不条理・不可解な話 (417レス)
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: [sage] 2013/09/22(日)05:22
ID:PamIIQSQ0(2/8)
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380: [sage] 夏真っ盛りの昼、いつもの畑作業が終わった時だった。 「Nさん(じいちゃん)」と呼ばれたので振り向くと 同僚のKがじいちゃんの後ろに立っていた。 Kはじいちゃんと同い年で性格も明るく非常に勤勉な人で、じいちゃん家で囲碁を打つくらいお互い仲が良かった。 ばあちゃんも囲碁を打ちに来るKのことを微笑ましく見ていた。 「Nさん、これ女房の実家から送られてきたんよ。」 とKから手渡された新聞の包みを開けるとあったのは美味しそうな真っ白い角砂糖だった。 ただでさえ戦時中で物資がない時代、こんなものは貰えないと一度は断ったものの「沢山あるから」と半ば無理やり渡されてしまった。 当時からかなりの甘党だったじいちゃんは内心すごく喜んでいたそうだ。 その日の夜は宿直のため刑務所内の見回りをしていた。 両側にまっすぐに並ぶ牢屋の暗い廊下をじいちゃんが歩いている時だった。 左前の牢屋から声がする。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/9405/1209619168/380
夏真っ盛りの昼いつもの畑作業が終わった時だった さんじいちゃんと呼ばれたので振り向くと 同僚のがじいちゃんの後ろに立っていた はじいちゃんと同い年で性格も明るく非常に勤勉な人でじいちゃん家で囲碁を打つくらいお互い仲が良かった ばあちゃんも囲碁を打ちに来るのことを微笑ましく見ていた さんこれ女房の実家から送られてきたんよ とから手渡された新聞の包みを開けるとあったのは美味しそうな真っ白い角砂糖だった ただでさえ戦時中で物資がない時代こんなものは貰えないと一度は断ったものの沢山あるからと半ば無理やり渡されてしまった 当時からかなりの甘党だったじいちゃんは内心すごく喜んでいたそうだ その日の夜は宿直のため刑務所内の見回りをしていた 両側にまっすぐに並ぶ牢屋の暗い廊下をじいちゃんが歩いている時だった 左前の牢屋から声がする
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