[過去ログ] 【サクラ】生物季節観測スレッド 4日遅い【紅葉】 (330レス)
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197: 2023/04/01(土)01:54 ID:Kfms2BNz(1/14) AAS
■ポイントは花色・葉色・花柄の毛
ソメイヨシノの人気の秘訣は、淡いピンク色の花を枝いっぱいに咲かすことにあります。つまり、葉が出る前に花だけを開くのです。これはエドヒガンから受け継いだ性質であり、これに対し、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、オオシマザクラは葉と花を同時に開きます。これが大きな区別点となります。また、ヤマザクラの若葉の色はふつう赤味を帯びる(写真)のに対し、オオシマザクラの若葉は緑色で、花はほぼ白色なので、遠くから見ると緑白色の涼しげな雰囲気があります(写真)。一方のオオヤマザクラは、ヤマザクラ同様に若葉は赤味を帯びますが、花色が一段と濃いピンク色になることが違いです。
ソメイヨシノとエドヒガンを見分けるポイントは、筒状になった花のガクの部分(萼筒:がくとう)にあります。エドヒガンはこの部分が玉状が丸く膨らむので、他のサクラ類とははっきりと異なります(写真)。これはエドヒガンの品種であるシダレザクラにも共通して見られる特徴です。また、ソメイヨシノは木全体に毛が多いので、花の柄(花柄:かへい)にも産毛のような毛がたくさん生えています(写真)。エドヒガンにもこの毛は見られますが、ヤマザクラやオオシマザクラは無毛なので、この点でも区別することができます。
以上が桜類の簡単な見分け方ですが、野生の桜にはその他にも何種か存在しますし、個体差も多く見られるので、一筋縄ではいかないのが難しいところです。
外部リンク[html]:www.shizen-taiken.com
2chスレ:sky
200: 2023/04/01(土)11:39 ID:Kfms2BNz(2/14) AAS
エドヒガン(江戸彼岸)は日本三大桜のひとつ!特徴や開花時期を調査!
外部リンク:travel-star.jp
>エドヒガンの先始めはソメイヨシノより早く開花し始めます。一週間から十日ほど早く花は薄紅色から白でハナビラは5枚で一重です。
>エドヒガンの特徴は葉より先に花が咲き始めます。ヤマザクラと共に長寿の桜と言われ、花が一本の枝に多く咲く事から品種改良の母種として使われる事が多いと言われています。
201: 2023/04/01(土)11:49 ID:Kfms2BNz(3/14) AAS
ソメイヨシノの親は,エドヒガンとオオシマザクラだといわれています。この3種類の桜が植物園で咲いていますので,比較してみました。(写真は拡大しています)
まず,萼と花柄をみてみましょう。左から「エドヒガン」「ソメイヨシノ」「オオシマザクラ」です。
エドヒガン(左):まるい壺型の萼筒と毛がたくさんあります。ソメイヨシノ(中):くびれは,ほとんどみられませんが毛がたくさんあります。オオシマザクラ(右):くびれや毛はありません。ソメイヨシノの毛は,エドヒガンの影響です。
雌しべの花柱の毛をみてみましょう。
左のエドヒガンと真ん中のソメイヨシノの雌しべの花柱には,毛がありますが,右のオオシマザクラには,毛がありません。このように植物も当然ですが,親の形質が,子供へと引き継がれています。桜を見るとき,親の桜に思いをはせていただければ,桜の鑑賞の楽しみが広がることでしょう。
省1
202: 2023/04/01(土)11:54 ID:Kfms2BNz(4/14) AAS
早咲きの桜 遅咲きの桜
外部リンク[html]:www5b.biglobe.ne.jp
>さて、「お花見」といえば、「ソメイヨシノ」ですね。同じ「ソメイヨシノ」でも、早い時期に咲くものと、遅い時期に咲くものがありますね。また、同じ木の中でも早く開花する枝と少し遅れて開花する枝があります。
ちょうど2種類の花が並んでいるところを見つけました。向かって右側が開花直後、左側が散り際と思われますが、まるで違う品種かのように色合いが異なります。
画像リンク[jpg]:cdn-ak.f.st-hatena.com
外部リンク:www.kankitsukeip.com
203: 2023/04/01(土)11:56 ID:Kfms2BNz(5/14) AAS
サクラの花はだんだん中心が赤くなる
サクラはつぼみがピンクで、咲くと白っぽくて、古くなってくると中心が赤くなるようです
これはどうしてでしょうか
またサクラにとって何か利点がありますか
外部リンク[html]:jspp.org
204: 2023/04/01(土)11:57 ID:Kfms2BNz(6/14) AAS
ソメイヨシノなどは花弁の基部、萼に色素が多くなります。花色が変化する花の色素はほとんどがアントシアニンです。花は種子を作ることを目的とする器官で、花粉媒介者(ポリネーター)を惹きつける工夫の1つが花弁色を魅力的にすることです(他にも芳香を放出したり,花蜜を用意したりしていますが)。しかし、受粉が済むと花弁の役目も終わり必要がなくなるので花弁細胞が崩壊する作業を始めます。老化過程へと進み、光の影響を受けるとアントシアニンの合成が高まってアントシアニン量が増加してきます。同時に細胞内にある液胞という袋内の液胞液は酸性となりアントシアニンはその効果で赤色へ変化します。アントシアニンの合成は若い元気な細胞でもおこる例はたくさんあることを付け加えておきます。若芽が真っ赤な(例えばレッドロビンと呼ばれるカナメモチの新芽やリンゴを始め多くの果実の外果皮などです。
長い説明になってしまいましたが、サクラの花が草臥れてきたためにアントシアニンが増加した結果で、「不必要になった器官を保持することに使うエネルギーを節約するために捨てる」利点があると言えるでしょう(断捨離です)。
205: 2023/04/01(土)12:06 ID:Kfms2BNz(7/14) AAS
桜が色づく仕組み解明 青と赤の光でピンクに
外部リンク:japan-forward.com
206: 2023/04/01(土)13:59 ID:Kfms2BNz(8/14) AAS
植物新種誕生原理
葉緑体母性遺伝を御する
生殖をめぐる多様な現象群のうち、未だその分子機構や進化的意義が分からないものの一つに葉緑体(cp)やミトコンドリア(mt)DNAの「母性遺伝」がある。母性遺伝とは、葉緑体やミトコンドリアが持つ独自のDNA(cp/mtDNA)が母親のみから子孫に伝えられる現象のことであり、ヒトを含む動物から菌類、藻類、植物に至る幅広い生物種において普遍的に観察される。
外部リンク[html]:www.ige.tohoku.ac.jp
207: 2023/04/01(土)14:01 ID:Kfms2BNz(9/14) AAS
さて、現在お店で売られている植物のほとんどは、人間が意図的に改良、すなわち育種を重ねてきた賜物でもあります。植物を改良する主な方法に、交雑育種法があります。異なる特徴(=遺伝子)を持つ両親同士を掛け合わせ、雑種を得る方法です。この方法は、植物の重複受精現象を利用しています。
今でこそ植物での交雑育種は当たり前の概念ですが、実は、人類が学術的に植物にも性があることを知ったのは17世紀の終わりごろです。動物と同じように植物にもオスとメスがあることを知ってから、人は意思を持って交雑育種による植物改良を進め、現在に続いています。
外部リンク:academist-cf.com
208: 2023/04/01(土)14:01 ID:Kfms2BNz(10/14) AAS
先に紹介したGCS1やGEX2も含め、被子植物で発見されている受精因子はすべてオス側の因子であり、これらと相互作用するメス側の膜タンパク質はまだ発見されていません。花の雌しべの中の胚珠内で起こる重複受精の謎のヴェールはまだ幾重にも重なっています。
しかしいつか、人類が当たり前のように利用してきた重複受精現象の全貌が徐々に明らかになれば、その知見を活かした新たな育種法の開発にも繋がるでしょう。それは次の世代の人たちの仕事になるかもしれませんが、今はヴェールを一枚一枚地道にはがしていき、その知見を後世に残していく努力を続けたいと思います。
209: 2023/04/01(土)14:02 ID:Kfms2BNz(11/14) AAS
残念ながらまだ分からないことが多すぎます。いくつかの仮説や議論はありますが、いずれも実質的証拠はないようです。こういう議論もあります。
もし、胚(子供に相当する)の発達にたいして両親(雄:雌)の投資の程度(貢献度)が一様でないとしたら、遺伝子組成が異なる胚の発達に関係する全ての組織の間で競争あるいは相克があると考えられます。発達中の胚がどのような養分を蓄えるかは雌性配偶組織、胚乳および胚自体によって決められることです。こういう立場から、雌性と雄性とでどちらの支配が強くなるほうが種子形成に有利かといことで説明できるという考えと、両親と子供との間での争いだという考えもあります。
いずれにしても、被子植物の起原については、確証となるような研究はまだ出来上がっておらず、現在細胞学的、分子遺伝学的研究が各所ですすめられていますので、そのうち納得のいく解明がなされるものと思います。
外部リンク[html]:jspp.org
210: 2023/04/01(土)14:40 ID:Kfms2BNz(12/14) AAS
みんなから愛されているソメイヨシノですが、種の形で子孫を残すことができません。つまり、自身と同じDNAを持っているソメイヨシノ同士の花粉では受精できないのです。
(もちろん異なる種類同士の桜で受粉することは可能(自然交配)です。しかし、自然交配では合いの子となってしまうため、どんどん花の形や色が変化してしまい、ソメイヨシノの種を維持することができません。)
では、どうやって、子孫を増やしていったのでしょう?
ここでもバイオテクノロジーが大活躍。
ソメイヨシノは、「接ぎ木(挿し木)」という増やし方で、子孫を残してきたのです。「接ぎ木」とは、増殖を目的とする植物の枝や芽等を切り取って、他の植物に接ぎ合わせ、新しい木として育てる手法です。
親株と全く同じDNAをもった新しい木が育つわけですから、「接ぎ木」とはクローン技術の一種なのです。
日本人は接ぎ木の技術を平安時代から知っていたということですから、全くオドロキですね。
外部リンク[html]:www.jba.or.jp
211: 2023/04/01(土)14:52 ID:Kfms2BNz(13/14) AAS
ソメイヨシノと‘染井吉野’はちがう?!
意外と知らない桜の真実
外部リンク:www.honda.co.jp
212: 2023/04/01(土)15:04 ID:Kfms2BNz(14/14) AAS
ソメイヨシノは実は◯◯◯◯だった!?
外部リンク[html]:weathernews.jp
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