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【大串と川端】十両互助会 第7席【タンデム体制】 (736レス)
【大串と川端】十両互助会 第7席【タンデム体制】 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/sumou/1610370801/
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280: 待った名無しさん (スフッ Sdea-uVb+) [] 2021/10/08(金) 12:05:50.99 ID:VVjl3orcd ──『平成の大獄から10年』談話── 平成23年の大相撲八百長問題から、10年が経ちました。今、あの騒動で引退し犠牲となられた先輩方のことを思うと、哀憫の情に絶えません。 当時、十両互助会に所属していた力士・親方25人が断罪、追放されました。 事態収束のために協会が下した底辺を狙った大量処分と、裁定にいたるまでの特別調査委員会の杜撰な調査は、許しがたいものであり、前途ある多くの力士達の土俵人生が何の情状酌量なく奪われたことは、今なお遺憾の念に絶えません。 我々はこの出来事を「平成の大獄」と呼称し、末代まで語り継いでいくこととします。 神聖なる国技・大相撲での八百長蔓延の事実は、ファンを失望させ、世間から大きな批判の対象となりました。力士達は信頼回復のため、真摯に相撲道に励み、白熱した真剣勝負を展開していきました。 10年の歳月が流れた今日、大相撲はすっかりとガチ相撲に取り組んでおり、今後もファンの皆様のご期待にお答えできるよう努力していく所存です。 しかしながら、15日間年6場所を戦い抜くのは大変なことであり、力士は皆怪我とそのリスクを抱えています。なかでも、十両番付下位における人情相撲の撲滅は、決して現実的ではありませんでした。 そこで、前時代的な体質を改め、平成26年2月、復興互助会が発足したのです。初代・白塚元久会長はこの時、「クリーンエコノミー」の政策を表明しました。 従来の互助会は、中盆を通じた金銭の授受を伴う星の貸し借りを、15日間常習的に行うものでした。 新生互助会では、互助においての金銭の授受を禁止し、のちに残留争会と呼ばれる基本終盤5日間への活動縮小。また、中盆を廃止し、会員が各々決められた役割を担う閣僚となって構成する内閣制を施行しました。 内閣制の導入は、個人での交渉が金銭による解決に発展しやすいため、そうした問題を一括互助会で受け持ち議論、判断しようとするシステムの構築へとつながっていきます。 これらの改革は功を成し、令和3年現在、会員は増え、活動は安泰のものとなりつつあります。今後は、会員の信頼向上、内閣における分業・連携、ガチ党との調和、取組の演出・演技力の向上が課題となります。 旧互助会のロストディケイドは、時代に適った新しい互助会成立への道にとって変えられたわけです。十両互助会は生まれ変わり、ここに復興の目的にたどり着いたことを宣言します。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/sumou/1610370801/280
281: 待った名無しさん (スフッ Sdea-uVb+) [] 2021/10/08(金) 12:56:50.64 ID:VVjl3orcd ところで、十両互助会は何のために存在するのでしょうか。インセンティブは、十両幕下間の圧倒的な待遇差にあります。 十両から幕下に陥落すると、月給は約100万円から無給に、付け人もつかなくなるなど、生活環境は大きく変わってしまいます。だからみんな十両から落ちたくない。だから落ちそうな相手には、負けてあげたい心理が働くのです。 現行の待遇制度が変わらない限り、十両における無気力相撲の撲滅とは理想論にほかならず、十両互助会は必要悪なのであります。 さらに、初めて関取の資格が与えられる十両の番付は、力士が最初に目指す大きな目標です。十両力士としても、簡単に席を明け渡すわけにはいきません。 そこで、十両力士達は協力して残り合い、陥落数を抑制することで、幕下力士と対抗する相互防衛の発揮が求められてくるでしょう。これが、待遇差に見合った関取の大きな壁となるのです。 このように、十両互助会とは、自分達の地位の保守と、幕下上位に対する防壁、2つの観点から存在意義が生じるのです。 最後に、「平成の大獄」が残す最大の教訓は、過剰な八百長の防止と、情報管理の徹底です。 いつかまた、同じ惨劇が起こらないように、会員は「クリーンエコノミー」の精神を忘れてはいけません。力士たるもの、立身出世の初心を大切に、本場所では敢闘精神の発揮を第一に勤めなければなりません。 そのうえで、必要悪となってくるダークサイドは決して公になることがないよう、会員は常に自覚しなければなりません。 特に、通信交渉の際は隠語や暗号を使い、痕跡を残さないよう、十分に注意が必要です。そのためにも、各自が空気を読むことで成り立つ姿が、互助会の理想だと考えます。 力士と力士は、日々仕切り線をはさんでぶつかり戦う敵同士であり、同時に、毎日共に土俵入りを行う仲間でもあります。 「困った時はお互いさま」──それ以上でも、それ以下でもなくていい、それが、これからの十両互助会のあるべき姿なのです。 令和3年10月8日 十両互助会内閣会長 大串拓也 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/sumou/1610370801/281
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