SSスレ(萌え)8 (188レス)
SSスレ(萌え)8 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/
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130: 名無し三等陸士@F世界 [sage] 41による原作蹂躙がはじまるのか……過疎化が進むね http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/130
131: 名無し三等陸士@F世界 [sage] >>130 ますます、寂れるね。 正直他所でやって欲しい気がする。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/131
132: 名無し三等陸士@F世界 [sage] 中の人基準でおもしろければ採用するんだし、ティンとこなければ採用しないんだからいちいち突っかからなくてもいいじゃないか。 自分の考えと違うんだから無視しとこうぜ。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/132
133: 名無し三等陸士@F世界 [] そう http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/133
134: 竜神様の中の人 [sage] 久しぶりにバイオな竜神様投稿。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/134
135: 竜神様の中の人 [sage] ナブレスの沖に錨を下ろす二隻の帝国艦船にナブレスの住民は釘付けとななった。 皆の視線を集めているのが軽巡洋艦大井。 その大きさから、後ろにいる測量艦筑紫はそれゆえに目立ってはいないが、筑紫もナブレスに停泊する木造帆船に比べればはるかに大きいのだが。 大淀の会議室で神堂辰馬は何気なく思う。 「陸軍の神堂大尉です」 「海軍陸戦隊の谷浦大尉と申します」 「大淀艦長。富岡大佐だ」 「筑紫特務艦長。山高大佐」 今の帝国を端的に表しているなと辰馬が思うのは、それぞれの後ろに異世界人がついているあたり。 辰馬の後ろに犬耳族のリールがメイド姿で、海軍連中の後ろには黒長耳族が巫女服姿で佇んでいる。 「今回は海軍の実験に便乗させてもらい、感謝しております」 「いや、こちらもナブレスに拠点があるのとないのではおおいに違う。 協力に感謝する」 異世界において陸海軍の行動が円滑に進められているのは、彼女たち異世界娘達のおかげである。 アンナとナタリーからメイヴ経由で海軍に話が行った以上、断れる訳もなく。 ましてや、陸軍というより辰馬が主導権(何しろ森のピクニック)を早々に放棄していた事もあって、その最初の打ち合わせは実に穏やかに進んでいたのだった。 なお、ナブレスと近郊情報はリールからテレパスで既に後ろ二人の黒長耳巫女に伝えられている。 「こちらが砦の航空写真になります。 ナブレスの町および近隣の地図はこちらになります。 バートン大公領の資料はここに」 「助かる。 表敬訪問なんてものをしないといけない身だとな。 要約しておいてくれ」 富岡大佐が辰馬から手渡された資料を後ろにいる黒長耳族の娘に手渡す。 もちろん、同じものは山高大佐と谷浦大尉にも渡す予定だ。 大淀艦長である富岡定俊大佐は、海大を首席卒業した切れ者で軍令部や海軍省の要職を順にこなしていたエリートである。 同時に対米強硬派の一人でもあり、対米戦が竜神様によって非戦となった結果、竜州に島流しという形でこんな所に来ていたりするのをメイヴからアンナとナタリー経由で辰馬は知っていた。 とはいえ、本人は腐っている訳でもなく、 「尉官時代の陽の当たらない配置に比べれば、一国一城の主。 何を腐る事があろうか」 と本人の言葉。 島流しだろうと、自分の仕事はちゃんと弁えている人らしい。 大航海時代前のこの世界において富岡大佐は一つ男爵位を持つ華族という武器を有しており、これがある種の交易船の側面を持つ異世界交易においてかなり重宝しているとか。 事実、バートン大公への表敬訪問のあとの晩餐会において、バートン大公の紹介でロムルス国家連合の元老院議員と会う段取りだとか。 本土は外務省が太平洋宣言から竜会議という外交環境の大激変で竜州にまで手が回らず、引きこもり政策をするならば付き合いは最低限でいいよねとまるで維新前の幕府のような、やっている事はペリーの黒船そのままの政策をとっている帝国にとって、島流しどころか適材適所になっているあたりいろいろとダメな感じ漂うがこの際置いておく。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/135
136: 竜神様の中の人 [sage] 「では、こちらは測量を始めます。 神堂大尉。測量班はナブレスの屋敷に滞在させてもらって問題ありませんか?」 「大丈夫です。山高大佐」 測量艦筑紫特務艦長である山高松次郎大佐は、ずっと現場一本の海の男である。 しかも軍艦だけでなく今回の筑紫みたいな軍艦以外の船の経歴も長く、前職は給炭艦(病院設備つき)室戸だったりするので仕事がはやい。 後で聞いた話だが、今回の航海において治癒魔法が使えるからと軽視していた黒長耳族を叱りつけて、大淀に医者と看護婦を載せたのは山高大佐の功績だとか。 で、大淀艦長である富岡大佐との関係が悪くなっていないあたりで山高大佐の才能はわかろうというもの。 「谷浦大尉。 竜州軍製90式四脚歩行砲試作二型の具体的な実験は?」 陸戦隊を率いる谷浦英男大尉は、辰馬の言葉に顔を横に背けた。 あ、なんか地雷を踏んだ。 なお、この実験そのものが実は陸軍考案の兵器に黒長耳族を抱える海軍が食いついたというもので、これの代償というかたちで森のピクニックはこうやって助けの手を差し伸べられたとかなんとか。 「考案者の前田繁治整備兵と操縦者のベルカが大淀に乗って最終調整をしているのですが‥‥‥」 「ですが・・・・・・?」 「酔うそうです。派手に。 それに、戦車と比べたら遅い」 当たり前である。 四足で歩くということは、安定性が増すが同時に移動時の縦横の揺れが激しくなる事を意味する。 もちろん、魔法でなんとかなるにはなるのだが、当たり前のように制御を魔法で行っている90式四脚歩行砲試作二型においてそれに魔法を振り分けたら他の所が足りなくなる事もある訳で。 ならば、何で持ってきたかというと、バートン大公領にはったりかますのにちょうどいいものであったという裏事情が。が。 「地図と航空写真を見る限りでは、運用に適しているとは言い難いが、使わないといけないのだろう?」 「ご推察の通りで。 とりあえずあれならば、オークの棍棒で殴られても凹むだけで済みますから。 陸戦隊はナブレスの邸宅に?」 「そこに合同司令部を置きたいがよろしいか?」 「結構です」 かくして、陸海軍双方がナブレスに揃った翌日、物資輸送に携わっていた九七式飛行艇が砦から攻撃を受けて消息を断つという報告が飛び込むまでつかの間の休息を楽しむ事になる。 帝国の竜神様 バイオハザードなネタ話 10 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/136
137: 竜神様の中の人 [sage] 投稿終了。 ネタを拾っている身からすると、ネタの枯渇は本気で困るので萎縮せずみんなで仲良くお願いします。 では。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/137
138: 名無し三等陸士@F世界 [sage] 投下乙。 軽巡大井。一瞬重雷装艦も左遷かと思いました。 ロボットで乗り物酔いというとえっちなコスの某エロゲよりもパトレイバーを思い出したのはおっさんの証か? http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/138
139: 名無し三等陸士@F世界 [sage] ディードのデザイナーなのでエルフ繋がりでは? http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/139
140: 名無し三等陸士@F世界 [sage] 投下乙です。 平地での運用を考えて足先に駆動輪とか付けたりしてたら、 いずれタ○コマの原型が生まれるかもですね。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/140
141: 名無し三等陸士@F世界 [sage] 殆ど胴体部を動かさずに歩行可能な2足歩行のが乗り心地よさそうだな。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/141
142: 竜神様の中の人 [] ある時、メイドのリールと英独メイドが派手に揉めた。 「だから、何でも一人で片付けようとしないでください!」 「仮にも上の人間はちゃんと下に仕事を振るのも仕事なんです!」 「じゃあ何をしろと言うんですか! 愛国丸一隻の掃除ぐらい、一人でできなくてどうするんですか!」 不老も視野に入り長寿前提ゆえの固体万能主義を貫いているこの世界、すべて一人でできてはじめて一人前と言われる訳で。 そのアイデンティティの危機に、尻尾をぴんと立てて抗議するリールに英独メイドはため息をつくばかり。 「リール様一人で、万の兵を相手にできますか?」 「できるとも!」 たとえが悪かったと頭を抱える独逸メイドに対し、英国メイドは面積で攻めた。 「リールさま一人で国を消す事ができますか? 文明を滅ぼすことができますか? 人には限界というものがあるのです。 だから人を使ってその限界を・・・・・・」 「ぐぬぬ」と聞いていたリールの後ろから馬鹿竜が飛び出した。 「わらわならできるぞ! 万の人を殺し、国を消し、文明を滅ぼして見せるぞ!!! どうじゃ! わらわはすごいじゃろう!!!」 「はいはい。 博之様が勉学中なので暇なのはわかりましたから・・・・・・」 「ま、待つのじゃ! わらわの出番これだけか!?」 ドヤ顔を決める馬鹿竜をなれた手つきで引っ張ってゆくその眷族。 ぱたんとドアが閉まった後に、英独メイドが声を合わせて一言。 「「ああなりたいですか?」」 「・・・・・・考えさせてください」 帝国の竜神様 小ネタ 多分これがあって、この犬耳メイドはバイオな話に繋がるのかなと。 思いついたので投下。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/142
143: 名無し三等陸士@F世界 [sage] ・・・夜叉の眼ってこんな感じなんかな・・・(男キャラですが) ttp://blog.livedoor.jp/ikesanfromfr/archives/7759838.html#more http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/143
144: F世界逝き [F世界逝き] F世界逝き http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/144
145: taka [sage] 馬鹿龍俺だー、この花粉をどうにかしてくれー。 人の限界以前の俺の鼻腔の限界が来ているー。 久しぶりに投下。黒ウサギの過去と厨二病発症。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/145
146: 陸士長 [sage] 少女にとって始まりは唐突だった。 大恐慌の煽りで家族が離散し、孤児院へと放り込まれた。 自閉症で人との繋がりが作れず、やせ細った体は小さいままだった。 祖国で極右が台頭し、再び欧州をかき回す存在へと変貌を続ける間も同じだった。 隣国を次々と吸収し、忌まわしい東方の国を一ヶ月足らずで落とし、英仏を西欧から駆逐してもそうだった。 十代後半になった彼女が、文字通り『変貌』したのはあの日だった。 極東で龍が出現し暴れても、少女の居る田舎町にとっては関係の無いことでしかなかった。 彼女、以外にとってはだったが。 孤児院のシスター、そして神父は子供たちの泣き声に慌てふためいた。 子供たちが逃げ出した部屋を覗き、同じように悲鳴を上げた。 少女の髪は銀色に変貌していた。 少女の肌は不自然なほどに白く透き通っていた。 見開かれた目は右目は赤色で左目は金色。 彼女は唖然としたまま、『自分に降りかかる筈だった食器棚が横倒しに吹き飛んでいる』のを見つめ続けていた。 少女は反省室へと閉じ込められた。 少女へ行われていた陰湿ないじめについても棚上げにされた。 それが、食器棚をぶつけようとするなどといった悪質なものであっても。 子供たちはおびえきり、彼女を執拗に苛めていたグループにいたってはまだ泣き続けていた。 神父たちも少女を閉じ込める以上のことはできず困り果てていた。 青白い光と共に、かなりの重さの食器棚が少女と接触する直前に弾かれ横倒しに吹き飛んだ。 そんな芸当が出来る少女を子供を閉じ込める程度の頑強さしかない部屋で閉じ込めたところでどれ程の意味があるのだろうか。 神父たちの苦悩は、数日後にやってきた親衛隊の将校たちによって解決された。 『悪魔憑き』の少女の姿は、孤児院から消えたのだった。 少女は笑顔を浮かべていた。 ニーベルングの指環の間奏を鼻歌で楽しみながら愛機で宙を切り裂いて飛んでいく。 「君はまるでブリュンヒルデのようだな」 「ブリュンヒルデ?」 「ああ、ワルキューレの一人だ。死んだ戦士たちの魂をヴァルハラへと送る。空を駆け敵を落としその魂を刈り取る。まさに女神じゃないか」 親衛隊将校の戯れの言葉が、何故かハーゼⅠと呼ばれる少女の気持ちを高揚させる。 敵機の、アブロ・ランカスター爆撃機の背後へ悠々と着く。 必死に放たれる機銃弾の嵐は遠い。見る間に迫る敵機に濃厚な四連の20mm機関砲弾を浴びせて離脱する。 間奏が切れた。再び歌いなおす。 燃料の警告灯が着いたのでそのまま高度を下げて離脱する。今日は3機落とした。まずまずだ。 ドーンという音と共に、ハーゼⅠの遥か後ろで機体から黒煙を大量に噴出した爆撃機が錐揉み状態で墜落していく。 後10機落としたらご褒美に『ニーベルングの指環』の演奏会に連れて行って貰える。 レコードで暇さえあれば聴いているが、実際の演奏も是非観てみたと思っていた。 「でも、その前に……」 滑空するように飛んでいた機体を素早く横に流す。 大量の7.7mm弾と20mm機関砲弾が横を通り抜けていく。 高度を下げて戦場から離脱し始めてから、首の後ろに嫌な違和感を与えていた存在が通り過ぎた。 双発の大型戦闘機。最近になって偵察や強襲爆撃に運用され始めたモスキート。 どうやら損害に耐えかねて、刺客を送り込んできたようだ。 「お前を刈らないと」 一気に加速する。 相手が驚愕したような気配を感じる。 戦闘機は楽だ。チョロチョロ逃げ回るけど、後ろ向きに銃弾が飛んでこないから。 相手が回避行動を取ろうとする。フォッケか普通のメッサーなら何とかなったかもしれないが…遅い。 モスキートの主翼が吹き飛び、勝負はついた。 血塗れの風防が開かないまま、機体は地上から数百メートルまで落ちて爆散した。 少女は勝利と陶酔に満ちた笑みを、その色素の薄い唇でゆがめてみせた。 彼女はもはや孤独な少女でも、悪魔憑きの少女でもない。 「恐れることを知らないしか、私を倒せない。なぜなら、私はブリュンヒルデなのだから」 何者にも討てぬ空駆ける女神の嘲笑が、欧州の空に響き渡った。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/146
147: 陸士長 [sage] 投下完了。別の場所の名前で打っちゃった(・ω<) テヘペロ http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/147
148: 名無し三等陸士@F世界 [sage] 物語は唐突に氏、そろそろ・・・ http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/148
149: パトラッシュ(旧41です) [] 「帝国の龍神様」サイドストーリー2(政治編) 大日本帝国の中枢たる帝都の霞が関一帯は、うなりをあげて全力で回転していた。つい数箇月前までは陸海軍省のみ元気よく他の官庁はついていくだけの状態であったが、いまや神祇院を抱える内務省を筆頭に異世界貿易で得た金貨が積み上がる大蔵省、ダークエルフたちを使った国土再開発計画を推進する商工省、戦争が回避されたことで出番再びと張り切る外務省などが若手官僚を先頭に活況を呈している。米内光政元首相につながる懐疑派もいるにはいたが完全な少数派で、大多数は「やりたいことをやれるうちにやってしまえ」とイケイケドンドンで走りながら政策を考え、実行している有様だった。 特に東京竜会議の開催に加えて英米首脳の来日という歴史始まって以来の事態が確定した外務省は、後に「陸軍省より戦争状態だ」と回想されるほどの多忙さにあった。ほとんどの官員が連日泊り込みで各国との連絡や大使館との協議、代表団の宿泊地設定まで途切れることのない仕事に取り組み、過労で倒れる者も続出していた。それでも外務官僚は、事務局長役を担う吉田茂竜担当大使の「いまや戦争から外交の時代だ」という激励を受けて頑張っていた――もっとも同じ時期、在外公館は竜州行きを求める現地人男性の勢いが一向に衰えず、仕事もできない状況が続いていた。インドとブラジルでは日本の外交官が拉致され、犯人側から「竜州行きを認めるなら解放する」という脅迫状が届く事件が発生し、現地警察が大慌てしていたが。 ある夜、ようやく仕事に一段落ついて葉巻を吸っていた吉田は、首相官邸に行っている重光葵外相から至急の呼び出しを受けて駆けつけた。 「吉田さん、中国の汪兆銘政権および蒋介石の国民政府、それにイタリアからも東京竜会議に正式参加したいとの要請がありました。また、オーストラリアとニュージーランドも、マリアナに引き続いて今回も出席する権利があると言ってきたのだが、撫子様はどう思われるか意見を聞かせてください」 官邸執務室で小磯国昭首相と重光に問われて、吉田は腕を組んだ。政治レベルの問題を実務担当者の自分に聞くとは異例だが、何しろ相手は竜である。現在、海軍を除けば日本政府内で最も竜と親しいとされている自分から判断材料が欲しいわけか。 「マリアナの会合に英米のほかオーストラリアとニュージーランドが参加を求めた際も、撫子様は拒みませんでした。今回、人間側の参加国が増えても同じでしょう。最終的に竜側が決めたことに人間が異議を唱えようとも無駄ですから」 「しかし、それでは帝国の国益も脅かされるのではないかね?」 小磯が大きな目玉をぐるぐるさせながら尋ねる。ずっと朝鮮総督を務めて外地にあり、首相就任まで撫子や竜州について詳細を知らなかったので、まだピンとこないようだ。 「撫子様は海軍の真田博之少佐と事実上の夫婦関係にありますので、その点は心配ありません。また、帝国は撫子様の要請により、その眷属多数を竜州で奴隷状態から解放しており、彼女らは揃って帝国に忠誠を誓っています。従って各国の参加問題については、帝国の外交面で判断して問題はないかと。私見を申し上げるのならオーストラリアとニュージーランドはマリアナの前例もあるので正式参加を認める一方、イタリアと汪兆銘政権はオブザーバー扱いとし、国民政府の参加は認めないというあたりですか」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1335097928/149
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