アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.14 (1000レス)
アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.14 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1380813462/
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980: ヨークタウン ◆.EC28/54Ag [sage] 12月16日 午前9時 シホールアンル帝国ウェルバンル リリスティ・モルクンレル大将は、皇帝陛下直々の命令で帝国宮殿に呼び出され、今は謁見の間の前で、紫色の礼服に身を包みつつ、制帽を 小脇に抱えながら入室を待っていた。 リリスティは、帝国宮殿に到着し、皇帝陛下の謁見を待つ中、心中では何故?と言う言葉を延々と吐き続けている。 (なぜ………なぜ、あたしが………) リリスティは確かに、海軍総司令官代行という役目を担う事に同意した。 それは、亡きレンス元帥の意思でもあった。 だが、それは一時的な意味での話であったはずだ。 リリスティとしては、海軍の頂点にずっと居座るつもりなど毛頭なく、いずれは前線に復帰したいと考えていた。 こうして中央にいるのは、今後のために視野を広げるという意味合いもかねての事だ。 まだ体が若い内は、前線で働きたかった。 (最も……モルク族の血と特徴を濃く受け継いだと言われるあたしが、若いだの、老後だのと言っても説得力がないと言われそうだけど) リリスティは、幼少の頃に、いつになく真剣な表情で事実を打ち明ける両親の顔を思い出す。 (一族の中で、希代の英傑と同じ特徴を受け継いでいる……か。そんな特徴を受け継いでおきながら、結果は散々なんだけどね) リリスティは自嘲気味にそう思うと、自然と苦笑してしまった。 それを見た衛兵が、彼女に声を掛ける。 「提督、如何されましたか?」 「いや……何でもない。気にしないでくれ」 「はっ!」 リリスティは、すぐに無表情で返すと、衛兵は直立不動の姿勢を維持し、彼女から目を離した。 (そんな、失敗だらけの軍人が、なぜ、海軍総司令官なんかに……どうして……) http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1380813462/980
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