[過去ログ] 【心霊】松田聖子「ひまわりの丘」🌻驚愕の歌詞解説 (11レス)
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2: 07/21(日)20:37 ID:w2vJMaVf0(2/7) AAS
♪黒い小さなラジオ 耳にあてて歩く ストライプのTシャツ 憶えているわ

【黒】は不吉な色であり、【小さなラジオ】は《悪い知らせ》を意味します。
【耳にあてて歩く】のは、一緒に歩く彼女に《聞かせたくない》からです。
彼女の御両親が医師から病状や余命についての宣告を受け、それを彼にも伝えたのでしょう。
【ストライプ】は体型が変わって見える模様であり、囚人服にも使われますが、
ここでは《痩せ我慢・虚勢を張る》という意味です。彼は素知らぬ振りをしていましたが、
【憶えているわ】つまり彼女は自分の余命が短い事に《薄々気付いていた》のでしょう。

♪旧い海の家は 青い岬のそば 裸足のまま海まで あなたと歩いた

【旧い海の家】は、病気療養の為に《御両親が購入あるいは借りた》のでしょう。
劇場アニメ『海獣の子供』を観た人は分かると思いますが、陸は生の世界・海は死の世界。
【青い岬】は、《若くして命が尽きる場所》を意味します。余命を知った御両親が、
せめて最期は都会ではなく景観の良い所で…と願ったのかも知れません。
【裸足のまま海まで】は水に濡れても良い、つまり《死ぬ覚悟が出来ていた》という意味です。
【あなたと歩いた】は、最期は《彼が傍で看取ってくれた》事を意味します。

♪白い夏のイメージね

【白】はシーツ・白衣・病院を連想する色であり、膨張色でもあり、《闘病生活》を意味します。
やや自嘲気味ですが、決して陰惨なイメージではなく、楽しかった想い出として歌っています。
この「白」は冒頭の「黒」と対になっており、お葬式を連想する色なのは言うまでもありません。

♪ひまわりの咲く 丘に座れば 入江はエメラルド 風が吹きぬける

【座れば】は据わる、つまり【ひまわりの咲く丘】とは、《彼女のお墓がある丘》の事です。
【入江】は陸と海に囲まれた場所で、人の一生を意味します。【エメラルド】は幸運・幸福・
希望・安定の石で、《彼女の人生が美しく鮮やかで、穏やかで幸せであった》という意味です。
【風】は彼の事であり、《彼と出逢えた事への感謝》を【吹きぬける】と表現しています。

♪あなたの愛を 失うことを ただこわがっていた あの夏の日

【愛を失う】とは、病気の彼女を見捨てて《彼が離れていってしまう事》への恐怖ですが、
最期を看取ってくれた事からも分かる様に、彼は彼女への愛を貫きました。
これはこの歌の主題に関わっており、とても重要なので、後でもう1度詳しく解説します。
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