アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.14 (1000レス)
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639: 2016/07/18(月)11:31 ID:aeV8YDfY0(2/4) AAS
1990年3月、NATO理事会と防衛委員会での決定に従い、ハンブルクに予防展開軍(Preventive Deployment Force: PDF)が組織された。
ベルリンと東ドイツの情勢が安定すればベルリンに移動し、
将来的には異世界におけるNATO軍総司令部(NATO異世界連合軍司令部(Allied Command Another World: ACAW))として機能させることも視野に入れていたため、
この組織には軍政に関わるものも含めて大きな権限が与えられていたとされる。
指揮下に入る地上部隊の内容は、アメリカはドイツ駐留軍から先鋒として1個歩兵師団と、
ヨーロッパ駐留部隊からさらに1個師団程度の部隊を増援として投入する。
ドイツ連邦軍は西側の装甲擲弾兵旅団に旧人民軍工兵隊を少し加えたものを中核とし、
統一後の部隊再編成が終わり次第、兵力をさらに増強して1個師団規模とする。
イギリスはドイツ駐屯の部隊から1個旅団、
フランスはNATOの軍事機構に正式に参加していなかったためか、当初派遣した部隊は外人部隊1個大隊であった。
その他NATO加盟国も部隊を提供することになっていたが、
この段階ではオランダ、ベルギー、イタリアがそれぞれ大隊規模の戦闘部隊を出したことを除けば
残りは兵站などの後方部隊を少数出しただけに留まっている。
フロム将軍
「規模や装備を見れば何も怖くないように見えます。しかし私はその内容に少しばかり不安を感じていました。
連邦軍は異世界へ出兵するにあたり兵士たちの身辺を慎重に調査し、
ブランデンブルク門事件での関係者を可能な限り排除しましたが、英仏は特にそういった配慮はしませんでしたし、
アメリカにいたっては戦闘経験を持った貴重な部隊であるとして
投入する部隊にあえてベルリンの駐留部隊を改組したものを加えていました。
私と話す機会があったあるアメリカの大佐は、『リメンバー・ベルリン』という単語に酔いしれていました。
私は、ベルリンで戦った兵士たちが、異世界で冷静で合理的な判断を下すのは難しいのではないかと危惧していました。」
『東西ドイツは統一され、米ソの融和も進んでいますが、ベルリンは緊迫した空気に包まれ、
NATOが軍隊を増強しているという情報が入っています。』
『現在、ベルリンに向かう道路と旅客列車は通常通り運行されておりますが、市内各所で軍による交通規制が行われ、
ブランデンブルク門周辺は武装した兵士や装甲車で完全に封鎖されております。』
『40まで数えたが、もう考える気もなくなったね。壁も無くなって統一されたってのに、軍の輸送機がひっきりなしに飛んできやがる。
今は48年じゃねえんだぞ。』
『保安上の理由により、テンペルホーフ、テーゲル両空港は完全に閉鎖されており、
現在民間航空機は東ベルリンのシェーネフェルト空港に行き先を変更して運行しております。』
1990年9月、ドイツ統一とそれに伴う西ベルリンの返還を受けて、NATO軍は西ドイツ各地からベルリンに向けて移動を開始した。
アウトバーン、鉄道、空路が総動員され、1000人規模の兵員が毎日のようにベルリンに到着した。
その大規模な移動をNATOは「防衛のために必要な措置」と公式には述べている。
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