アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.14 (1000レス)
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445: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2015/05/31(日)11:26 ID:nTL/qsO20(10/27) AAS
「どんなに絶望的になろうとも、戦力を注ぎ込んで帝国の勝利に貢献しなければならん筈です!それなのに……レビリンイクル沖の英雄とも謳われた
次官からそのような言葉を聞くとは……私は失望しましたぞ……!」
「それはこちらのセリフだね。現実を見ない参謀なぞ、使えない。」
「な……!?何を世迷言を……」

彼はそう言いながら、徐々に目を吊り上げていく。

「世迷言では無い。貴方は本当に使えない……えぇ、本当につっかえない。この役職を辞めたら?」
「ふざけないで頂きたい!!」

激怒し、リリスティに一気に詰め寄る作戦参謀。誰もが、作戦参謀がリリスティに殴り掛かると思い、慌てて後ろから羽交い絞めにしようとした……が。

「それは……」

リリスティは、そう唸ると同時に、拳を振り上げようとしていた作戦参謀の胸ぐらを右手で掴んでいた。

「こっちのセリフだって言ってるのよ!!」
「ヒッ!」

驚きのあまり、作戦参謀の口から悲鳴が出るが、リリスティは彼の目を見ながら言葉を発していく。

「私はね、ここに来るまでは前線で体を張って来たんだよ!部下や仲間たちが傷付き、命を落とし、私自身何度も傷付いた。一時は致命傷を受けて
完全に死ぬ寸前まで行った。過去に数えきれないほどに味わった、苦い経験を活かす為に、まだ若いながら、ここで不慣れな次官と言う仕事をやらせて
貰ってる。作戦参謀……ここは前線にいる以上に神経を使わないといけないんだ。何故だか分かるか?」
「……全体を見据え、帝国の安泰をもたらすためです……」
「それだけなの……?」
「………」

リリスティは更に聞くが、作戦参謀は忌々しげに目で逆に睨み付ける。

「名誉ある……戦いをさせるためでもあります。」
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