アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.14 (1000レス)
アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.14 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1380813462/
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946: ヨークタウン ◆.EC28/54Ag [sage] ボイントン中佐はそう返事するや、部下達に指示を飛ばしていく。 敵部隊は、第12装甲擲弾兵師団の戦区に広がるような形で展開している。このうち、ポリースト中佐の率いる第32装甲擲弾兵連隊の戦区には かなりの数の敵が迫っており、敵部隊が第32連隊を集中して叩いている事がよく分かる。 第12師団に所属している第35、第36装甲擲弾兵連隊の戦区にも敵は迫っていたが、数はせいぜい1個連隊程度かそれ以下でしかない。 その敵部隊は、主力部隊の攻撃をしやすくするための助攻役を担っているのだろう。 「敵はこの下の戦区に向けて兵力を集中している。全中隊は、目の前のシホット共を集中攻撃!シホット共のケツを吹き飛ばせ!」 「「了解!」」 レシーバー越しに威勢の良い返事が響く。 “親父”の命令を聞いた部下達は、これまでの鬱憤を晴らすために派手に暴れるつもりのようだ。 ボイントンは、直率する第1中隊を率いながら、暖降下しつつ、敵キリラルブスに向かった。 グロスシーブルー色に彩られたコルセアが、エンジンを全開にして突っ込んでいく。 速度計は600キロ近くにまで上がり、目標に定めたキリラルブスの姿が徐々に大きくなる。 距離700メートル程にまで迫った所で、ボイントンは両翼の12.7ミリ機銃を放った。 6丁の機銃が唸り、曳光弾混じりの鉄のシャワーがキリラルブスに注がれる。 300メートルまで迫ると、ボイントンは胴体に積んであった500ポンド爆弾を投下した。 猛速でキリラルブスの上空をフライパスすると、後方から爆風が吹き込み、機体が揺れる感触が伝わった。 敵前進部隊の随伴していた対空部隊が迎撃を始めたのか、高射砲の物と思しき爆煙や魔道銃の光弾が打ち上げられるのが見えた。 「今更対空射撃を始めても遅いぜ、シホット!」 ボイントンは無表情のまま、敵の対応の遅さを指摘しつつ、機を旋回させて地上の様子を見つめる。 黄色のスモークから500メートル程に迫っていたキリラルブスのうち、5、6台が既に炎上するか、至近弾を浴びて横転している。 そこに第2中隊のコルセアが容赦なく襲い掛かり、いまだ健在なキリラルブスが銃爆撃を浴びてのたうち回る。 敵の前進は完全に停止しており、後続の部隊に至っては慌てて引き返し始めている。 「ようし!次はロケット弾をぶち込んでやるぞ。野郎共、付いて来い!」 ボイントンは新たに、後退しようとしている1個中隊規模のキリラルブスを見つけるや、そこに機首を向けた。 一時、高度2000まで上がっていた機体は、再び下降し始める。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1380813462/946
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