[過去ログ] ハンドボール総合スレ©2ch.net (989レス)
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495: 2016/01/05(火)02:00 ID:VR/p4vWa(11/31) AAS
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【特別対談】銘苅淳×西村和彦part2
496: 2016/01/05(火)02:01 ID:VR/p4vWa(12/31) AAS
ハンドボールが文化として根づいているヨーロッパ
西村「ヨーロッパの選手って、マークしている相手がいるのに、パスしないでゴリゴリ行くじゃないですか。
それはプロフェッショナルとして、多分自分が得点をとらないと、チームに貢献しないと、プロ失格と思っているんですよね、多分。
その反対で、ハンドボールには犠牲を払いつつ、空いたスペースへパスからのゴールもあるわけじゃないですか。
そんな中で、銘苅選手が得点王を獲った(※2014-15シーズン、ハンガリー1部・バルマズイヴァロシュで得点王を獲得)っていうのは…どっちの要因が大きいですか?」
銘苅「今回の場合は、獲らせてもらった感が強いのですね、正直」
西村「その場合は基本的にやっぱり、空いてるところでもらうものが多いのか、それとも自分でゴリッと行く方が多いのか」
497: 2016/01/05(火)02:03 ID:VR/p4vWa(13/31) AAS
銘苅「シーズンの序盤は、センターじゃなくてバックプレーヤーだったんですよ。だから、もうシュートばかり打ってました。
だけど、センターになった時は、どうにかして全体をオーガナイズしないといけないので、それも考えながらですね。
でも、ここぞというときには自分が点数取らないといけないので。
でも、終盤になると相手も分かってくるんですよ。銘苅が1対1してくるから、もう2人で寄れ! みたいな。
そういうときはさばく感じです。海外だとシュート打って外しても、『一生懸命やったんだから、しょうがねぇよ』みたいな。
『ノーマークいるだろ! おい!』って監督とかめっちゃ怒るんです。もちろん。『パスだろ! 今の!』と言われます」
西村「しかし、『いけると思ったんだもん』って答えるわけですか(笑)」
銘苅「そうそう(笑)。『打って入ると思ったんだもん。しょうがねぇじゃねぇか』と」
西村「ハンガリーのリーグって、アシストポイント的なものはあるんですか?」
銘苅「アシストポイントはないです」
省4
498: 2016/01/05(火)02:05 ID:VR/p4vWa(14/31) AAS
西村「だから、僕は子どもを教えるときにいつも心に思うのは、ハンドボールというスポーツが素晴らしいって思うのは、
非常に自己犠牲のスタンスもあるじゃないですか。自分が引きつけて、さばいて渡すっていう。
これが大人になった時に、俺が俺が! っていう時もあるかもしれないけど、
自分がある程度引き受けてだれかを活かす、自分を犠牲にしてだれかを活かすというプレーが、
社会人になって、大人になった時に絶対に活かされると思うんですよ。
それって、例えば60分間の試合で非常にたくさんあるのがハンドボールだと思う。
僕は子どもたちの精神面を鍛えるためにも、すごく素晴らしいスポーツだと思うんですよ」
銘苅「そうですね」
西村「こんな褒めちぎっていいのか、わかんないですけど(笑)」
銘苅「いやいやいや、ハンドボール素晴らしいですよ!」
省5
499: 2016/01/05(火)02:07 ID:VR/p4vWa(15/31) AAS
西村「元々、だって青少年の身体能力を上げるために考えられたスポーツなんですよね」
銘苅「そうですね、はい。で、それこそ、東京高等師範の先生が日本に1922年に持ってきて、
こんな走って飛んで投げて、ぶつかって最適だって言って、学校に広めようとしたのが始まりなんですよね、元々。
だから、そういう意味で学校体育の場面でもっと扱ってほしいんですけど、ハンドボールゴールがない学校もありますし、
それこそボールがないとか、でもサッカーゴールはあるんですけどね」
西村「そうですね」
銘苅「でも、ヨーロッパに行ったら、必ずハンドボールゴールがあるんですよね、必ず。ああいう文化的なところですよね」
500: 2016/01/05(火)02:08 ID:VR/p4vWa(16/31) AAS
西村「ヨーロッパって外でプレーする国ってあるんですか?」
銘苅「アウトコートがあるところはあります。でも下はグラウンドとかじゃなくて、タータンコートみたいなゴムだったりして。
もちろんセメントのところもありますけど。でもハンドボールという競技は室内のスポーツです」
西村「基本的にはそうですよね」
銘苅「基本的には。外で練習することはほとんどないです」
西村「でも現状で、日本では外で練習してる方は多いですよね」
省3
501: 2016/01/05(火)02:08 ID:VR/p4vWa(17/31) AAS
西村「それ、銘苅さんが一度他のテレビだと思うんですけど、シングルキャッチ(片手でボールをつかむ)の意味っていうのをすごく大切にしてますよね」
銘苅「そうですそうです。片手をボールで塞いだまま、練習しますよね」
西村「あれはすごいなぁと思いました。あれはやらないと、やっぱり身につかないんですよね」
銘苅「はい」
西村「手がでかいから、握力強いから、の問題じゃないんですよね」
省3
502: 2016/01/05(火)02:10 ID:VR/p4vWa(18/31) AAS
西村「例えばこっち(キャッチしない方の手)を相手につかまれてたら、もう片方しか使えないですもんね」
銘苅「でも片手で取ると、日本人は横着だって言うんですよね。そこが考え方の違いっていうか。大きな部分ですよね。
かなり大きな違いがあるっていう。だってプレーの幅が広がりますからね(片手でキャッチするアクション)。
それの方が世界的なスタンダードなんだから、そういうトレーニングをした方がいいと思いますね」
西村「シングルキャッチだとか、シングルハンドトレーニングだとか」
銘苅「いいと思うんですけどね、僕は。トレーニングとして、落とし込んでいったほうがいいな、っていう気はします」
西村「ちゃんとした1つの練習の中に組み込むってことですか?」
省1
503: 2016/01/05(火)02:11 ID:VR/p4vWa(19/31) AAS
西村「例えば、ハンガリーは何歳くらいからハンドボールを始めてるわけですか?」
銘苅「小さい子は6歳とか7歳とか」
西村「日本と同じくらい」
銘苅「それで3対3です。テニスコートで。ゴールも小さくして。コートも小さくして」
西村「オールコートにならないんですか?」
省6
504: 2016/01/05(火)02:13 ID:VR/p4vWa(20/31) AAS
西村「基本、3対3?」
銘苅「6〜8歳ぐらいまでは。10歳までそうじゃないかな? オールコートでやるって、12くらいからですかね」
西村「小学校5、6年」
銘苅「10歳以下はボールもスポンジでつかみやすいやつだし、3対3っていうのが主だと思います。だ
からおもしろいですよ、本当に。7、8歳でも相手をつかんでひっくり返ったりします」
西村「ボディコンタクトもするんですね」
省6
505: 2016/01/05(火)02:15 ID:VR/p4vWa(21/31) AAS
西村「日本の場合は、とりあえず指導者から言われたことをやり、初めて身体ができてから考えるんですね」
銘苅「ハンドボールとはなんぞや? っていうのは海外の子どもは見てるんです。でも日本の場合、中学校から始めましたって言ったら、その教えてもらってる先生以上のハンドボールを触れる機会がないので。
テレビではやらないし、近くに日本リーグがあるかって言ったらないですし。日本リーグが近くでやってるのに、自分たちの練習試合が優先されるし、みたいなことの方が多くて」
(番組スタッフ)「ハンガリーにいっしょに密着して行ったんですけど、試合に来ている小さい子どもたちに『銘苅選手のこと知ってます?』って聞いたら、『彼の走り方を真似してます』って言うんですよ。
小さい子が。それくらい、トップ選手が身近であるし、ハンドボールって身近であるんですね。あと、ヨーロッパのクラブ文化っていう素晴らしさもありますよね」
銘苅「僕がストレッチしてるじゃないですか。そしたら、小学生10〜12歳くらいの男の子が走ってきて、『メカ! メカ! 〜×○△※』ってハンガリー語でしゃべりかけるんです。
僕、そんなにハンガリー語わかんないから『うん、うん』って言いながら、わかんないんです(笑)。『なに言ってるかわかんない。ごめんね』って話をして、近くにいる選手に聞いたりしながらもコミュニケーションとったり。
興味があるんですよね。彼らからしたら。(日本も)そういうふうになったら、もうちょっと変わると思うんですけど」
506: 2016/01/05(火)02:17 ID:VR/p4vWa(22/31) AAS
西村「ホントに、僕とかもやれることは微々たるものだとは思うんですけど、ただ、本当に今、サッカーやバレーや野球とかじゃなくて、ハンドボールを選んでやってくれてる子どもたちに対して、
大人である僕らはなにかをしてあげたいっていうのは本音なんですよね。ハンドボールやってたし、今でも現役でやってる自分としては、やっぱりそのスポーツをやってくれてる子どもたち、
またもしくは『やりたいなー』って思ってやれない環境の子どもたちに対しても、これからなにかいろんなことやっていかないといけないと思ってるんですよね」
銘苅「そうですね」
西村「そういう時に銘苅さんの活躍とかを見て、これをちゃんとした場所で電波を使って、メディアを使って、インフォメーションすることをやっぱりやっていかないといけないと思います」
銘苅「いや、もうそこは僕は西村さんに期待しています」
2人「(笑)」
省1
507: 2016/01/05(火)02:18 ID:VR/p4vWa(23/31) AAS
西村「テレビに出るたびにハンドボール、ハンドボールってぶつぶつ言ってますからね。
元ハンドボーラ―っていうか、元々ハンドボールやってた芸能人たちをいろいろ引っ張り込んではいるんですけども、
みんな経験者なんで、あのキツさを知ってるんですよ。『○○くんやろうよ!』『○○さんやろうよ!』とか言っても『あー、ケガしたくないな』とかね。
だから、本当にね、仕事もやりながらっていうのが、それを生業としてるわけではないので、趣味としてやるにはあまりにもハードなスポーツ、とみんな分かってるんですよ」
銘苅「僕も西村さん、ケガしたらどうするんですかね? っていう話をしていました」
西村「練習は実際、倒れそうですよ。僕もいつも思うんですよ。ケガしないようにケガしないようにと思っていても、
そんなケガしないように手を抜いてプレーするほどはうまくないので。自分のポテンシャルぎりぎりまで引き上げてやらないと、ついていけないので。
それはもう必死に。その代わり、僕あまり腰がよくないので、日々自分の体幹トレーニングと背筋は固めとかないと」
銘苅「プロだ。聞かせてあげたい。自主トレなんか一切しないハンガリー人に(笑)」
西村「僕は多分若かったらやらない。ある程度、年齢を重ねて、自分のどこが悪いって分かってるんで、だましだまし…。
省3
508: 2016/01/05(火)02:19 ID:VR/p4vWa(24/31) AAS
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特別対談】銘苅淳×西村和彦part3
509: 2016/01/05(火)02:21 ID:VR/p4vWa(25/31) AAS
やっぱりハンドボールっておもしろい!
(番組スタッフ)「ハンドボールに関係されている方、みなさんハンドボールの未来のことを口々に言うので、すごくスポーツに魅力があるんでしょうね」
西村「中学で例えば野球をやっていて、高校でハンドボールを始める人とかいるじゃないですか。
でも、ハンドボールをやっていて、ほかのスポーツにいく人ってあんまりいないですよね?」
銘苅「そうですね。僕もいないと思います」
西村「ハンドボールやっていてバスケットにいく人ってあんまりいない。バスケットをやっていてハンドボールにいく人はいる。
ただ、ハンドボールを中・高とやっていて、大学から違うスポーツをやる人はまずいないです。なんでか分かりますか?」(スタッフに向けて)
省3
510: 2016/01/05(火)02:22 ID:VR/p4vWa(26/31) AAS
銘苅「おもしろいからですよ(笑)」
(番組スタッフ)「わかってて聞いちゃいました(笑)」
一同「(笑)」
銘苅「おもしろいからですよ。本当に」
西村「こんなに身体を酷使して、コンタクトもあるし、傷だらけになるけど、やっぱり楽しいですよね」
省5
511: 2016/01/05(火)02:25 ID:VR/p4vWa(27/31) AAS
西村「もちろんラグビーとかもコンタクトはきついと思うんですけど、基本的にラグビーってボール持ってる人にだけじゃないですか。行けるのは。
なおかつコートが広いので、戦術的なDFっていうのが、コンタクトしながらDFっていうのがあり得ない」
銘苅「そうですね」
西村「バスケット、触れちゃいけませんし。サッカーも広いですからコートが。要するに合間を詰めていく、ずらしていく感覚だけであって、つぶすって感覚じゃない」
銘苅「だから今は本当に個人のDFの戦術というか、個人の戦術技術が上がってきて、DFに対するアドバンテージが見られるようになりましたね。
ガツンといって捕まえてっていうのもあるんですけど、今は先読みしてポンっていってチャージングを取ったり、DFの中でフェイントかけて戻ったりとかっていうのが…」
西村「基本的に入られてこない限り、挟まれないですよね。それまではずらしてずらして外側でっていう感覚であとは、上から打たせるかっていう形ですもんね」
省1
512: 2016/01/05(火)02:26 ID:VR/p4vWa(28/31) AAS
西村「おもしろいです。すっごく見てておもしろいです。ああいうおもしろさを伝えればいいんですけど。解説とか」
銘苅「僕、聞きましたよ。(今年3月の日本リーグ)プレーオフの解説」
西村「恥ずかしいー!(笑)でもこれネットだから聞けるんですよね。ハンガリーでも聞けるってことですよね」
銘苅「僕、ライブで観てました」
西村「うわぁすみません。つたない解説で」
銘苅「いや、おもしろかったなぁと思って」
省4
513: 2016/01/05(火)02:28 ID:VR/p4vWa(29/31) AAS
西村「ハンドボールは展開が早いので、カメラマンが追い付けないくらいですから」
銘苅「でも、あれはよかったです。実況がいて1人、解説が2人いて、っていうスタイルはよかったですよね。
ハンドボールってこういう見方をするっていうのが分からないので、中高生も」
西村「なるほどなるほど」
銘苅「観る楽しみの文化としては、どこで盛り上がっていいかっていうのが分かんない。
それこそ西村さんが審判に『おい!』って言ったら、そんなこと言っちゃうの? って」
西村「なるほどね。言っちゃってたかもしれないね。『今のは(ファール)とってくれないんですかね?』みたいな」
省5
514: 2016/01/05(火)02:29 ID:VR/p4vWa(30/31) AAS
銘苅「やっぱ大事ですもんね。ああいうのが」
西村「そうですよね。欧米の人とかって叫んでますもんね」
銘苅「はい。『行けー!』とか」
西村「日本はなんなんですかね。スポーツバーじゃなきゃ叫べないんですかね」
銘苅「うーん。お行儀っていう意識が強いんですかね。どちらかというと」
省5
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