が少し少なくなっている。 「不老化した40才の女性で36%。これが再生の成功率です。 不老化した場合の寿命は、平均で65歳。 そして再生後は誰かに生活全般を見てもらわないとならない。 それもあって再生するにはやはり覚悟が居るし、技術が再生より不老に向けられるのは仕方ない事なのでしょうね」 良く見ると、快楽を貪る女性達には識別の首輪がつけられ、それぞれ番号が振られている。 「この様子はネットでリアルタイム中継されており、『誰が生き残るのか?』というトトカルチョも行われています。 これも帝娼の収益の大きな柱になっており、収益の一部は再生に成功した子供の育英と支度金に使われるんです。 再生は一度成功すると、それ以降の成功率がぐんと上がる傾向があります。 そして性行為の感度も上がるので商品として凄く高値がつくんです。 既に人間でも二度目の再生を行って再生長者になった者もいるんですよ。 私もそんな一人です」 不老化・再生技術を持ち込んだのが黒長耳族だった事もあり、帝娼の人間は所属する従業員=娼婦を「商品」と呼ぶ。 これは、異世界において徹底的に差別され続けた彼女達黒長耳族の人類に対する皮肉も込められている。 彼女達は生まれてから千数百年の間、一度として人権を与えられなかったのだから。 黒長耳族は早く帝国にとけこもうと帝国の遊女文化そのものの全面継承を打ち出し、多くの江戸期の遊女風習なども復活させた。 案内してくれている高尾CEOの高尾の苗字も吉原の伝説の遊女高尾太夫から取っており、この苗字は次期CEOにも受け継がれるという。 このような風俗を継承する彼女達帝娼の「商品」を、欧米列強が性のモラルにおいて悪魔のごとく蔑むのもこのあたりに理由がある。 とはいえ、帝娼の「商品」、特にかつて江戸の富豪がやったような商品を花魁姿で箱に詰めて送る最大の輸出先がその欧米列強であるというのは皮肉以外の何者でもないのだが。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/592
593: 竜神様の中の人(ドキュメントダーク風味) ◆gIMSpc5V.M [sage] 部屋の中央部では10代の女性がやはり触手の快楽に狂っている。 その中の一人の女性は他の女性と違い、あきらかにお腹が膨らんでいた。 「あ、あの女性をみてください。 彼女の最後とその代償の果てを」 いったのだろう。獣のような叫びをあげて潮を吹き痙攣する彼女から触手が外され、その外された穴から子供のモルボルが次々と生まれてゆく。 「モルボルにとって私達は餌であり、苗床でもあるんです。 彼らが何を基準に種付けするかはまだ分かってません」 モルボルを全て吐き出した女の姿が消えてゆく。 まるでできの悪いCGのようにゆっくりと消えてゆく。 四肢を痙攣させ快楽の果てに溺れて、涙を流し、涎をたらし、鼻水までだして快楽に狂った顔を晒したままゆっくりと消えてゆく。 それが、生物としての彼女の最後となった。 「先にも言いましたが、この再生技術で成功するのは40才で36%。 それ以下は大体一才ごとに1%成功率があがります。 不思議なもので、この部屋を見せてもここに望んでくる多くの女性は不老化より再生を望むんですよ。 きっと、本当に生まれ変わりたいのかもしれませんね。 そけだけの因果を背負って生きたくなかったのでしょう」 淡々と語る彼女の声に悲しみを感じるのは何故だろうか? 最後の部屋にはモルボルが口を咀嚼して幼女を弄んでいた。 「ほぼここまで来ると、消される心配はありません。 あとは口から彼女達を吐き出したのを保護するだけです。 彼女達は成年まで帝娼が全責任をもって保護・育成します。 多くは、第二の人生を生きるのですが、そのまま私達の商品となる人もいます」 なお、記憶については幼女時には容量が足りなくて封印されているらしく、成長と共に少しずつ思い出してゆくのだという。 この部屋のモルボルの数は最初の部屋の半分にも達していなかった。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/593
594: 竜神様の中の人(ドキュメントダーク風味) ◆gIMSpc5V.M [sage] 工場から出て、今でも昔の雰囲気を残す吉原の女郎宿街を歩く。 「『商品』の供給ルートは主に三種類あります。 一つは神森、つまり長耳、黒長耳社会によって育てられて商品として志願した者。 一つは発展途上国および列強植民地から売られてきた子女達。 最後の一つは最近増えてきたのですが、日本人社会から自ら望んだ者の三つです」 飾り窓よろしく、裸で飾られている女達をここで買う人間は今は殆どいない。 「首輪をしているのは『商品』である証。 今は首輪にJASマークをつけていますが、古い商品だと…たとえばこれですね。お尻にこうやって家畜みたいに刺青を彫られているんですよ。 まぁ、これなんかましな方で、恥丘にJASの焼きこてを押している商品があるでしょ。 あれは、こっちではなく持ち主が帝娼の商品である事を見せ付けるために押したんですよ。 医療技術も進化して跡形も無く消せるんですけど、生きた証でもあるんでしょうね。 引退する人以外は、殆どの人が消さないんですよ。 そして、そんな証がついている商品の方が高く取引される傾向があるんです」 飾り窓の彼女達はそれを見る人がいないにも関わらず、その卑猥で淫らな姿を晒し続ける。 「飾り窓の内側にカメラがつけられていて、ネットで彼女達の姿を見る事ができます。 今ではネットで売買する方が多くなっていますね。 陰部の毛を剃っているのは欧米向けですね。あっちのポルノは剃るのが規定されていますから。 乳首とクリにピアスをつけている娘達がいるでしょ。 あれは、不老化技術を行わずにあのピアスが不妊と老化抑制効果の魔法を常時かけているんです。 つけてない人より老化の進行が1/3抑えられるので60才ぐらいまで子供を生む事ができますよ。 どうして不老化しない商品も売られているのかって? 決まっているじゃないですか。 持ち主が飽きた時に、その『商品』を処分しやすいようにする為です」 そう言って笑う高尾CEOの笑みは達観したと見るか夜叉と見るか視聴者にお任せしよう。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/594
595: 竜神様の中の人(ドキュメントダーク風味) ◆gIMSpc5V.M [sage] 彼女達の死亡率の約四割が主人による処分であり、一時期はこの処分が一番彼女達の死亡率第一位だった事もある。 帝娼が全世界の非難を押し切ってまで推進した東京娼婦先物市場(東娼)はこうした不要となった商品を主人の下から円滑に買い戻す為の苦肉の策でもある。 なお、この東娼が本格的に稼動しだした1970年代後半から死亡率第一位は出産事後の体調不良となっている。 さすがに、科学・魔法技術が発達しても子供を生むというのは女性にとって命をかける仕事である事は間違いはない。 「歓楽街そのものは新宿の歌舞伎町の方に移りましたからね。 今、この街を歩いている男の人はほとんどがバイヤーなんですよ」 昔ながらの女郎街のあちこちに電光掲示板が置かれ、インターネットで世界と繋がった東京娼婦先物市場は人身売買において世界一の取引量を誇る。 日本人 少女 不老 35000万 (-3000) 日本人 使用済 不老 8250万 (+230) 日本人 少女 非不老 12500万 (-1500) 日本人 使用済 非不老 1580万 (-120) 黒長耳 少女 32500万 (+2000) 黒長耳 使用済 12500万 (+800) 欧州人 少女 不老 28600万 (-1800) 欧州人 使用済 不老 6100万 (+150) 「ここ最近は相場は急騰しています。 サブプライム問題を端に発した世界規模の金融不安がここにも押し寄せてきているんです。 我々帝娼の商品は古くは目減りしない財産としても異世界で使用されていましたから。 資源高と同じく、ネット世界の巨額の資本が商品価格を押し上げているんです」 彼らバイヤーは商品を買い取り、そしていらなくなった商品を帝娼に売る。その差額が帝娼の利益となる。 経済問題となるのだが、彼女達帝娼の商品は帝国国債と同じAAAの格付けを持つ。 何しろ、半永久的に金を稼ぎ続ける事ができるのだ。 米国の住宅バブル時に裕福になったと勘違いした中間層のかなりの数が投資として帝娼の商品を買い、結果帝娼もこのサブプライム問題で特別損失を出す羽目となった。 「サブプライム問題は借金の債権をばらばらにして世界各地の国がそれを買い取ったんですが、うちに取ってのサブプライムもこれと同じ構図です。 一人の娼婦を買う事ができない人たちがまとめてお金を出して買う事があります。 それも使用者が商品を使用する町の精液便所的な使われ方だったんですが、ネット取引の結果世界各地に分散した持ち主が投資目的で所有して、持ち主責任があいまいになってしまって商品維持義務が守られなくなっているんです」 東京で働く娼婦の稼ぎが、電脳空間を渡って米国や欧州の持ち主に配当として渡る。 結果、東京の娼婦の管理は代行者が行い、代行者は持ち主への配当と己の利益の為にかなりの無理を娼婦に押し付ける。 この問題は、日ごろ対立している欧米人権問題NGOとも協力して、帝国政府の帝娼への増資とそれを元手とするサブプライム関連帝娼商品の帝娼全面買取という形で民営化前に全面解決を図る事ができたのは幸いである。 「以前の神祇院開発公社娼婦部の時は神祇院を通じて帝国政府から直接の対策が打てたのですが、民営化法案が通ってからそのあたりが円滑に機能せずに解決までかなりの時間をかけてしまいました。 私では無く、戦前の竜神様や銀幕更衣様とか富士御前様とか、前の総裁でもあったフィンダヴェア前総裁の方が優れていたのです。 元は黒長耳族や異種族の方々保護の為にこの組織が作られたのに私みたいな日本人がいるのは正直今でもいいのかなと思います。 けど、神祇院が無くなったの同じ様に、黒長耳族や異種族も日本人として受け入れられたからこそ民営化されたのだと思います」 元々が神祇院下の開発公社の一部門であり、黒長耳族の権益および武器でもあった開発公社娼婦部は、ここ数年来の大改革によって民営化され、これからも莫大な富を帝国に収める事になるだろう。 だが、その道のりは決して平坦ではなかった。 そもそも神祇院の成立が戦前時の動乱期だったこともあってかなりの反対勢力がいた。 だが、神祇院が持つ女を武器にした諜報力は当時の帝国には無くてはならぬものであり、戦時下の強制力が及んでいる間に神祇院は体で体で稼いだ金で反対派を買収・篭絡していったのである。 やがて、冷戦時の諜報全盛時代にその情報を持って時の権力者に常に擦り寄る事によって体制内に巣食っていた神祇院も冷戦崩壊後の省庁再編で内閣情報庁に名前を変えて内閣府に吸収。 そして、与党を真っ二つに割った元総理悲願の郵政民営化騒動に巻き込まれ、道路公団と共に民営化される。 同時に役職勤続時間制限法で長寿種の役職勤務年数に制限がつけられ特権を剥ぎ取られた黒長耳族はやっと日本人と同じくただの人となった。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/595
596: 竜神様の中の人(ドキュメントダーク風味) ◆gIMSpc5V.M [sage] 「私は、昭和20年だったかしら、古株の遊女の一人でもう客のつきも悪くなっていた頃だと思います。 竜神様と黒長耳族をはじめとした異種族がこの帝国にやってきて、吉原の売り上げがどん底に落ちた時期でした。 そんな時に神祇院に雇用されたんです。 私を含めてもう客を取るにはきつい世代を狙って雇用したらしいですから、神祇院なりの私達への贖罪だったんでしょう」 当時の高尾女史達古株遊女に与えられた仕事は富士居住地での黒長耳族の世話だった。 当時、こちらの世界を知らぬ異種族が多く、彼女たちにこの世界の事を教える事が仕事の一つだった。 「もう一つ仕事がありましてね。 そっちがおもな仕事だったんですが、壊れた黒長耳族の性的な世話です」 当時、奴隷や家畜として飼われていた彼女達は性行為しか知らず、それゆえ彼女達は常時発情していたのだった。 魔法で生やされた肉棒を扱き、彼女達を沈め、その穴に彼女達の精を受け、彼女達の子を孕み、そして彼女たちが正常に生活できるようにするのが本当の仕事でもあった。 CEO室に飾られた写真立てにはウェディングドレスと白無垢姿で嬉しそうに微笑むの二人の花嫁の姿の写真が置かれている。 「これが私の主人なんですよ。 かれこれ70年の付き合いでしょうか。 最初は富士の宿舎で合わされて、その晩には主人とやっていました。 モルボルの事を知ったのはここででしたし、それを人間にも使うように進言したのも私達日本人遊女だったんです」 美というのに女は全てを賭ける事を高尾女子達は何よりも知っていた。 そして、それが日本人女性の減少に繋がるという事を理解した黒長耳族達もそれを支援した。 成功率四割という再生治療の導入は案の定上流階級から下層に至るまで日本人女性の絶対的不足を巻き起こし、その穴を埋めるように異種族(もちろん日本人に姿を変えた上で)が座っていったのである。 この日本人女性の絶対的不足が日本での異種族同化の成功と現在では言われている。 「主人とつきあって、10年ですかね。 少しずつ言葉を覚えた主人と更に付き合うために、私は再生技術を使ったんです。 体を幼女に戻して、また主人と付き合うのに10年かかりましたがね。 その頃には主人も少しずつ人間らしくなってて、私を育ててくれたんですよ。 さっきの写真は二度目の再生前にあげた結婚式なんですよ」 恥ずかしそうに笑っている高尾CEOは別の写真を見せてくれた。 「この12人が娘に息子、その下が孫で、ひ孫にその子供たち。 学校みたいでしょ」 こうやって子供たちを紹介する姿は若いのにも関わらずしっかりとお祖母ちゃんになっているのだった。 11月1日。 帝娼はその第一歩を歩みだした。 総資産約10兆、年間総売上約2兆5000億、全種族全人種の娼婦を取り揃える世界最大規模のホルノ企業の誕生である。 その巨大企業を率いる高尾CEOの民営化最初の挨拶をもってもの番組を終えたいと思う。 「かつて人類最古の職業と言われながら、政治や宗教の介入によって社会的地位を著しく貶められていた私達は、今日の日を誇りに思うでしょう。 娼婦という職業が世界に認められ、社会の公器として社会奉仕をするという事がこの民営化にはこめられているのです。 胸を張って生きましょう。 私達はただの娼婦ではありません。 世界有数の超巨大企業を構成し、社会に奉仕する責任を持つ誇りある商品達なのですから」 帝国の竜神様 艶話06 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/596
597: 竜神様の中の人 ◆gIMSpc5V.M [sage] 投下終了。 表のシリアス加速と、こっちの裏テーマの結果、 「明るく楽しいハーレムわっふる」 の書き方を見事に忘れた中の人です(泣)。 裏テーマについてはいつか語ることもあるでしょうが、そもそもこの「帝国の竜神様」を書きはじめたきっかけとなったエロゲーが「奴隷メイドプリンセス」とか「淫堕の姫騎士ジャンヌ」とかなあたりで察して欲しいと(マテ)。 ハーレムわっふるだと「先生を調教(せっとく)しよう!」かな。 リリス系は話が短いからけっこう好きだったりします。 まぁ、そんなのりで続くこっちの裏話。 しかし、本当にこんな未来になるのやら……(遠い目) 現代日本は無理でもせめて冷戦崩壊までに西側に、それもダメならスロベニアやバルト三国ぐらいの国家地位を用意できたらと設定をいじくりまわす中の人でした。 わっふるわっふる http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/597
598: 名無し三等陸士@F世界 [sage] 内容がちょっときついですね(汗 わっふる云々より、考えさせられてしまう内容でした。 しかしこれだと、究極的には日本人は皆、ふたなりエルフになってしまうのだろうか? それはそれで有りのような気がしないでもw http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/598
599: 名無し三等陸士@F世界 [sage] これはまた、重い内容ですな。 人権の観点で見りゃ人身売買なんてとんでもねえ。 もっとマイルド?な国になってしゃっほー!な世界に修正効きませんねそうですね。 個人的にはナーサリィライムが(あんま変わらんがな http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/599
600: 竜神様の中の人 ◆gIMSpc5V.M [sage] 明るく楽しいわっふるを書く為のリハビリしょーとしょーとを突発投下。 ついに日本帝国に空軍が設立され、博之も空軍に移ることとなった。 組織ができれば派閥もできるのが人の世。 撫子という超強力政治カードを持つ博之を自派に取り込む為にあの手この手で勧誘する始末。 博之自身戦闘機乗りだったこともあったので、周りは自然と戦闘機派に所属しているものと思っていたのだが、爆撃機乗り達がそれに異を唱えた。 「彼は都市一つを破壊する機体(撫子)に乗っているから爆撃機派だ」 と。 ここまで強引だと笑うしかないが、それを聞いた遠藤はぽつりとこう漏らした。 「あいつは夜間に(撫子に)乗っているから夜間戦闘機だな」 と。 それを聞いた撫子は激怒した。 「わらわは何時でも何処でもオッケーな万能機なのじゃ!!」 と。 そして、その一部始終を見ていた博之は撫子と遠藤に拳骨をおみまいした。 なお、博之の身柄は「(股間が)戦略兵器だから」というたわけた主張が通ってロケット派が獲得する事になったという。 帝国の竜神様 艶短話 01 本当の理由は、撫子を基地に篭らせたいというのと、篭ってたままの愛の巣と化した基地でひたすら高魔力の卵生産に勤しんでもらえればという政府上部意思が働いたからなのだが。 きっと、このICBM基地は裏コードで「真田ハーレム」とか「撫子の巣」とか呼ばれるんだろうなぁ…… わっふるわっふる http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/600
601: 名無し三等陸士@F世界 [sage] もう少し時間が経てば給油機派が現れたのに・・・。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/601
602: 名無し三等陸士@F世界 [sage] スーパーXだろうが!……と力説したいところだが…… 正式名称:陸上自衛隊幕僚監部付実験航空隊首都防衛移動要塞T−1号 MAIN SKY BATTLE TANK SuperX 空軍所属じゃないんだなぁ,コレが…… http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/602
603: 名無し三等陸士@F世界 [] 作者サマ >>564とか書きません? 明るいハーレムHを某Nice Boat視聴後から熱望しております。 と、ゆーか、あの話のヤンデレお嬢って黒長耳っぽい”色々”してると おもうなぁ・・・ http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/603
604: 名無し三等陸士@F世界 [] 保守 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/604
605: 名無し三等陸士@F世界 [] 竜神のヒトが来ないからなぁ・・・ エッチな話を読みたいんですけどね http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/605
606: 名無し三等陸士@F世界 [] 黒長耳帝國居留三代目のエロパロはまだか〜! http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/606
607: どうせ漏れは期待されてな(ry [sage] 志摩家の朝は早い 『んちゅ、んぷ、ん・・・』 下半身に生暖かさを感じて、志摩は目を覚ました 『ふぅ・・・お目覚めになられましたか、旦那様』 目の前に、白いレースの布がある。ミスミの下半身だ 『今日は・・・れろ、どうされますか?』 手が延ばされて、パンツの筋がなぞられる。準備しますという意志だ 『うん。今日は口で頼む』 『はい・・・あんっ』 志摩はお返しとミスミの大きな胸を揉む、朝勃ちを処理するのは毎朝桂との交代である。ミスミが頭の動きを激しくする 『んぶっ!んんっ!んはっ!』 志摩のモノを唾液でべっとりにしながら吸い上げる。生理的にあらかじめ勃っているモノに、それを耐えるのは難しい 『出るぞっ!』 『んんんんっ!』 ミスミの口内に白濁をぶちまける こくっこくっ・・・こくんっ 喉を鳴らして、ミスミは白濁を飲み干した 『朝食が出来てます』 『わかった』 下半身をしまうと、二人で台所へ向かう。いつもの食事の香りがした 『おはよう』 『ああ、おはよう』 台所から顔を出した桂と、朝の挨拶を交わす 『今、手伝いますね』 ミスミが台所へ消える・・・俺は知っている。彼女達は今、口づけを交わして、舌を絡めあっている http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/607
608: どうせ漏れは期待されてな(ry [sage] 俺の味を共有する行為だ。時たま二人で俺の事を忘れるので、その時はそのままお仕置きの為に襲う。ジャムやバターを秘所や胸一面に塗られた彼女達は非常に美味だ。よがってる間は良いが、事が終わるとベトついて面倒なのがお仕置きに最適な所である 『志摩、ちょっと待ってね、今取り分けるから』 どうやら今日は、普通に食べられるようだ・・・彼女達が手伝ってくれないと、手に持てるもの以外は犬食いするしかないのが、片腕の難しいところだ 『はい』 『ん・・・』 しかし、毎度食事の時に、あーんをしろというのは、なかなか恥ずかしいものだ 『もういいの?』 桂が顔を近づけて聞く 『ああ、今朝のメインをいただくよ』 桂の頭を引き寄せ、唇を奪う 『〜っ!!!』 手を頭から滑らせ、未だ寝間着である為滑りやすいそれを下ろし、尻の方から手を差し入れてみる 『濡れてるな』 唇を離して言うと、桂の顔が真っ赤になった 『旦那様の精液の匂いで、発情するのは私だけじゃありませんから』 桂が何か言う前に、後ろに回っていたミスミが機先を制して言い。がっしりと桂の両手を掴む 『み、ミスミさん!ふぁっ!』 下着をずり下ろして、秘所を露出させる 『では、いただきますか』 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1084291336/608
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