[過去ログ] ハンドボール総合スレ©2ch.net (989レス)
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484: 2016/01/02(土)23:20 ID:Cfx/5ZZz(1) AAS
>>483
キックベース?
485: 2016/01/05(火)01:41 ID:VR/p4vWa(1/31) AAS
外部リンク:blog.sportsevent.jp

【特別対談】銘苅淳×西村和彦part1
486: 2016/01/05(火)01:43 ID:VR/p4vWa(2/31) AAS
「地区大会・全国大会優勝の、その先のビジョンを見せてあげたい」

銘苅選手(以下、銘苅)「西村さんがあちこちでハンドボールの活動をされていることは存じあげていますよ」

西村さん(以下、西村)「ホントですか!?」

銘苅「HC市川にも行ってますよね?」

西村「千葉のHC市川で、僕、小学生のコーチをやっているんですよ。」
省7
487: 2016/01/05(火)01:45 ID:VR/p4vWa(3/31) AAS
西村「やっぱりやりたくてもやれない子どもたちもいますし。
僕みたいに、高校の時に指導者に恵まれなかった…指導者がいなかったので、自分たちですべてしなきゃいけないっていうのを、
自分なりに勉強したり、見れるものって言ったらNHKのスポーツニュースくらいなものでした。
だから、今、銘苅さんがやってらっしゃる活動、ブログだったり、インターネットを介して、
自分のトレーニング道具ひとつにしろ、フィジカル強化の方法とかを紹介されてるじゃないですか」

銘苅「はい」

西村「そういうのは本当に助かると思うんですよね」

銘苅「僕のブログなんか、まだまだ認知度は低いですけど」

西村「そうですか? 僕らは結構見てます」
省6
488: 2016/01/05(火)01:47 ID:VR/p4vWa(4/31) AAS
西村「空き時間にはチームメートの横のつながりで、どこかしら(チームを)紹介していただいて練習させていただいているんですけど、
銘苅さんみたいに外でやっている人、海外でやっている人がいるんだよっていうのを知らない子たちが本当に多いんですよ!」

銘苅「そうなんですよね。自分の周りしか知らない。
日本代表(の選手を)知ってる人って尋ねたら、みんな知らないと思いますよ、子どもたち。小学生も中学生も」

西村「子どもたちもやっぱり、小・中・高・大とやって、
『うーん、そのあとどうしようかなぁ。実業団行こう、日本リーグ行こう』で、その先が見えてないんですよね。ビジョンがね」

銘苅「ないですもんね。ホントに」

西村「その先に、海外に行こうとか、これで飯を食えるんだっていう実績を残してる人たちをちゃんとアピールするべきだと。
それには、もっとそれをインフォメーションして世間に知らしめなければいけないと思います。
いかんせん、まだ日本においてはハンドボール自体がマイナーなイメージが強いので」
省1
489: 2016/01/05(火)01:49 ID:VR/p4vWa(5/31) AAS
西村「子どもたちにハンドボールの楽しさを伝えることが大切。僕、今なんで続けてるのかって、もう来年50歳になるんですけど」

銘苅「50歳ですか!(笑)」

西村「なんでやっているかって言ったら、やっぱり口だけじゃダメなんですよね。やって見せるのもそうだし、この年でもまだ楽しめるんだよ! 
生涯スポーツなんだよ! ということを、やっぱり子どもたちにも伝えたい。この前ある大学に行ったのですが、そこのキャプテンが僕が帰ったあとで、
メッセージを残してくれて、『西村さんがあの年まで続けているということは、自分たちにとってもありがたさと自信になる』って言ってましたね」

銘苅「そうですね」

西村「『あ、続けられるんだ。やれるんだ!』っていうね」
省1
490: 2016/01/05(火)01:52 ID:VR/p4vWa(6/31) AAS
西村「多分、銘苅さんは、今これから伸び盛りの選手とか、これから世界にチャレンジしたいっていう人たちに、
たくさんのレールを敷いてくださっていて、それはものすごく大切だと思います。
僕の方でできることってなにかなって考えたら、まずハンドボールの認知度を上げて、ハンドボールって生涯スポーツなんだよ、
年をとってもできるんだよ! という間口を広げること。入口を広げることも僕はやらないといけないのかなって。おこがましいですけど」

銘苅「いえいえいえ! ホントに西村さんのような方が、そういう活動をしてくださるってことが、もう我々としては、一番ありがたいことです。
本当にハンドボールって、おもしろいじゃないですか。知ってほしいじゃないですか」

西村「もう、こんなね、こんなおもしろいスポーツ…」

銘苅「ホントおもしろいですよね」

西村「こんなおもしろいスポーツないと思うんですよ」
省1
491: 2016/01/05(火)01:53 ID:VR/p4vWa(7/31) AAS
西村「子どもたちに教えてると、先ほどもおっしゃいましたように、子どもたちって日本代表の選手の名前を知らなかったりとか、
海外でプレーをしている選手を知らなかったりとか、結構多いんですよ。
だけど、一応こういう映画とかテレビに出ている人間が行ってハンドボールをやると、『お! ハンドボールやってる人いるんだ!』って、
そのお子さんたちを連れてる親御さんたちが結構喜んでくれたりするんですよね。広い意味で僕がハンドボールを続けている理由って、
おこがましいですけど、そこにあるのかなと思い続けているんですよね」

銘苅「いや、もう本当にそうだと思います。本当にありがたい限りです」

西村「もうちょっと、わかりやすく世間に広まる体制というのがあってもいいかなと思いますけど」

銘苅「しかし、僕はある意味ハンドボールは全然そんなマイナーだと思ってなくて。
メジャーかと言われたらそうでもないけど、じゃあマイナーかと言われたらそうでもなくて。
水球などの方が全然競技人口少ないし、フェンシングとかも少ないし、でもフェンシングはオリンピックのメダルを獲ってる。
省2
492: 2016/01/05(火)01:55 ID:VR/p4vWa(8/31) AAS
西村「なでしこジャパンのように勝てば、知名度は上がるわけです。
だけど、勝つためには、なにをするかってことじゃないですか。
『じゃあ勝ってから考えよう』っていうことじゃダメだと思う。
勝つためにはどうなのか、じゃあどうすれば勝てるんだ? ってことを考えていきたい。
ハンドボール自体の認知度が上がれば、プレーヤーの意識も変化していくと思います」

銘苅「そうですよね」

西村「そうすると、ハンドボール界全体のモチベーションが上がってくるんじゃないかと思いますよね。
そうそう、銘苅さん、ちょっと教えてもらいたいのは、僕、今、小学生を教えてるんですけど、小学生を教えるうえで、非常に大切なことってありますか?」

銘苅「『動きづくり』です。自分の身体をいかにうまく使うかとか、どう人やボールと関わるか、ということをやった方がいいと思うんですよね。
『コーディネーショントレーニング』というんですけど」
省3
493: 2016/01/05(火)01:57 ID:VR/p4vWa(9/31) AAS
銘苅「トレーニング自体は長くてもいいんですよ。でも1つのトレーニングをするのは、5分もやったら長いです。
小学生には。『シュート、はい5分』って言ったらもう長い。だから、これをやったら次! 次! 次! ってもうテンポを早めて。
できなくてもいいんですよ、子どもが。でもできなくてもおもしろかったら、空き時間に遊んでくれます」

西村「そうですよね」

銘苅「だから、できなくてもいいんですよ。次! 次! 次! って。あとは子どもたちがやるような空気を作ってあげればいいかな、と思います」

西村「ショートタームで」

銘苅「もうバンバンバンバンやって、で、設定を変えたらいくらでもどうにでもなるんで」
省3
494: 2016/01/05(火)01:58 ID:VR/p4vWa(10/31) AAS
西村「反対に本当に1つの練習を5分くらいしかやらない学校もありますよね。
集中して、ちゃちゃってやって、次…ってとこもやっぱりありますし、
これはもう指導者の考え方もあると思いますし…もう個性ですよね。
聞いたところでは、2時間同じ練習をやって、みんなへとへとになってポテンシャル落ちてる時にも自分でモチベーションをキープしてる選手が、
やっぱりここぞって時にモノになるっていう考えらしいです。日本人的ですけど」

銘苅「あー、そうですね」

西村「でもそういうの、分からないでもないんですよね」

銘苅「うん、そうですね。その日本人のよさっていう部分と、ヨーロッパ人的なよさ、
向こうのシステム、考え方のよさっていうのをうまく融合していければいいんですけどね」

西村「そうですね」
495: 2016/01/05(火)02:00 ID:VR/p4vWa(11/31) AAS
外部リンク:blog.sportsevent.jp

【特別対談】銘苅淳×西村和彦part2
496: 2016/01/05(火)02:01 ID:VR/p4vWa(12/31) AAS
ハンドボールが文化として根づいているヨーロッパ

西村「ヨーロッパの選手って、マークしている相手がいるのに、パスしないでゴリゴリ行くじゃないですか。
それはプロフェッショナルとして、多分自分が得点をとらないと、チームに貢献しないと、プロ失格と思っているんですよね、多分。
その反対で、ハンドボールには犠牲を払いつつ、空いたスペースへパスからのゴールもあるわけじゃないですか。
そんな中で、銘苅選手が得点王を獲った(※2014-15シーズン、ハンガリー1部・バルマズイヴァロシュで得点王を獲得)っていうのは…どっちの要因が大きいですか?」

銘苅「今回の場合は、獲らせてもらった感が強いのですね、正直」

西村「その場合は基本的にやっぱり、空いてるところでもらうものが多いのか、それとも自分でゴリッと行く方が多いのか」
497: 2016/01/05(火)02:03 ID:VR/p4vWa(13/31) AAS
銘苅「シーズンの序盤は、センターじゃなくてバックプレーヤーだったんですよ。だから、もうシュートばかり打ってました。
だけど、センターになった時は、どうにかして全体をオーガナイズしないといけないので、それも考えながらですね。
でも、ここぞというときには自分が点数取らないといけないので。
でも、終盤になると相手も分かってくるんですよ。銘苅が1対1してくるから、もう2人で寄れ! みたいな。
そういうときはさばく感じです。海外だとシュート打って外しても、『一生懸命やったんだから、しょうがねぇよ』みたいな。
『ノーマークいるだろ! おい!』って監督とかめっちゃ怒るんです。もちろん。『パスだろ! 今の!』と言われます」

西村「しかし、『いけると思ったんだもん』って答えるわけですか(笑)」

銘苅「そうそう(笑)。『打って入ると思ったんだもん。しょうがねぇじゃねぇか』と」

西村「ハンガリーのリーグって、アシストポイント的なものはあるんですか?」

銘苅「アシストポイントはないです」
省4
498: 2016/01/05(火)02:05 ID:VR/p4vWa(14/31) AAS
西村「だから、僕は子どもを教えるときにいつも心に思うのは、ハンドボールというスポーツが素晴らしいって思うのは、
非常に自己犠牲のスタンスもあるじゃないですか。自分が引きつけて、さばいて渡すっていう。
これが大人になった時に、俺が俺が! っていう時もあるかもしれないけど、
自分がある程度引き受けてだれかを活かす、自分を犠牲にしてだれかを活かすというプレーが、
社会人になって、大人になった時に絶対に活かされると思うんですよ。
それって、例えば60分間の試合で非常にたくさんあるのがハンドボールだと思う。
僕は子どもたちの精神面を鍛えるためにも、すごく素晴らしいスポーツだと思うんですよ」

銘苅「そうですね」

西村「こんな褒めちぎっていいのか、わかんないですけど(笑)」

銘苅「いやいやいや、ハンドボール素晴らしいですよ!」
省5
499: 2016/01/05(火)02:07 ID:VR/p4vWa(15/31) AAS
西村「元々、だって青少年の身体能力を上げるために考えられたスポーツなんですよね」

銘苅「そうですね、はい。で、それこそ、東京高等師範の先生が日本に1922年に持ってきて、
こんな走って飛んで投げて、ぶつかって最適だって言って、学校に広めようとしたのが始まりなんですよね、元々。
だから、そういう意味で学校体育の場面でもっと扱ってほしいんですけど、ハンドボールゴールがない学校もありますし、
それこそボールがないとか、でもサッカーゴールはあるんですけどね」

西村「そうですね」

銘苅「でも、ヨーロッパに行ったら、必ずハンドボールゴールがあるんですよね、必ず。ああいう文化的なところですよね」
500: 2016/01/05(火)02:08 ID:VR/p4vWa(16/31) AAS
西村「ヨーロッパって外でプレーする国ってあるんですか?」

銘苅「アウトコートがあるところはあります。でも下はグラウンドとかじゃなくて、タータンコートみたいなゴムだったりして。
もちろんセメントのところもありますけど。でもハンドボールという競技は室内のスポーツです」

西村「基本的にはそうですよね」

銘苅「基本的には。外で練習することはほとんどないです」

西村「でも現状で、日本では外で練習してる方は多いですよね」
省3
501: 2016/01/05(火)02:08 ID:VR/p4vWa(17/31) AAS
西村「それ、銘苅さんが一度他のテレビだと思うんですけど、シングルキャッチ(片手でボールをつかむ)の意味っていうのをすごく大切にしてますよね」

銘苅「そうですそうです。片手をボールで塞いだまま、練習しますよね」

西村「あれはすごいなぁと思いました。あれはやらないと、やっぱり身につかないんですよね」

銘苅「はい」

西村「手がでかいから、握力強いから、の問題じゃないんですよね」
省3
502: 2016/01/05(火)02:10 ID:VR/p4vWa(18/31) AAS
西村「例えばこっち(キャッチしない方の手)を相手につかまれてたら、もう片方しか使えないですもんね」

銘苅「でも片手で取ると、日本人は横着だって言うんですよね。そこが考え方の違いっていうか。大きな部分ですよね。
かなり大きな違いがあるっていう。だってプレーの幅が広がりますからね(片手でキャッチするアクション)。
それの方が世界的なスタンダードなんだから、そういうトレーニングをした方がいいと思いますね」

西村「シングルキャッチだとか、シングルハンドトレーニングだとか」

銘苅「いいと思うんですけどね、僕は。トレーニングとして、落とし込んでいったほうがいいな、っていう気はします」

西村「ちゃんとした1つの練習の中に組み込むってことですか?」
省1
503: 2016/01/05(火)02:11 ID:VR/p4vWa(19/31) AAS
西村「例えば、ハンガリーは何歳くらいからハンドボールを始めてるわけですか?」

銘苅「小さい子は6歳とか7歳とか」

西村「日本と同じくらい」

銘苅「それで3対3です。テニスコートで。ゴールも小さくして。コートも小さくして」

西村「オールコートにならないんですか?」
省6
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