SSスレ(萌え)8 (188レス)
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レス栞
85: 名無し三等陸士@F世界 [sage] >80 コメートって要は空港+専用設備がないと運用できない有人再利用可能 中距離対空ミサイルだからなあ。 今のSAMの運用方針も基本的には敵に避けられてナンボというところがあるからなあ。 そう言う意味では短航続距離迎撃機というジャンルそのものがSAMに食われて消えた感じかも。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/85
86: 名無し三等陸士@F世界 [sage] むむ? http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/86
87: 名無し三等陸士@F世界 [sage] “竜神様”の世界とか“彼の地にて、斯く戦えり”の世界とリンクしたら丁度良くなりそうな世界観のやつを見つけた AA形式だけど・・・ やる夫に男友達ができたようです まとめ ttp://arutema47.blog92.fc2.com/blog-entry-4.html http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/87
88: 竜神様の中の人 ◆NdgHDvOgik [] バイオな竜神様 投下 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/88
89: 竜神様の中の人 ◆NdgHDvOgik [] メイド二人曰く『森へのピクニック』がお宝を引き当てたという報告は即座に撫子三角州において陸海軍の連絡会議に発展した。 黒長耳族か獣耳族か分らないが、推定100人規模の生存情報。 おまけに、彼女らは盗賊たちに捕らわれており虐待されているという。 『カルタヘナの関与か?』という情報もしっかり伝えたはずなのだが、こっちにまでちょっかい出してこないだろうとあっさりと流された。 「まぁ、なんとかなるだろう」 それで大陸で色々と大火傷を負っていたはずなのだがあまり学習していないらしい。 では、情報に長けたてた黒長耳族がこれについて何も言わなかったのも実は、 「まぁ、なんとかなるんじゃないでしょか」 だったりするが、彼女達はちゃんと分析をした上での発言である。 「撫子様もいますし、アニス様もいらっしゃいます。 ロムルスと戦争をしている以上、こちらに勇者を送り出すとは考えられません。 下手に手を出して帝国を敵に回す事は考えているかどうかわかりませんが、この案件でロムルスが押せばカッパドキア共和国を敵に回しかねません。 我々は表向きは新参の国家としてカッパドキアの影に隠れさせてもらいましょう」 で、ここで話が現地部隊の方に移る。 「敵勢力の見積もりは中隊規模。 陸軍は小隊規模で、海軍は大淀に中隊規模の陸戦隊を乗せている。 陸軍は増援を出すのか?」 うまくいっているとはいえそこはお役所。 面子というものがあるから、陸軍に花を持たせようと海軍の連絡士官が話を振るが、陸軍の連絡士官は首を横に振った。 「準備はさせているのだが、現場指揮官はそれよりも連絡線が維持できるかを心配しております」 何しろ数千キロ先での戦場である。 そんな所でどんぱちなんて真剣に考えてなかったので、現場ともどもうろたえているというのが真相だったりする。 廃墟の砦に巣食う盗賊なんぞ吹き飛ばしてしまいたい所だが、それをすると捕らわれている肝心の黒長耳族や獣耳族まで吹き飛んでしまう。 ならば、手持ち火器でなんとかするしかないのだが、弾は使えば無くなるのである。魔法と違って。 「現在の物資量だと、半月持ちません。 元々短期間の作戦行動ですから、大急ぎで火薬にせよ食料にせよ調達する必要があります。 これも現場指揮官からの報告なのですが、既に滞在地のナブレスの生活を圧迫しつつあり、海軍陸戦隊が活動を始めると住民の不満が出かねないと危惧しております」 現場指揮官である辰馬があげた『ナブレスの生活を圧迫』というのは足の問題である。 小隊規模ですら馬が揃わずに牛や山羊まで手配したのだ。 これが中隊規模になると、有り余る金貨を武器に交易馬車あたりを徴発しかねない。 そんな事をすれば、このナブレスが飢える。 そして、これらの物資を兵に持たせるとこんどは正面戦力が薄くなる事を意味しており、現状で増援は来ても邪魔なだけという状況になっていた。 「現状、大淀からあるていどの食料なり物資なりを融通できるとしても先を見据えて九七式大艇による補給の継続をお願いしたい」 「了解した」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/89
90: 竜神様の中の人 ◆NdgHDvOgik [] で、その現場なのだが、大淀の到着を待つ方針に切り替えたために時間ができた事もあって、本来の任務であるピクニック……じゃなかった、メイド隊に近代戦闘を叩き込むというのをナブレス郊外にてやっていた。 冒険者+2つきで。 「つーかさ、寝返ったとはいえ私らまで加えるって、あんたお人よし?」 「まったくだ。 俺達が何もしないなんて考えていないよな?」 捕まった後で大金にて雇われたジャミルナとタハールが呆れ声でこの訓練を指揮する辰馬にぼやく。 もちろん、ねっさ冷めた視線でベルが睨みつけ、監視というか飢えた餌を眺める視線で塩田先生が控えているので手が出せるわけもなく。 なお、彼女達の前の任務は『家畜小屋を焼く』だったから成功扱いでちゃんと後払いの報酬も得ていたり。 その上で、彼女達を雇っているのだから、これ以上ないあてつけである。 同時に、これ以上すると何が起きるか分らない現場レベルでの判断の限界ともいえよう。 「使えてかつ使い捨てて構わない人間が安く手に入ったんだ。 何も問題はないだろ」 「それ、私の前で言う?普通」 ジャミルナがぼやくが、実質的な捕虜扱いである。 このまま砦攻めの斥候に使い潰す気満々だったりするが、捕まった当日に即効で『殺そう』と言ってきたベルよりは穏便な判断だったりするが色々となんというか。 一方の冒険者達は冒険者達で、こっちの世界のメイド隊と組んで小隊と戦闘をしていたのだが近代戦の洗礼をたっぷり受けている最中だったりする。 「はい。戦死」 「待てよ! こんな遠距離で死ぬのか!俺!!」 そりゃ、小銃の射程距離を知らないとティダーロが文句を言うのも無理はない。 その後、兵の一人が適当な的に小銃を撃って黙ってもらったが。 「ならば、打撃軽減魔法をかけて突貫……」 シルドアからシールド魔法をかけてもらったガノンとハイラムが突貫する。 彼らの戦闘パターンなのだろうが、それはただの的になるというが分らないから仕方ない。 「はい。戦死」 「なんでですか!」 自分のシールド魔法に自信があったシルドアが食ってかかるも、同じく実際に適当な的にかけたシールド魔法が銃弾に貫通される様を見せ付けられて黙る。 もっとも、冒険者達+メイド隊の一方的敗北などではない。 フェルナの弓は魔法の加護もあって小銃並みの射程と百発百中で分隊を壊滅に追い込んだのだが、いかんぜん数に押されて潰された。 メイド隊は撫子三角州にて共に住んでいた事もあって、小銃の脅威というものを知っていたしリールという鬼軍曹じゃなかった戦闘メイドの指導の下で対小銃訓練をつんでいたのである。 「石人形を盾にしてつっこんで来るぞ! 手榴弾持って来い!!」 「ちっ! 飛んで来たと思ったら、背後に跳び(空間転移)やがった! 後ろが二人やられた!」 「撃つな!同士討ちになる!」 ああ、なるほど。 リールと同じように育てたというのはこういう事か。 辰馬が哀れみの視線をアンナとナタリーに向けると、心底疲れきった目で同情された。 そのままリールを見ると、表面上無表情だけど尻尾が『褒めて!褒めて!』とわっさわっさ揺れてやがる。 いろいろと実り多い訓練を数日続けた結果、大淀がナブレスの港に入ってくる。 それが、まどろんでいた状況が急変する幕開けでもあった。 帝国の竜神様 バイオハザードなネタ話 09 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/90
91: 竜神様の中の人 ◆NdgHDvOgik [] 投下終了。 久しぶり投稿なのでリハビリを兼ねて。 レス返しはまた今度。 では。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/91
92: 名無し三等陸士@F世界 [sage] 中の人、投下乙です。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/92
93: 名無し三等陸士@F世界 [] 投下乙です。 最近、また1話から読み始めました。 いつ読んでも、馬鹿ップル二人の掛け合いは面白い! やはり、何処まで行っても兵站の問題が付きまとう帝国・・・・ そんな中でも、現地では特訓が着々と身に付いているようですね。 わっさわっさのリールがw http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/93
94: 竜神様の中の人 ◆NdgHDvOgik [] 思いつきの小ネタ。 九七大艇の運用だが、継続的な往復は機体にもパイロットにも負担を強いる。 どこか都合の良い中継地があればいいのだが、あいにく引きこもりを前提にしていたからその手の作戦計画もない。 で、後方参謀こと真田少佐は頭を抱える。 「イッソスだろうなぁ…… あそこならば燃料を置ける商館もあるし」 (ひーまーなーのーじゃー) とテレパス駄々漏れでじゃれつく馬鹿竜を猫じゃらしで適当に遊びつつ考えをまとめる。 (わらわは猫ではないのだぞ!!) 怒るならば、まずその猫じゃらしを目で追うのは止めた方がいいと思う。 ついでにじゃれる気満々なのも控えた方がいいと思う。きっと。 なお、この馬鹿竜様は猫じゃらしの攻略の為によりにもよって猫耳族に教えを請うてこの世界に猫じゃらしが広がってしまうだが、まあどうでもいい話。 「水上機母艦でもイッソスに常駐させるか……待てよ……」 それから二週間後 イッソス イッソスの住民は奇妙奇天烈な帝国の船がやってくるのを見慣れつつあったが、今回のキワモノには大いに目を丸くする事になった。 鉄の船の後ろに何か変なものを積んでいたと思ったらその変なものが空を飛んだではないか。 一応カッパドキア共和国には事前通達をしていたのだが、慌ててペガサスライダーやグリフォンライダーが飛んで来たのはいい笑い話。 こうして、ハワイ攻撃のための飛行艇に補給するために作られた飛行艇母艦『秋津洲』はイッソスにやってきて、飛行艇の修理や補給だけでなく、撫子三角州とイッソス間の無線基地としても活躍し長くイッソス住民に親しまれたという。 この話をバイオの前に入れるか後に入れるかでちょっとシナリオが変わるので悩み中。 では。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/94
95: 名無し三等陸士@F世界 [sage] 乙乙 秋津洲は結局船体規模が小さくてその上通商破壊戦で輸送力不足で飛行艇母艦よりも大型クレーンがあるからと輸送艦扱いが史実だったからまだ本来の使い方で幸せだったかも。 艦長はやはり黛大佐が左遷されてそのままだったりして。 その内二式大艇の輸送機版が引き抜かれるのかな? http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/95
96: 名無し三等陸士@F世界 [sage] リハビリついでの短い本文投下。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/96
97: 名無し三等陸士@F世界 [sage] 東洋の魔都。上海。 そのとある飯店の一室に二人の男が寛いでいた。 とはいえ、紳士に見える二人以外に人はおらず、互いに酒を酌み交わしながら苦々しそうな顔を隠そうとはしない。 正確には、この飯店の中にいる人間は彼ら二人のみ。 日本が抱え込んだ諜報関係種族たる黒長耳族対策として、彼ら英米のエージェントが取った苦肉の解決策である。 それすら危険と考えて、重要な情報交換は互いの意思を漏らさない手紙でのやり取りで行っていたのを変更してのこの会談。 いい話である訳が無い。 「で、今回私を呼んだ理由は?」 呼ばれた男の表向きの職は、国民党への軍事顧問団という肩書きになっている。 だからこそ、現在敗走どころか壊走している国民党軍の内情を本国に悲鳴のように送り続けていた。 「川向こうの共産主義者についてですよ」 呼んだ男は香港在住のビジネスマンという肩書きである。 その肩書きに間違いはない。 ただ、ちょっとそのビジネスの相手が政府であるというぐらいなものだ。 「あの調子に乗っている奴らですな。 それが何か?」 北京無血開場から始まった共産党の躍進はドミノ式に国民党内の各軍閥を共産党に走らせ、国民党軍は淮河で食い止めようとあがいているが、もはやどの軍が忠誠を期待できるか国民党内部ですらわからなくなっていた。 軍事顧問団に属している男は『信頼できる部隊の派遣を--つまり、合衆国のさらなる介入を--』と報告を送っているが、現状それが不可能である事をその男自身が一番良く知っていたのである。 そんな男がさらに絶望する言葉を、ビジネスマンはさらりと口にした。 「ロシア人と本格的に手を握りましたぞ」 「!?」 もともと中国共産党はソ連と協力関係にあったのだが、モスクワ陥落とスターリン粛清にともなう集団指導体制の混乱で関係に変化が出始めていた。 ソ連の弱体化で中国共産党も弱まると判断していた英米はここで読みを盛大に外し、そのつけを今ここで払う事にななっている。 「ロシアには資源と人があるが武器がない。 それを貴国をはじめとしたレンドリースで補っていたのだが……」 「……そのルートがこの大陸を使う事になった為に、川向こうの中国人にも武器が流れるようになって頭痛の種となっていたのはこの間話したばかりだろう?」 淡々と話す男二人。 間など気にしない阿吽の呼吸はこの二人が同じつけを払う同胞意識ゆえか。 一人で払うならば発狂するが、相手がいるなら不幸も山分けという所だろう。 「その中国人どもが義勇軍としてナチと戦うのはご存知で?」 「そうきたか」 ソ連はスターリン亡き後集団指導体制に入っていたが、暗闘も激しいらしく詳しい事はこちらに伝わってはない。 それは、同時に強権を持って人民に死ねと言いにくくなった事を意味する。 とはいえ、かの国にとって人の価値などまだ英米に比べてはるかに安いのだが。 「要するに、我らが支援する国民党が腐りきっていたという事だ。 武器を持ったまま無傷で寝返り続けるから、共産党もそいつらの処遇に頭を痛めていたと。 恩を売って、元国民党軍を厄介払いできるならばやすいものだ」 さすがに、中国人どもを独逸軍の弾の盾に使うほど彼らも愚かではない。 だが、ウラル以西の穀倉地帯や工業地帯を独逸に抑えられたソ連にとって、中国人という使い潰していい労働力はいくらでも欲しがる場所があるのだ。 そして、その分の人員が兵士となって独逸軍に押し寄せる。 「で、ソ連が共産党に払う代価は?」 「資源・及びレンドリース横流しの黙認。 で、資源は満州国で日本人に売るらしい」 つまり、筋書きを書いていたの日本らしい。 そして、その情報はこちらに届いていない。 二人は知らない。 はなから日本本土にそんな意思も能力もなく、黒長耳族もまだ現状把握できていない現場が暴走しているだけという事を。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/97
98: 名無し三等陸士@F世界 [sage] 「忌々しい。 送られる哀れな中国人の数は?」 「第一陣が三十万。 最終的には百万を超えるだろうな」 聞かされた男が立ちくらみを起こしそうになるのをぐっとこらえる。 三十万だと? その兵があれば夏季攻勢の失敗の補充に十分ではないか。 それが最終的に百万以上だと? おそらく、竜会議の後に起こる独ソ戦はソ連からの冬季攻勢によって幕を開けるのだろう。 独逸はまだ夏のモスクワ防衛戦の戦力が回復していない。 おそらく、クリミア半島の戦いよろしく最終的には独逸に押さえ込まれるが、それ以上の攻勢はできない。 それはこの話を伝えた英国人にとっては喜ばしい事だろう。独逸が負けるのだから。 問題は、我ら合衆国だ。 英国の戦時国債で黒字が出るとは言え、この中国市場を日本から狙っていたのは紛れもない事実だった。 それゆえに、一番手っ取り早い日本を引きずり込むという手が打てない。 「そろそろ本題に入ってもらってよろしいか?」 いらつきながらご語気を強める男に、紳士よろしく招いた男は本題を切り出した。 「我らとしても、この地に赤い旗が翻るのを望むつもりはありません。 そこで提案なのですが、中華民国に満州国を承認してもらえないでしょうか? そして、国民党軍崩壊の段階で、信頼できる者のみを連れて満州国に亡命してもらう」 その提案を告げた時も紳士よろしく上品にかつ優雅に彼はその陰謀を紡ぐ。 「満州国を内部から乗っ取ってしまうのです」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/98
99: 名無し三等陸士@F世界 [sage] 投下終了。 工作員の名前が決まらずに苦労したのだけど、割り切ってモブに。 本編に組み込めたらという話なので、ナンバーはなしで。 では。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/99
100: 名無し三等陸士@F世界 [] 乙です。 中の人ですよね? 最終的に国共内戦では国府が勝利した旨、以前の話にありましたので、結末に至るプロセスを期待します。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/100
101: 名無し三等陸士@F世界 [sage] ふと思った事。 500年前にF世界が滅んだ時に撫子達がこちらの世界に来ていた場合、F世界は500年でどう変わるんだろうか。 ダークエルフ達がF世界側に一人もいないと仮定して、殲滅戦が奴隷獲得戦に変わるのが500年早まってたりするのかな。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/101
102: 101 [sage] まとめサイトの設定を読んで少し考えてみた。 まずダークエルフ達がF世界に一人もいないなんて事は基本無いと思ったけど、ダークエルフが500年前の大崩壊の影響で生まれたのならそうでもないのかな(千数百年前から人権が認められていないとの記述もあるけどこれはエルフの事?)。 奴隷獲得戦になるとしてもあの設定だと第二の大崩壊が起きるとかしないと変わらない(エルフによる地力の底上げが凄すぎる)。 変わるのはこちらの世界。 日本については年貢とは収穫高ではなく納税額という事が分かってきたのでダークエルフ達の処遇は大体大丈夫(黒巫女とか烏観音とかカチガラス巫女とか呼ばれそうな)。 中国(地域名だと支那)だと……明なのか(1368年 - 1644年)……この時代の中国人女性、数が減ったら減ったままの様な……。 インドではヴィジャヤナガル王国時代(1336年 - 1649年)。この王国のあとはイスラム教のムガル帝国だけど、王国のまま明とビルマ(ミャンマー)辺りで戦争になる気がする。 欧州では気候変動で小氷河期(中氷河期?)がいきなり来るのでひどい事になる(魔女狩りやポグロムで済むのか? もう一度黒死病が流行った様な被害が出そうな感じ)。 南北アメリカは……インディアンが北アメリカを、インカ帝国がアマゾンまで統べる? シルクロードはモンゴル軍が鉄を作る為の燃料にするまではオーク(ドングリが生る方)の森だったとすると、森が復活して通り易くなりそうな。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/102
103: 龍神様の中の人 ◆NdgHDvOgik [] 久しぶりの本編投下 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/103
104: 龍神様の中の人 ◆NdgHDvOgik [] ロイター通信社横浜支局は横浜港に停泊している貨客船ヘクターに置かれていた。 もちろん、この船が仮装巡洋艦でロイターの皮をかぶった英国情報局の出先機関というのは、帝国内外の情報関係者には知られているのだが。 そんな場所にふらふらと遊びに来た馬鹿竜とその飼い主と従者に一人の男。 まぁ、馬鹿竜と従者とその飼い主ははったり要員なのだが。 「久しいの。 遊びに来たぞ」 「ご無沙汰しております。撫子様に真田様にメイヴ様。 こちらの方は?」 もちろん、英国情報部にいる身から彼の正体は知っているのだが、知らないフリをするのが英国紳士のたしなみである。 とうぜん、それを分かっているけどあくまで向こうが知らないという振りのまま自己紹介をするのもまた、英国を師に持つ海軍軍人のたしなみといえよう。 「はじめまして。 バンコク商会、いや、もうすぐ北崎通商に名を変えるのでした。 そちらに出向しております大井篤と申します」 差し出された手を握りながら、英国紳士も偽りの身分を名乗る。 「ロイター通信社の特派員イアン・フレミングと申します。 表向きは」 最後の一言が出るあたりは一応信頼しているというサインなのだが、それが丸見えの某馬鹿竜様はそれゆえにその機微がわからない。 なんでも見えるとかえってわからなくなるいい例だろう。 「こんな所にいらっしゃるなんて、何用で?」 ヴィクトリアンメイドに茶菓子を用意させながらフレミングが尋ねる。 もちろん、お茶の時間に強襲を提案したのは茶菓子狙いの馬鹿竜様に他ならない。 「何、知人と茶を飲み、茶菓子を前に話を咲かそうと思ってな。 もしかして邪魔だったか?」 優雅にティーカップを持ってフレミングを見つめる撫子はその瞬間のみまるで女王のごとし。 茶菓子を食べだしたら暴落するのがとてももったいない。 「いえいえ。 撫子様でしたらいつでも大歓迎ですよ」 とは言いつつ、東京竜会議の開催に向けて現在各国諜報機関は阿鼻叫喚の真っ最中だったりする。 欧州大戦真っ只中という事もあって東京に情報関係者を送り込む事自体が結構難しく、国内監視について反体制者から蛇蝎のことく嫌われている特高や対外カウンターパートになった神祇院のお膝元で活動するのは難しい事この上ない。 まあ、その神祇院の大物である馬鹿竜様の従者が目の前にいる以上何を言っても無駄というもの。 なお、フレミングが今日ここにいる事を漏らした覚えはない。 情報世界のささやかなご挨拶というやつである。 「何、この大井とやらが賭け事をするらしく、その賭け金を払いにきたそうな。 わらわ達は大井に賭けているので、ちと協力しようと思ってな」 龍神様のお言葉によって、今回の要件がバンコク商会における帝国艦船のレンタルについての事だとあたりをつけたフレミング。 海軍艦船が海上保安隊に移行するとはいえタイ国籍の艦船は多く、その海上護衛エリアはインド洋全域に広がっている。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/104
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