[過去ログ] 伊勢ー白山 道 (1002レス)
前次1-
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) レス栞 あぼーん

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
539: 2024/08/04(日)03:26 ID:vMhnX6SH(1/5) AAS
天武天皇、持統天皇の時に藤原不比等などが中心になって古事記、日本書紀を編纂(資料を集め編集すること)にとりかかりました

そのとき、編纂者たちは、日本の建国の時をどうやら釈迦や孔子の時代よりすこし遡(さかのぼ)らせて権威付けるために、崇神天皇の360年ごろに変って紀元前660年の神武天皇の東征を設定して、あわせて二王朝並立をないことにしたようです

そいうわけで、「ハツクニスメラミコト(はじめて国を開いた天皇)」が崇神と神武の二人いる、というあり得ない記述になっているわけです

日本書紀は、このおかしな矛盾をそのまま放置して後世に伝えたということです

「弓前文書は天児屋根からの伝言です」より引用
540: 2024/08/04(日)03:31 ID:vMhnX6SH(2/5) AAS
古事記は、天常立神の対として国常立神を創作したということです
古事記冒頭の十七柱の神がすべて古事記の原文である弓前文書(ゆまもんじょ)から採られていることがはっきりしています
ところが、クニノトコタチだけは弓前文書にはないのです

アメノトチコタに続く二つの神名を合成させると、なんと「クニノトコタチ」にその発音の類似から出来るのです

ちなみに、この名は、本来は「宇宙のまとまろうと働く力のこと」であり、「その結果として、多彩な星が満天に輝くようになった」という素晴らしい宇宙の空の情景を述べた宇宙創成の話なのです

それを、古事記編纂者は「国土形成の神、国常立神」に変貌させてしまったのです
国常立が作られた神だと思わせる他の証拠としては、記紀共には、この国常立の具体的な説話が一切ない、という致命的な欠陥があることです

「弓前文書は天児屋根からの伝言です」より引用
541: 2024/08/04(日)04:08 ID:vMhnX6SH(3/5) AAS
国常立の素性にしても、出口王仁三郎らしい一大創作である、と言ってよいものです

伊勢神道の度会神道も、内宮の天照大御神と対等ないしその上を行こうとして、外宮の豊受大神(とようけのおおかみ)を実は、天の中心にまします天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)とし、この神が地球に現れたのが国常立神だというような妄説を展開した歴史があります
542: 2024/08/04(日)04:08 ID:vMhnX6SH(4/5) AAS
神道五部書
伊勢神道(度会神道)の根本経典であり、以下の5つの経典の総称

『天照坐伊勢二所皇太神宮御鎮座次第記』(御鎮座次第記)

『伊勢二所皇太神御鎮座伝記』(御鎮座伝記)

『豊受皇太神御鎮座本記』(御鎮座本記)

『造伊勢二所太神宮宝基本記』(宝基本記)
省2
543
(1): 2024/08/04(日)04:09 ID:vMhnX6SH(5/5) AAS
歴史学の分野の研究においては、伊勢神宮外宮の神職であった度会氏が、外宮を内宮(祭神・天照大神)と同等以上の存在として格上げすることを目的に、外宮の祭神である豊受大神を天之御中主神および国之常立神と同一神とすることで、天照大神をしのぐ普遍的神格であることを主張するために執筆されたと推定されている

神道五部書は、江戸時代に、尾張の東照宮神官である吉見幸和により、偽書であるとして激しく批判された

専門家によると、この五部書が神道の根本理論にあたるらしいです
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 3.064s*