★有限要素法(Finite Element Method)★ (392レス)
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367: 2017/10/18(水)19:24 AAS
ひずみは、変形(形が変わる)と同じ意味です。
構造物の形が元の状態から変わらなければ、ひずみは生じません。
逆に、形が元の状態から変わると、必ずひずみが生じます。
例として、x-y面内にある正方形板を想像してみましょう。
この正方形板が、力を受けて、xy面内で移動したとします。
すると、正方形板内の各点には、すべて変位が生じます。
もうひとつ、正方形板が、力を受けて、z軸回りに回転したとしましょう。
すると、正方形板内の各点には、すべてz軸まわりの回転が生じるとともに、xy面内の変位も生じます。
以上の、変位したり回転したりした正方形板を、元の位置や向きに戻して、元の形状に重ねて見た時、ぴったりと重なれば、その正方形板には、ひずみは生じていません。要するに、”変形”していないのです。
もし、正方形板が力を受けて菱形状などに変形したとすれば、元の形状とはぴったりと重なりません。要するに、その正方形板には、ひずみ(=変形)が生じています。
要するに、ひずみとは、ある構造物の形状が、元の形から変わった、その変化量を指すのです。
力を受けて移動した後の形状が、移動前の形状とぴったり重ならなければ、ひずみが生じていることになるわけです。
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