【愛媛】[新居浜市]新居浜太鼓祭り[2019/10/15-18] (319レス)
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280: 09/05(木)23:02 ID:lcc/z/X9(1) AAS
このようなメカニズムがゆえ、かねて研究者からは、mRNAが体の中に残ればスパイクタンパクという異物がつくられ続けて、体にさまざまな健康被害が出てしまうのではないかという懸念があったが、
厚労省は「ワクチンで注射するmRNAは、数分から数日といった時間の経過とともに分解されていきます」と説明してきた。しかし、異論を唱える。
「どうして見えすいた出任せを言うんでしょうかすぐに分解されてしまったら抗体ができないじゃないですか。
安定化できたからこそ、人に投与して抗体を作らせることができるんですよ。馬鹿につける薬はないと言いたい。消えないんですよ。それどころか、全身に行き渡っている。
それはデータでも明らかです。これによれば、mRNAはあらゆる臓器はもちろん脳、骨髄、卵巣、眼までいく。
世界の論文の文献検索をして論文にまとめて公表したように、コロナウイルスの健康被害が全身にあらわれていることの説明がつきます」2年間に、国内の医学学会で報告・検討された疾患をまとめたところ、
ワクチン接種後に、血小板減少、心筋炎、深部静脈血栓症、ギラン・バレー症候群、リンパ節腫大はじめ、精神神経疾患など200を超える多岐にわたる疾患があることが判明した。
281: 09/06(金)23:35 ID:bj/4MU07(1) AAS
塩沢小児科医(44)で、10代だった女性患者4人に診療を装って服を脱がせ胸や陰部を触ったほか、4人を含む10人に対して裸やわいせつ行為の様子を動画で撮影するなどした強制わいせつ・準強制わいせつ・児童買春・児童ポルノ法違反の罪に問われている。伸びきった長髪を後ろで束ね、よれた黒いスーツ姿で入廷。
かすれたような声で答えた。うつむきながら耳を傾け、撮影した動画は編集した上で、ハートマークやテロップを入れていたことや、被害にあった患者は「診察に必要だと思った」「相談にも乗ってもらい信頼していた」「『抱きついて』と言われ怖くて拒否できなかった」と証言していることが明らかに。
また、被害者の保護者の中には「診察に3時間かかった時もあり不審に思っていた」と話す人もいたという。動画を撮影した目的について「診察の確認・記録のため」と主張し、「文字や静止画だと必要な情報が入らなかったり、後から比較できなくなったりする場合があるため」と述べた。
また、被害にあった10人は、いずれも脊椎が側方に彎曲する側弯症の女性患者だったが「男性患者もいたが、そこ(動画を撮るほど)までの病状の方はいなかった」と弁明。撮影に当たって、マスクを外させていることについては「顔面の正中軸(体の中心軸)を確認するため。
体全体の正中軸が顔面の正中軸に表れることがある」と話し、服を脱がせたことについては「着衣の上からだと細かい部分を判定できない」と回答。胸を揉んだ理由について問われると「胸郭の進行を確認するため」と正当性を訴え、15分以上も行為を続けた点については「私の診察能力の拙さ」と釈明した。
個人で所有する携帯電話で動画を撮影し、電子カルテにも反映していなかったことがわかっているが、「電子カルテは誰にでも見られてしまうおそれがある。第三者が院内のパソコンを開き見ることも可能性としてはある」と苦し紛れの主張を展開し、「診察中には性的な感情を排除するようにしている」と強調。
「自覚はないが、潜在的にはあったかもしれない。(性的意図や感情が)ゼロであるかというと自信はない」とも口にしている。他の医師が「診療には必要がない行為」と証言していることも明らかにされ、「そのような評価を受けているのであれば従う」と述べたほか、被害者や保護者などに謝罪したが、その傷が簡単に癒えることはない。
282: 09/07(土)23:36 ID:JpUpvfAR(1) AAS
県感染症情報(8月26日―9月1日)
新型コロナウイルス感染症406例。
283: 09/08(日)23:35 ID:5gjucS6L(1) AAS
トラウマは日常的によく起きるものなので、だれでも一つや二つトラウマを持っている。
日本で一番遭遇する可能性が高いトラウマは、地震などの大災害である。
トラウマは「こころの傷」なので、不安神経症と同様に脳波の異常や脳の形の変化までは起きない。
トラウマは分かりやすいイベントなので、精神科の他の病気に誤診されることは希だ。
深刻なトラウマでも、時間が経てば徐々に治ってゆく。
深刻なトラウマがあっても、それにいっさい触れず、本人も忘れるように努力すればやがて元気に生活ができる。
したがって、トラウマがあっても一般的にからだの健康には大きな影響はない。
トラウマの治療には、共感し、傾聴するカウンセリングが何より有効だ。
深刻なトラウマを負った子どもたちであっても、しっかりと愛情を注ぐことでトラウマの傷を癒やすことができる。
トラウマ治療は時間が大変にかかるので一般的な保険診療では実施できない。実は、全部誤っています。
284: 09/09(月)23:16 ID:3Em395PA(1) AAS
深刻なトラウマの最たるものが性被害を含む、子ども虐待の被害です。驚くべきことに、子ども虐待のような長期にわたり反復されるトラウマ体験は、脳の構造にもはっきりとした変化を起こします。
長期反復性のトラウマがあると、一般的なカウンセリングではかえって悪化することが多いので、特別な対応が必要になります。
注意を喚起したいことがあります。児童相談所における子ども虐待の相談対応件数は、わが国において数年にわたり年間20万件を超えています(2020年~2022年)。
わが国の年間出生数は同じ時期において、年間80万人前後でした。つまり単純な計算をすると、相談対応件数は、出生数の4分の1ほどの数字になっているのです。
こうなるとすでにこの10年あまり、幼稚園、学校、児童クラブなど、子どものどの現場においても、被虐待児に出会わないことはないという状況がすでに起きています。
子ども虐待のような重症のトラウマ(長期反復性トラウマ)は、さまざまな精神科の症状を引き起こします。特にその一部は発達障害の診断を受けます。そして未治療のまま成人に到ったとき、
高い割合で今度は子ども虐待の加害側になってしまいます。これは「子ども虐待の世代間連鎖」として知られている現象ですが、現在ではその連鎖率は7割を超えると報告されています。
つまり、虐待が連鎖しない割合は実に3割以下しかないのです。すでに20世紀の終わりに、子ども虐待をはじめとする子ども時代の逆境体験が、
後の成人期にどのような影響を及ぼすのかという大規模な調査が行われました。その結果わかったことは、虐待経験者は、心臓病、肝臓病、慢性肺炎、さらに肥満、早期妊娠などが何倍も起きやすく、
寿命も大変に短くなるという事実でした。さらには違法薬物依存などが生じる可能性も非常に高く、犯罪や地域の安全にも深く関係していたのです。
省1
285: 09/10(火)23:35 ID:uc8M+mAR(1) AAS
ところがわが国において、これまでトラウマへの治療は必ずしも十分ではありませんでした。そもそもなぜかわが国では、子ども虐待のケアにおいてトラウマの治療という視点が欠落していました。
加害を行う親の側も大半は元被虐待児であり、治療を必要としています。ところがわが国において、虐待を受けた子どもの保護のみで、トラウマの原因となる家族への治療が行われてこなかったのです。
直ちに理解できるようにこれでは根本的な解決になりません。なぜトラウマ治療の普及が遅れたのか。それには、さまざまな理由があると考えられます。そのひとつは治療法です。
従来開発されてきたトラウマ治療の多くは時間をかけて実施するタイプのものです。一人ひとりに時間がかかるということは、数多くのクライアントの治療を行ううえで、足かせになります。
また、重症なトラウマについて、その存在はずっと以前から分かっていたのにもかかわらず、国際的診断基準に取り上げられてきませんでした。
そのような重症なトラウマである「複雑性PTSD」がWHO作成の国際疾病分類第11版(ICD-11)に登場し、診断基準が確定したのは実に2018年のことです。しかし、実はもうひとつ隠れた大きな問題があります。
それは、重症のトラウマの場合、治療中に「解除反応」もしくは「除反応」という、過去の辛い体験のフラッシュバックが溢れ出し、収拾がつかなくなる現象がしばしば起きるのです。
ベテランの治療者であればあるほど、この大変な状況をどこかで経験しているので、トラウマ処理で危険な領域に踏み込むことに躊躇するということが起きてしまうのです。
286: 09/11(水)23:47 ID:vi2ghD3h(1) AAS
精神科の診断は、他の医学領域の診断とは著しく異なっています。その理由はといえば、ごく最近まで脳の中で何が起きているか皆目分からなかったためです。脳科学が飛躍的に進歩した今日といえども、
脳の中で何が起きているのか、まだ本当に分かったという状況にはほど遠いのでし。研究が進めば進むほど、これまで脳や精神病について解明されたと思われてきたことが、
むしろまったく分かっていなかったという事実が明確に示されています。最新の国際的診断基準であるアメリカ精神医学会が作成した「精神疾患の診断・統計マニュアル第5版」(DSM-5)
あるいは、世界保健機関(WHO)が作成した「国際疾病分類第11版」(ICD-11)において、精神疾患は、理念型による診断が行われています。理念型診断とは、端的にいえば、患者に現れる症状に基づく診断です。
DSM診断は病因を特定しておらず、症状による診断にとどまっています。一般的な病気は、疾病の病因が特定されており、バイオマーカーなどの客観的指標を参考に診断を行うことができますが、
これとはまったく違います。DSM-5やICD-11などの理念型診断は、症状の一覧表のようなものから成り立っていますが、実は、このリストに記載された症状以外にも診断の重要な手がかりがあります。
その代表は、対人的相互交流の場に示される行動様式です。精神症状は行動様式において示されることは、精神科医であれば誰しも賛同すると思います。躁状態の時と、うつ状態の時は、
まさに行動様式が違っており、特に症状の一覧表のチェックを行わなくても瞭然と分かります。経験豊富な児童精神科医であれば5階の窓から通りを見下ろしていても、道を歩く自閉症児を見つけ出すことは容易です。
287: 09/12(木)23:13 ID:Uh+qpY+4(1) AAS
どんなところに行っても自閉症児や自閉症の成人を見つけてしまいます。こんなことが可能なのは、彼らに独特の行動特徴があるからに他なりません。ところがこのようなアナログ的な情報は、
理念型診断の「症状」という言語による切り取りのみでは網羅することが困難です。このことが、DSM-5のような症状のみによる診断(カテゴリー診断)が全盛の中で「診断の拡散」を招いてしまうのです。
経験豊富とはいえない精神科医が、カテゴリー診断の症状リストに該当するかどうかだけで診断すると、どうしても過剰診断になってしまうのです。今日、成人の臨床において、
発達障害の診断が明らかに増えているのはこの理由によります。カテゴリー診断で陽性になるからといって、発達障害と診断して良いのかどうか、実は慎重な検討が必要なことは言うまでもありません。
このカテゴリー診断における診断の拡張を最大限利用したのが製薬会社です。治療を行うことは、正しい診断がなされることが前提となります。患者ではない人に投薬治療をしても効果がないばかりか、
かえって症状を悪化させます。しかし、理念型のカテゴリー診断自体が曖昧なため、拡張して適用されがちで、本来であれば治療対象にならない方まで精神疾患と診断されています。製薬会社は、
DSM-5やICD-11などのカテゴリー診断が拡張的になりがちなことを最大限活用して、医薬品をどんどん売り込んでいます。現在の精神科の病名は仮想概念であり、実体があるものではありません。
実は、現在のカテゴリー診断が非科学的です。仮説に過ぎず、おそらく10年ぐらいの間に、大きく変化するのではないかと予想されます。
288: 09/13(金)23:19 ID:N/3JLQEm(1) AAS
トラウマには2種類あって、長期にわたる反復性のトラウマは、単回性のトラウマとはまったく違う症状と経過になる。長期反復性のトラウマの後遺症は、心身全体に及ぶ。それは、タバコ、酒、
薬物などへの依存を引き起こし、寿命も短くなるなど、深刻な影響が起きる。犯罪にも関係する。子どもの場合は、しばしば発達障害の診断になるが、発達障害としての治療では良くならない。
また症状そのものが一般的な発達障害より重症である。これらの症状を引き起こす張本人はフラッシュバックである。フラッシュバックは、本来は脅威を避け、生き延びるための、
生体に備わっている防御反応である。長期反復性のトラウマの場合、自分では制御できないフラッシュバックがいつでもどこでも起きるようになる。このようなフラッシュバックはトラウマ場面の再体験に近く、
それ自体大変に辛い体験になる。さて、フラッシュバックは通常のカウンセリングで対応ができないのでしょうか。これが困ったことに上手くいかないのです。特に長期反復性のトラウマの場合、
通常のカウンセリングをすると、抑え込んでいたフラッシュバックの蓋が開いてしまい、収拾がつかなくなるのです。過去の場面に飛んでいってフリーズを起こすか、
治療の記憶自体を吹き飛ばしてしまうことも起きてきます。フラッシュバックの蓋が開いて、過去のフラッシュバックに襲われ、ぼうっとなった状態を、解除反応と呼びます。こんな専門用語があるくらいなので、
この現象は実は、ずいぶん昔から知られていたことは確かなのです。学校の先生なら、こんな体験をされたことが一度や二度はあるのではないでしょうか。学校で着席ができなくて注意すると、
大暴れを繰り返す子どもが今日も暴れた。やむを得ず、家庭に報告の電話をかけた。なかなかつながらず、夜になってようやく母親が電話に出た。
289: 09/14(土)22:59 ID:YzigOMEy(1) AAS
県感染症情報(8月19日―9月8日)
結核8例。
アメーバ赤痢1例(50代男性)。
梅毒11例(20代男性4例、30代男性2例、40代男性2例、50代男性、30代女性2例)。
過去分として
梅毒1例。
県感染症情報(9月2日―8日)
新型コロナウイルス感染症304例。
290: 09/15(日)22:50 ID:+QTPsw5h(1) AAS
そのお母さんは、言いがかりに近いと先生からは感じられるクレームを時々学校に言ってくるいわゆるモンスターペアレントで、その内容はというと、「うちの子が、〇〇さんと〇〇さんからいじめを受けた、
教師からも暴力やいじめを受けた」というものであるが、事実はむしろ逆で、その子どものほうがすぐ周りの子どもたちに手を出してしまい、場合によっては大暴れするので、
大人が真剣になって押さえ込まざるを得ないことも起きている。ようやく電話がつながり、子どもの暴力の報告をしたところ、子どものことを差し置いて、自分がどんな大変な体験をしてきたのか話し出した。
ワーッと話が止まらなくなり、2時間あまり話を聞いて、何となく時間切れになった。その後、今度は母親のほうから時間外に頻回に電話がかかってくるようになり、
まったく同じ話を長時間繰り返すようになった。話の内容はいつも同じだが、前に話したことを確認しても覚えていないこともよくある。子どもの問題行動もいっこうに治まらない。この先生の電話は要するに、
傾聴型のカウンセリングと同じことをしているのです。残念ながら、フラッシュバックは傾聴では改善しません。この先生の時間外の努力を無意味とは思いませんが、
母親や子どもの改善に何ら結びつかないのです。子どもによく行われているプレーセラピー(遊戯療法)も傾聴型カウンセリングの子ども版のようなものです。プレーセラピーは、子どもに自由に遊んでもらいます。
その遊びを通して子どもは治療者のもとで自分の内面を表出し、それによって大人の語りと同じように、治療効果があると考えられていますが、例えばこんな具合になります。プレーセラピーが始まると、
最初は徐々に、そのうちにわっと興奮して、子どもが一方的に治療者に攻撃を繰り返す。治療者は水をかけられ、砂をかけられ、コップを投げられ、おもちゃをぶつけられ、防戦一方になる。
291: 09/16(月)23:29 ID:1SfOIUVI(1) AAS
バットでいきなり本気で叩かれることもある。こうしてワーッと暴れていた子どもが、そのうちにボーッとなってしまう(つまり解除反応がきてしまう)。こんなプレーセラピーが毎回延々と続き、
日常生活での子どもの行動はというと、良くなるどころかどんどん悪化し、子どもの側も徐々に治療にくるのをいやがるようになって(フラッシュバックが起きる体験は子どもにとっても大変に辛い体験なので)、
やがてこなくなって中断のまま終了になる。実のところ、筆者は、こんなプレーセラピーを受けてきたという紹介状を携えたお子さんの、その後の治療を何人も引き受けてきました。
要するにトラウマの治療としては、傾聴型のカウンセリングもプレーセラピーも、無効どころか禁忌といって過言ではありません。トラウマ処理とは、このような解除反応を起こさないで、
フラッシュバックを治療するために作られた特殊な心理治療のことです。一方で、トラウマ処理という特殊な精神療法を行わなくとも、通常の精神療法の活用で、治療が可能という意見があります。
長期反復性のトラウマによって生じる後遺症の主たる症状は、「フラッシュバック」と「自己無価値」であるので、後者のほうに働きかければ治療が可能というわけです。
このような治療法は軽症例には有効かもしれませんが、重症例に実施すると、ことごとくといっていいほど強烈なフラッシュバックが生じ、解除反応が起きてしまいます。
単回性トラウマには絶大な効果があるEMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)ですら、普通のやり方で複雑性PTSDの方に実施すると、解除反応が起きるのです。
通常の精神療法で十分と主張をされる医療者もいますが、本当に重症の複雑性PTSDに向き合った経験があるのだろうかと疑問を覚えざるを得ません。解離によって治療の記憶が吹き飛ばされるため、治療は悪夢のような堂々巡りに陥るのです。
292: 09/17(火)23:10 ID:FkOu4RNK(1) AAS
マイナス面もいろいろあります。まず、総じて飲み心地が良くありません。より本質的な問題をあげると、治療効果は、数年単位が限界で、本当の長期的な効果は確認されていません。
それどころか、長期に用いた場合、必ずしも良い治療効果が得られないという、いくつもの臨床研究があります。たとえば統合失調症の長い期間で経過について国際比較をしてみると、発展途上国のほうが
(つまり薬物療法をしっかり受けていない人々のほうが)長期的には良い状態が示されているという有名な事実があります。精神科で用いる薬は、
悪性症候群という急性期の重篤で致死的な副作用が起きることもあります。また、長期的に服用すると遅発性ジスキネジアというほぼ治療法がない、からだが捻れる副作用が起きることもあります。
知る限り、長期的な働きで良い効果があるらしいことが示されている薬物はたった一つリチウムだけで、リチウムが水道水に混ざっている地域の人たちの自殺率が低いという報告が、
世界のいくつかの場所から出ています。注意してほしいのは、数百mgという双極性障害の治療に用いられている量ではなく、水道水に微量に混じっている量のリチウムということです。
また発達障害に用いる薬の中には、子どもに使うのは副作用があるとしても無視できる程度として、ある年齢以上の大人に用いるのはお勧めできないという薬もあります。代表は注意欠如・
多動症に用いるメチルフェニデートで、中年以上の方は服用を止めていかないと、心臓や血圧などに良くないことがはっきりしています。もともと発達障害を中心に臨床を行ってきました。
発達障害の基盤がある場合、子どもにしても大人にしても、通常の処方量といわれている処方を行うと、副作用ばかりが現れて、薬の効果があまり認められないということが頻繁にありました。
むしろ処方量を控えめにすると有効に働くことが多く、特に発達障害にともなって一緒に起きる、精神科の問題(代表はASDの青年や成人のうつ病ですが)では、普通の処方の用量の数分の1という量できちんと有効に働くことが普通なのです。
293: 09/18(水)23:43 ID:t1xgbqs/(1) AAS
当初は、薬物の副作用が強いのは、そのクライアントが薬物に過敏性がある体質だからだと考えてきました。しかし子ども虐待の既往を持つ子どもと大人、つまり発達性トラウマ症や複雑性PTSDの両者とも、
薬を用いているうちに、非常に敏感に薬に反応をする例が少なくないことに気付きました。個々のクライアントの感受性以前に、どうも精神科で処方する薬は総じて、標準的な投与量では、
副作用が強く現れるようなのです。子どもとその親の双方から、薬が強すぎるという苦情をしばしば聞くので、それに合わせて薬をどんどん少なくしていき、
だんだん最初から少量での処方を行うことがむしろ一般的になっていきました。「こんなに減らして大丈夫だろうか?」。最初は私自身がおっかなびっくり薬の量を減らしていったのですが、
それでも多いという苦情が出るので、さらに減らすことを繰り返しているうち、徐々に一般の精神科の常識よりはるかに少ない量を用いることが増えてきました。するとむしろ、
そのような常識外の薬物療法で著効が認められる子どもと親が多いことに気付きびっくりしました。なんと、標準とされる処方量よりも少量処方のほうが副作用も少なく、またより有効に働くのです。
当初は発達障害に由来する過敏性に基づくのだろうと考えていましたが、徐々にこの現象はむしろ普遍的に認められるものなのではないかと考えるようになりました。いろいろ調べていく中で、
こころに働く薬は一般的に考えられているような、直線的な効果を示すものばかりではなく、むしろ非直線的に働くものがたくさんあることにも気付きました。例えば、ある種の毒物は微量で強い効果を示し、
増量するとむしろ効果が減じるという不思議な効き方をします。またU字形の効き方をする(つまり極少量ですごく効き、用量を上げていくと効かなくなり、さらに用量を上げるとまた効き出す)薬もあります。
こころの薬は毒物です。そのため服用すると、効果を減じる生体反応が起きます。その反応を抑え込むと、一見直線的な効果を示すようになります。一般的に、このような薬物は、この後半部分の効果を用いているわけです。
294: 09/19(木)23:16 ID:vD+GfjUz(1) AAS
しかしもうひとつの方法が実はあって、それが極少量の服用での効果を用いるというものです。ごく少量であれば、薬物の効果を抑え込む生体反応がまだ発動されないので、
ごく少量でも十分な治療効果が得られます。普通のうつ病や統合失調症の場合には一定の量の薬が必要なのかもしれませんが、カテゴリー診断を用いれば、その診断を満たす症状は確かにあるけれど、
明らかに病態は異なっているといった発達障害やトラウマの事例の場合は、極少量でも効果がある場合が多いことに気付きました。そうして極少量処方を普通に用いるようになると、
これまであまり気付いていなかった向精神薬(中枢神経系に作用して精神状態や精神機能に影響を与える薬物の総称)の副作用にも自ずから気付くようになりました。例えば、気分変動が強いうえに、
えらくネチネチとした言い方をするなあと思って確認をすると、案の定、抗うつ薬を相当量服用(しかも内科から処方を受けて)しているなどです。一般に精神科医療において、薬物治療の効果が不十分な時に、
精神科医は薬の増量を行う、あるいは他の薬物を加えていきます。その結果、多剤、大量併用という状況が生まれるわけです。ところが、トラウマ系は、やたら薬に強いのです。代表は解離性幻覚で、
統合失調症であれば十分に幻覚が減る量でもびくともしません。むしろ、あまりに薬に強い幻覚は、解離性かもしれないと考えてみると「ビンゴ」のことがよくあります。
解離性幻覚もフラッシュバックの一種で、トラウマが基盤にある症例の場合には、著効が得られないときに、まず行うべきは薬剤の減量なのです。通常量の処方を行った場合、
例えば抗うつ薬の処方によって気分変動が悪化する、抗不安薬の処方によって、意識水準が下がり自殺企図が促進されるなど、副作用ばかりが目立ち、効果は不明という状況がよく生じてしまいます。
さらに、長期的には向精神薬はマイナスの効果が増えてきます。高用量の薬を用い続けると、その働く部位の非可逆的変化が起きてくる可能性が否定できません。
295: 09/20(金)23:40 ID:6qKGelgd(1) AAS
例えば統合失調症に用いる抗ドーパミン系の薬を高用量で長年用い続けると、抗ドーパミン薬が常時必要な脳へと変化してしまう可能性が否定できないのです。不眠、抑うつ、気分の上下、健忘、解離、
(解離性)幻覚など。これを普通のカテゴリー診断に当てはめると、うつ病、双極性障害、解離性障害、心的外傷後ストレス障害、統合失調症、注意欠如・多動症、自閉スペクトラム症など、
多数の診断基準を満たすことになり、それぞれに対応した薬が出されると、ものすごい多剤、大量処方になってしまうわけです。症状について、整理整頓すると、フラッシュバックそのものの症状と
フラッシュバックに関連して生じる関連症状があります。後者は、気分の変動に関連する症状および、興奮しやすくなったり攻撃的な言動を行うなどの症状があります。
こうしたフラッシュバックに関連する二つの症状とは別に、不眠や、抑うつなどの重症トラウマには必発といってよいほどよく一緒に起きてくる周辺症状があります。処方の中心は、
フラッシュバックの特効薬である漢方薬と、極少量の向精神薬の組み合わせです。フラッシュバックに有効とされる薬は2系統あります。一つは、抗うつ薬で、特に選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
というグループの抗うつ薬で、こちらは一般的なPTSDに有効ということが示されています。ところが、SSRIは複雑性PTSDについては、有効性が確かめられていません。それどころか、経験では、
気分変動が著しくなってしまい、気分が落ち込んだときに死にたくなり、気分が上がったときには、周囲に攻撃的になって、子どもへの加虐が生じることもあるため、筆者は禁忌薬と考えています。
もうひとつのフラッシュバックの特効薬が漢方薬です。基本処方は小建中湯2包と十全大補湯2包の組み合わせです。この2剤をまず処方し、治療を行っていく過程で漢方薬の味が変わり、飲みづらくなったら、
飲みづらい方の漢方薬を別の薬に変えるというのが基本的な漢方薬の処方の仕方です。さらに錠剤の漢方薬に変えてゆくことも可能です。しかし粉の漢方薬を錠剤にすると、一般的に、1包が6錠になります。
省7
296: 09/21(土)22:39 ID:i/LSSJEh(1) AAS
県感染症情報(9月9日―15日)
新型コロナウイルス感染症272例。
297: 09/22(日)23:23 ID:TTt7YAhd(1) AAS
逆に言えばそれだけ極少量という処方の工夫は常識外ということなのでしょうか。しかし町の薬局の場合、「出してください」とお願いを繰り返し、処方してもらううちに、
しばらくすると抵抗がなくなってきます。処方をしたクライアントさんがこんな処方で改善しているのを目の当たりにするのが、何よりも優れた説得になります。この処方を実際に用いてみると、
気分変動や月経前の耐えがたいイライラが完治はしなくとも非常に軽くなります。攻撃的な言動が問題になっているタイプには、アリピプラゾールをリスペリドンの少量に置き換えるだけです。
これも高用量を最初から処方しないようにしています。これにラメルテオンの10分の1錠に相当する0・8mgをこれに加えたものが基本処方です。ラメルテオンは1錠、半錠で服用すると普通の睡眠薬ですが、
10分の1という少量処方を行うと、メラトニンを賦活させるだけの薬になり、日中の眠気などの副作用が少なく、しかも効果は比較的しっかりしています。
ちなみに、この量でも眠すぎるというクレームをしばしば受けています。その場合には20分の1錠という処方をしています。ここで、処方された薬の定期的服用ということがこれまた大変に難しいのです。
こうした問題はふつうのクライアントにも共通する問題ですが、重症のトラウマの方の場合にはより顕著に現れます。複雑性PTSDの方は、大変に不規則な生活をしている方が多く、
食事や睡眠をとる時間もバラバラだったりします。ドタキャンも非常に多く、そんなときに、「薬が切れませんでしたか」と尋ねると、9割以上、「大丈夫です。まだあまっています」という答えが返ってきます。
2週間分の処方しか出していないのに、なぜ5週間経ってもあまっているんだ、と思うのですが、要するに最初からきちんと服用していないのです。その一方で、急に何もかも嫌になって、
2週間分をまとめのみされることも非常に多いのです。もともと処方薬を服用するということ自体が、対人関係の一部です。対人的な不信の塊の人たちに、きちんと服薬をしてもらうこと自体が難しく、
省6
298: 09/23(月)23:10 ID:ScMEbX2W(1) AAS
小学生年齢になると柴胡桂枝湯3錠1回か6錠2回に分けて、という処方が基本処方になってきます。漢方薬の服薬が継続的に出来るかどうかを確認しながら処方をしていきます。
もっとも多い不眠の訴えですが、睡眠の実態をしっかりと聞いておく必要があります。さらにしばしば大量のカフェインを飲んでいることがあるので、
「エナジードリンク」などを飲んでいないか尋ねておく必要があります。エナジードリンクを午後、さらに夕方以後にも飲んだりしている場合、ほぼ例外なく、慢性の頭痛を抱えています。
睡眠リズムを夜型にすることや、基本的に早寝早起きのリズムにすることを何度も説得する必要があります。「こころとからだは同じものなので、こころの治療のためには健康な生活の維持が必要」
ということを何度も繰り返す必要があります。そもそも不眠には悪夢が深くかかわっています。寝ようとすると怖い夢に襲われるので、眠ること自体が辛くなり、
場合によっては何ヵ所もクリニックを回って眠剤をかき集めて服用します。こうなると眠気は起きてこないので、そろそろ眠る時間ということで、さらに大量に眠剤を飲んで、死んだように眠ります
(しばしば過量服用という事故もこの時に起きてきます)。当然ながら朝は寝起きも悪いので、朝遅く起きてきます。昼は悪夢もなく安全なことに加えて、また眠剤の効果が残っているので昼寝を数時間します。
それゆえ、夜にまた眠れない、こんな乱れた睡眠リズムは決して珍しいものではありません。フラッシュバックの治療が進むと、悪夢の頻度が減るので、
それだけでも睡眠のリズムの改善には大きな貢献になります。そのうえで、追加する眠剤です。現在のところ、お勧めできる眠剤は1種類でレンボレキサント(デエビゴ)です。
最低用量の半分、1・25mgの服用から頓服(症状に応じて飲むこと)で用いるようにしています。スボレキサント(ベルソムラ)も安全な良い眠剤ですが、悪夢が多く、
省6
299: 09/24(火)23:17 ID:0NoEVE4s(1) AAS
このような抑うつに試行錯誤してみて、比較的安全と感じる抗うつ薬は唯一デュロキセチン(サインバルタ)だけです。それでも20mg以上を用いないようにしなくてはなりません。
最近になってジェネリック薬品が登場し、半錠(10mg)という処方が可能になりたいへん助かっています。こちらも有効性より安全性が大切です。躁うつ病(双極I型)が後ろに隠れていた場合には、
デュロキセチンでも躁転をする危険があり、気分調整薬の服用が必要になってきます。頻度としては少ないのですが、トラウマ処理を実施した後に、
双極I型の躁うつ病が明らかになったという方を数例経験しています。子どもの場合、トラウマ処理が1クール終わった後、グズグズと元気がなくなってしまうということがむしろよく起きてきます。
こちらも本来は、少し養育者にくっつく生活をすることが一番なのではないかと考えますが、どうしてももう少し元気が欲しいという場合には、クロミプラミンの少量3mg~5mgを処方しています。
ただしこちらは3ヵ月程度に限り、あまり長い期間の処方にならないように気をつけています。PMS(月経前症候群)これもトラウマ処理が1クール終了すると非常に軽減されるのが普通です。
それでも月経前のイライラがすごく強いという訴えの時に行う処方です。漢方薬を用いる場合は、大柴胡湯6錠を1日2回に分けて、西洋薬を用いる場合は、セルトラリン12・5mg~25mgを1日1回、
どちらも月経前のイライラした状況が生じる1週間だけ服用してもらいます。不思議なことですがこのような頓服の服用を続けるうちに、周りに被害が及ぶようなイライラにはならなくなってきたということで、
頓服をやめる方が多いようです。たぶんフラッシュバックの改善というのが何層かにわたっていて、1クール終了後もフラッシュバックの治療を重ねるうちに、治療のレベルがさらに進み、
PMSの軽減までゆくのではないかと推察していますが、確信はありません。頭痛も本当に多い症状です。いくつかの異なった病態があり、それを分ける必要があります。まずはフラッシュバックによる頭痛です。
省7
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