アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.14 (1000レス)
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660: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/26(火)15:38 ID:263ZQ54w0(57/225) AAS
(主砲6門となると……敵はオーメイ級、またはミルビ・ヌレイ級巡洋艦か)
マーチスは敵巡洋艦の艦級を推定する。
その時、唐突に敵巡洋艦が左……第1小隊に向けて急回頭し始めた。
「!!」
マーチスは敵の行動にハッとなる。同時に、彼は新たな命令を口に出していた。
「第1小隊、雷撃中止!反転せよ!!」
彼は大声でそう命じると同時に、愛機を右旋回させた。
後続の3機もマーチスに続いた。
機を反転させると同時に高度が上がる。その時、機体に2度の振動が伝わる。
敵弾が命中したようだが、飛行に支障はない。
エンジン出力を最大にしたスカイレイダーは、その図体にしては驚くほど俊敏な動作で反転を終えていた。
その鮮やかな急反転は、敵艦乗員の度肝を抜いた。
「クソ!敵の奴、一体何を……!」
マーチスは罵声を放ちながら敵巡洋艦に顔を向ける。
「ああ……なるほど、そういう事か!」
回頭を続ける敵巡洋艦の右舷方向から4機のスカイレイダーが猛速でフライパスしていく。
敵巡洋艦は右舷側の雷撃を避けるため、わざと第1小隊に頭を付けることで第2小隊の雷撃を逃れつつ、第1小隊の雷撃も不可能にしよう
と考え、実行に移したのであろう。
眼前には港の出入り口があるにもかかわらずだ。
「入り口付近の防波堤に激突しかねんというのに、ああいった大胆な行動をするとは。敵艦の艦長は度胸があるな!」
マーチスは悔し気にそう言いながらも、心中では敵の艦長の判断力に感嘆していた。
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