トラブルメーカーシリーズ (7レス)
トラブルメーカーシリーズ http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/9405/1381881129/
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1: incubus [] 一回り歳下ないとこのAと俺のトラブルメーカーな2人がだいたい自業自得な目にあうシリーズ物です ゆっくりですが更新していくつもりですのでよかったらどうぞ http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/9405/1381881129/1
2: incubus [] 変わりにどうぞ 初めに… 明晰夢(メイセキム:夢の中で夢だと認識して見る夢) を見る自信のない人は止めておいてください せめてヤバイとおもったら夢から目覚めるくらいはで きないとどうなるかわかりません では… 俺も夢を見ました それは生臭い、黒い闇からあいつが来るそんな夢を… 事の発端は、一回り歳の離れたいとこのAが相談して来たことから始まりました Aが言うには、その夢を見始めたのは会社の同僚が最近ある夢を見るんだ…と、相談を持 ちかけてきて その後、消息をたってからだったのだという… この時点でオカルト狂の俺は気付いてすぐに突っ込む 『待て、その相談を俺が聞いたらきっと俺のところに何か嫌な流れがくるんだろ?そうゆう負の連鎖的なことに俺を巻き込むな』 無視して話続けようとするあたり血筋にはさからえないんだよなぁと思う Aはウルウルした目をこちらに向けながら頼む変わってくれよぉ〜と懇願した… その失踪したAの友人は明るい奴で仕事も真面目にこなし 人望もあつかった Aも彼から仕事を教わっていたらしくしたっていたのだが、 最近家庭で上手くいってないらしくいろいろ話を 聞いていた すると問題は夫婦間ではなく 夜寝れないという 肉体的にも 精神的にも 辛いと言うものだった 彼は夢を見るのだと言う 毎回何も見えない暗闇の中から始まる 外なのか 室内なのか もよくわからない 視界を奪われ 匂いも 音もしない 少したつと目が慣れ始め 遠くの方に人影が見える そしてその人影の方から べちゃ… と何かが地面に落ちる音が聞こえてくるそうだ 気味が悪いとは思いながらそれがなんなのか気になり 目が放せない 少したつとまた べちゃ… 影はその音がなるたびに少しずつ近づいてくる べちゃ… べちゃ… べちゃ… べちゃ… べちゃ… べちゃ… べちゃ… べちゃ… べちゃ… べちゃ… べちゃ… べちゃ… べちゃ… 影はいつの間にか自分に手が届くところまで来ている http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/9405/1381881129/2
3: incubus [] もう気味が悪い… 「やめてくれ…」 彼はとっさにそう思ったそうだ その瞬間バッと跳ね起き汗だくで目が覚めるという こんな夢を何度も何度も見続けたそうだ その影はなんなのかわからない 進展しない夢 朝まで繰り返される悪夢 そんな日々が続き Aに相談した次の日 彼は失踪した それがちょうど3日前の話 その夜からAは彼の言っていた夢を見るようになった 一昨日はまだ遠い段階で近づいてくる前に夢をね じ曲げ目覚めた 昨日は一昨日の続きだった それも暗闇の中に入ったのを感じるとすぐ目の前に影 が立っていた 目をギョロっと飛び出さんばかりに見開きAを見ていた 慌てて夢をコントロールしようとし 念じたそうだ… 「目覚めろ…」 「目覚めろ…」 強く念じた 次の瞬間Aは文字通りバッと跳ね起き 気持ちの悪い汗をかきながら背筋が凍りつき全身の毛 が逆立つのを感じていたそうだ 荒い息を落ち着かせるのは一苦労だった 安心するまで目を見開き 暗い部屋の中少しの光を探し回った 『そうだ…携帯、携帯…』 携帯を手にもって とりあえずボタンを押した このボンヤリした光にすがる自分が情けないと笑いなが ら ふぅ…と安堵のため息をはいた その時 深いため息をはくために吸った空気に混じった異質な臭いが鼻を突く… べちゃ… 生臭い… 自分の顔の横に影がいる まだ夢の中にいるのか!? Aにはわからなくなった その瞬間 気を失ったのか ファラオ(愛犬)の吠える声で目が覚めたのか Aは何も変わらずベッドに横になっていた ただファラオは扉に向かって吠え続けるのをやめなかったという もちろんその後は寝れなかった おかげで今日1日寝不足で仕事がつらかったそうな… はぁ…それを俺に擦り付けてくな…心底そう思うのに聞き続けるのはなにもAを助けたい一心だけではない 俺も数多くいる好奇心旺盛な怖がりの1人だからだ そしていろいろ考えていて同僚の言った言葉が気にな った 『いろいろ聞いてくれてありがとな、 これで楽になれるよ…』 楽になれる? 楽になったなら話の流れでわかるきがするが 楽になれるよ ってなんだ? まるでこの夢がAの方へ流れてくることを知っていた みたいじゃないか まぁ強烈な話だったから覚えていて見たのかもしれな い なんにしろ今となっては彼にも聞けない 誰も彼がどこにいるのか知らないのだから かといって俺は経験したくないので… 確かめられるとすればこの話を読んだ貴方のところに もこの夢が伝染する事… そうすれば俺も楽になれる… 今夜 俺のところに来ないことを願って 変わってくれませんか?笑 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/9405/1381881129/3
4: incubus [] 霊感テスト ※自己責任系です!!心の準備をしておkなら読んでみてください!! でわ...... その日は今日みたいに肌寒くなってきた 人肌恋しい夜だった バイトを終え家に帰るとAがいた 「おかえり兄.....」 「なぜお前がここにいる?」 Aの挨拶をさえぎり俺はいった.... 「お前では温まりようがない....」 いつだって現実は無慈悲だ Aは自分に不都合なことは受け流すように耳ができているらしく人のコタツで温まっている Aが言うには暇で暇でしかたないので どうせ暇をもてあましている俺に会いにきてやったのだという みごとなありがた迷惑だ。 さらにAは人の書物をかってに読んでいる 「兄貴、あいかわらずオカルトの本ばっかだね、エロ本はどこ?」 と、しょうもないことをいいながらぺらぺらページをめくる あるところでしおりが挟まっているのをみつけ開こうとする それに気づいた俺はあわてて止める 「ちょっと待て!そこは開くな!!」 とっさに声を荒げた事と本を取り上げた俺に 何々!?と慌てる小心者 「そのページはお前にはまだ早い」 それだけいって本を本棚に戻す.... 「すんげー気になるじゃん!!なんなのさ??」 そう言うAの目は輝いていた...... http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/9405/1381881129/4
5: incubus [] こうなると奴は非常にやっかいだ。 隠したところで家にまた忍び込んででも見るのがAだ 適当に話を摩り替えてごまかそう。 そう決めて タバコに火をつけつつAを真剣に見やる 「そうだな、Aお前なら知る権利があるか...それも知る勇気があればだが。」 「もちろん!俺は勇敢なる海の....」 「うん、じゃぁ教えてやろう。」 くだらない妄想をぶった切るように話をさえぎる... 「お前、霊感テストってしってるだろ?」 「あれのやり方がかいてあるんだ、ただそれだけだ。」 「ただし少し違うところがある....家に帰ってからやらないとできないんだ、自分家でやらないとできないタイプなんだ」 ここまでいうとオカルト狂のAはやっぱりくいついた こいつも数多くいる好奇心旺盛な怖がりなのだ クリスマスの朝のように楽しみを得たAはダッシュで帰っていった.... さて以下Aに教えたものを書いていく 簡単にできるので 読み進める前に 一緒にやってみてください ちなみに… "霊感テスト"と言うのは 目を閉じて自分の家を想像し 隅から隅まで扉や窓を開けながらまわり 終わったら 今度は閉めてまわり 終わる この一連の流れの中で 貴方の家の中で動物や人間にあったら 貴方には霊感があると言うお遊びのような簡単なものです さて、これがポピュラーな霊感テストなのですが 俺が教えたその霊感テストは少しばかり違いました ここから貴方も一緒にやってみてください 読みながらゆっくり指示にしたがってみてください 準備はいいですか? では....... http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/9405/1381881129/5
6: incubus [] あっそうそう部屋は暗くする事をおすすめします さて貴方は今一人ですか? 部屋には他に誰かいますか? いなければいいですが 部屋を見回してみてください 違和感を感じる方向を見つけるんです ゆっくりとそのまま 右側を向いて 正面を向いて 左側を向いて 後ろを向いて また違和感を感じる方向を探して さっき違和感を感じた方向は目をとじて見ないようにして続けてください (例、右に違和感を感じたならもう右はなるべく見ないようにしてください) 今度はななめ上を向いて ゆっくり 右側を向いて 正面を向いて 左側を向いて 後ろを向いて 違和感を感じる方向を探して 同じように 違和感を感じた方向は目をとじて見ないように ゆっくり こんどは下を向いて 右 前 左 後ろ 隙間 ありましたよね 覗いてみたいですか? 違和感はそこですか? 違うかもしれない 鏡やテレビ 姿を写すものに違和感は? あったかもしれない でも違うかもしれない 俺の教えた霊感テストもここまでです もう違和感の先を確認しないでください このテスト、実は霊感テストじゃないんですよ 俺も知らないでやっていたのですが、 気になったので調べてみたんですよ そしたらわかったのですが これ、いくつもあるうちの簡単な 降霊術 の1つなのだそうです あははははは 俺は霊感がないので何も起こりませんでしたが… まだ貴方は一人ですか? これは意気揚々と試すためために帰っていったAと貴方の怖い話です そう今夜の物語の主役はこの降霊術をやってくれたAと貴方のようです 何も感じなければ貴方には霊感はないのでしょう あるなら 今夜の体験談をいつか聞かせてください。笑 さてAは無事でしょうかね どうせなにか起きたらまたたすけを求めにくるでしょうが......今夜は少し放置しておきましょう P.S Aが開こうとしたページには俺の恥ずかしい過去が挟まっていたのですが....それはまたの機会に。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/9405/1381881129/6
7: 名無しさん [] とりあえず1行ずつ空けるのやめようか http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/9405/1381881129/7
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