アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.14 (1000レス)
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ヨークタウン
◆.EC28/54Ag
2016/09/21(水)18:38
ID:EOmKTrqE0(24/63)
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942: ヨークタウン◆.EC28/54Ag [sage] 午後1時15分 第12装甲擲弾兵師団戦区 ポリースト中佐は、陣地の向こう側から現れ始めたシホールアンル軍部隊を見据えながら、罵声を放っていた。 「あのクソッたれ共!懲りずにまた来やがったか!」 第12装甲擲弾兵師団は、午前8時よりシホールアンル軍の解囲攻勢を2度受けており、2度とも撃退に成功したが、グレンキア軍の損害も少なくない。 ポリースト中佐の指揮する第32装甲擲弾兵連隊は、既に損耗率が33%を超えており、特に第1大隊は通常編成の半数しか戦力が残っていない。 連隊を支えてくれていたシャーマン戦車中隊も、今では6両を残すのみとなっている。 師団全体の損耗率も35%に達しており、このままでは敵の攻勢を受け止められぬ可能性も大いにある。 連隊の将兵は、口にこそは出さないものの、明らかに疲れ切っており、その表情は暗く、興奮と緊張で強張っていた。 連隊がこの攻勢に耐えきれぬ場合、決死の反撃が水泡に帰す可能性もないとは言い切れない。 (そうなったら、俺達は海兵軍団と共に逆包囲され、殲滅される。何としてでも食い止めやるぞ!) ポリースト中佐は覚悟を決め、指揮下の部隊に指示を飛ばしていく。 「各大隊、射撃準備用意!敵が300グレル(600メートル)まで迫ったら撃ちまくれ!」 無線機から指揮下の隊が了解と応じる。 各隊とも損害が大きく、特に第1大隊では大隊長が戦死し、第1中隊長が指揮を継承しているが、士気は旺盛のようだ。 ポリースト中佐は空に目を向けた。 空は相変わらず、鉛色の雲に覆われているように見えるが、心なしか、雲は薄く見え、所々には青空すら見えている。 降りしきる雪も、時折降らなくなりつつあり、天候が徐々に回復しつつあることがわかる。 「とはいえ、航空支援ができる環境とは言いにくい。来たとしても、航空隊が上手くやってくれるかどうか、だな」 ポリーストは期待していないと言わんばかりの口調で呟く。 敵は連隊規模の軍を押し立てて前進中だ。 師団砲兵が敵に対して砲撃を浴びせるが、弾着の数は少ない。 第12装甲擲弾兵師団の砲戦力を担う砲兵連隊は、アメリカ製のM7プリースト自走砲を装備しており、作戦開始当初からよく師団を支えてきた。 しかし、自走砲連隊の損害も大きく、今では連隊の装備車両は半数以下にまで激減していた。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1380813462/942
午後1時15分 第12装甲弾兵師団戦区 ポリースト中佐は陣地の向こう側から現れ始めたシホールアンル軍部隊を見据えながら罵声を放っていた あのクソッたれ共!懲りずにまた来やがったか! 第12装甲弾兵師団は午前8時よりシホールアンル軍の解囲攻勢を2度受けており2度とも撃退に成功したがグレンキア軍の損害も少なくない ポリースト中佐の指揮する第32装甲弾兵連隊は既に損耗率が33を超えており特に第1大隊は通常編成の半数しか戦力が残っていない 連隊を支えてくれていたシャーマン戦車中隊も今では6両を残すのみとなっている 師団全体の損耗率も35に達しておりこのままでは敵の攻勢を受け止められぬ可能性も大いにある 連隊の将兵は口にこそは出さないものの明らかに疲れ切っておりその表情は暗く興奮と緊張で強張っていた 連隊がこの攻勢に耐えきれぬ場合決死の反撃が水泡に帰す可能性もないとは言い切れない そうなったら俺達は海兵軍団と共に逆包囲され滅される何としてでも食い止めやるぞ! ポリースト中佐は覚悟を決め指揮下の部隊に指示を飛ばしていく 各大隊射撃準備用意!敵が300グレル600メートルまで迫ったら撃ちまくれ! 無線機から指揮下の隊が了解と応じる 各隊とも損害が大きく特に第1大隊では大隊長が戦死し第1中隊長が指揮を継承しているが士気は旺盛のようだ ポリースト中佐は空に目を向けた 空は相変わらず鉛色の雲に覆われているように見えるが心なしか雲は薄く見え所には青空すら見えている 降りしきる雪も時折降らなくなりつつあり天候が徐に回復しつつあることがわかる とはいえ航空支援ができる環境とは言いにくい来たとしても航空隊が上手くやってくれるかどうかだな ポリーストは期待していないと言わんばかりの口調でく 敵は連隊規模の軍を押し立てて前進中だ 師団砲兵が敵に対して砲撃を浴びせるが弾着の数は少ない 第12装甲弾兵師団の砲戦力を担う砲兵連隊はアメリカ製の7プリースト自走砲を装備しており作戦開始当初からよく師団を支えてきた しかし自走砲連隊の損害も大きく今では連隊の装備車両は半数以下にまで激減していた
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