【愛媛】[新居浜市]新居浜太鼓祭り[2019/10/15-18] (319レス)
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33: [sage] 2023/09/04(月) 17:19:00.99 ID:+oRUa2k2 解離性障害は、重大なストレスによって生じる「一時的な自我の破綻」である。 虐待を受けていると必発するわけではないが、とくに被虐待者は発症しやすいのではないかと思っている。 そして、一般に行われている治療だけでは、効果は十分ではないとも感じている。 その理由は、ふたつある。ひとつ目は、今日の精神科で行われている治療の主体が薬物療法であることだ。 心の傷によって発症した心の病には、精神科薬の効果が薄いことが少なくない。ふたつ目は、心理療法 (体系化された理論を用いて行う心の治療の総称)では、どうしても治療者の主観が入り込んでしまって、 被虐待者の特殊な心理を捉えていくことが難しいことである。それゆえ、 これらの問題を理解しないで治療を行った結果、かえって彼らを追いつめてしまっていることがある。 彼らへの治療が、なぜ、うまくいかないのかを私なりの視点で記していく。 そして、彼らとの関わりから見えてきた精神科医療の問題点も取りあげていく。以下で紹介するのは、 聞いているこちらが耳を塞ぎたくなるような悲惨な虐待を生き延びてきた女性である。 それによって負った心の傷が、大人になって解離性障害として現れた。 精神科病院に通院し、生活保護を勧められた。彼女のこれまでの人生を知れば、 虐待というものがどれだけ心に深い傷を負わせるのかがわかるだろう。 そして、虐待する側の異常性も見えてくるだろう。しかし、ときにその異常性を、 専門家ですら見落としてしまうことがある。35歳の話を聞くようになったのは、ある事件がきっかけだった。 それは、自殺未遂事件である。だが、自殺を企てたはずの当の本人に、その記憶がまったくない。 気づいたら知らない町にいた、そこは交番だった、それから、彼女の担当ケースワーカーが迎えにきた。 記憶にあるのは、それだけ。しかも、直近3日間の記憶自体が、すっぽりと欠落しているというのである。 「記憶がないあいだに、なにか変なことをしていたらどうしようと思って怖いです。 数時間、記憶がなくて、気がつくと買い物していたり、道路の真ん中に立っていたり。 自分がおかしくなってしまったんじゃないのかと思って怖い。この前は、踏切のなかにいたみたいだし」 穏やかな平日の朝。彼女が住む町から電車でどんなに早くても2時間はかかる静かな町にいた。 沿岸部に位置するその町は、都市と都市との中間に位置していて、列車の往来はそこそこに多い。 小さな駅舎からは海が見える。急行列車が往来する踏切の前に、見知らぬ女性が佇んでいた。 その姿を近くで商店を営む男性が目撃していた。きっと、近所では見たことのない顔だと思ったのだろう。 踏切が開いても渡ろうとすることなく、ただその場にじっとしているだけの彼女を怪訝に思っていたそのとき、 轟音とともに列車が踏切に進入してきた。彼女は、踏切のなかへ吸い寄せられるように向かっていった。 間一髪のところ、必死に駆け寄った店主によって彼女は踏切から引きずりだされた。 その光景を見ていた周りの通行人らが集まって、ちょっとした騒動になった。それに気がついて、 近くの交番の警察官が駆けつけた。彼女の手荷物を確認した警察官が、福祉事務所に連絡し、 担当のケースワーカーが迎えに行った。「気づいたら交番にいて、え!ここどこって。そうしたらお巡りさんが 『ようやっと気づいた、よかったよかった。なにを話しても反応しないし、ただ涙だけ流すし、 心配したんだから。いま、福祉事務所の担当の人が向かっているからね』って。 ケースワーカーさんにも申し訳なくて。あのまま電車に轢かれていてもよかったんですけど」 自分の身に起きたことのはずなのに、どこか遠くの出来事を語るような客観的な口調だったことが、 やけに印象的だった。記憶がない。まるで物忘れのような報告を聞いて、最初に認知症を疑った。 しかし彼女の場合は、認知症にしては記憶の途切れ方(なくなり方)が明確だった。 それに、記憶がないということを自分で認識している。そして、ある一定期間、 ある部分だけの記憶があきらかに欠落している。よく考えると、話す言葉の選び方、 その行間からにじみ出る緊張感は、いずれも認知症のそれとは異なっていた。 彼女の話す内容から、その症状は解離性障害に違いなさそうだった。たとえてみよう。 ある日、あなたが道を歩いていると大きな爆発音を聞いた。一体、なにが遠くで起きたのかを確認しようと、 あなたは一歩ずつ、爆心地と思われるほうへと進んで行った。すると、景色は徐々に一変してきた。 瓦礫が散乱している。どこからともなく呻き声が聞こえる。目に飛び込んできたのは、痛々しい姿で横たわる人々だった。 http://egg.5ch.net/test/read.cgi/ticketplus/1571067647/33
解離性障害は重大なストレスによって生じる一時的な自我の破綻である 虐待を受けていると必発するわけではないがとくに被虐待者は発症しやすいのではないかと思っている そして一般に行われている治療だけでは効果は十分ではないとも感じている その理由はふたつあるひとつ目は今日の精神科で行われている治療の主体が薬物療法であることだ 心の傷によって発症した心の病には精神科薬の効果が薄いことが少なくないふたつ目は心理療法 体系化された理論を用いて行う心の治療の総称ではどうしても治療者の主観が入り込んでしまって 被虐待者の特殊な心理を捉えていくことが難しいことであるそれゆえ これらの問題を理解しないで治療を行った結果かえって彼らを追いつめてしまっていることがある 彼らへの治療がなぜうまくいかないのかを私なりの視点で記していく そして彼らとの関わりから見えてきた精神科医療の問題点も取りあげていく以下で紹介するのは 聞いているこちらが耳を塞ぎたくなるような悲惨な虐待を生き延びてきた女性である それによって負った心の傷が大人になって解離性障害として現れた 精神科病院に通院し生活保護を勧められた彼女のこれまでの人生を知れば 虐待というものがどれだけ心に深い傷を負わせるのかがわかるだろう そして虐待する側の異常性も見えてくるだろうしかしときにその異常性を 専門家ですら見落としてしまうことがある歳の話を聞くようになったのはある事件がきっかけだった それは自殺未遂事件であるだが自殺を企てたはずの当の本人にその記憶がまったくない 気づいたら知らない町にいたそこは交番だったそれから彼女の担当ケースワーカーが迎えにきた 記憶にあるのはそれだけしかも直近日間の記憶自体がすっぽりと欠落しているというのである 記憶がないあいだになにか変なことをしていたらどうしようと思って怖いです 数時間記憶がなくて気がつくと買い物していたり道路の真ん中に立っていたり 自分がおかしくなってしまったんじゃないのかと思って怖いこの前は踏切のなかにいたみたいだし 穏やかな平日の朝彼女が住む町から電車でどんなに早くても時間はかかる静かな町にいた 沿岸部に位置するその町は都市と都市との中間に位置していて列車の往来はそこそこに多い 小さな駅舎からは海が見える急行列車が往来する踏切の前に見知らぬ女性がんでいた その姿を近くで商店を営む男性が目撃していたきっと近所では見たことのない顔だと思ったのだろう 踏切が開いても渡ろうとすることなくただその場にじっとしているだけの彼女を怪に思っていたそのとき 轟音とともに列車が踏切に進入してきた彼女は踏切のなかへ吸い寄せられるように向かっていった 間一髪のところ必死に駆け寄った店主によって彼女は踏切から引きずりだされた その光景を見ていた周りの通行人らが集まってちょっとした騒動になったそれに気がついて 近くの交番の警察官が駆けつけた彼女の手荷物を確認した警察官が福祉事務所に連絡し 担当のケースワーカーが迎えに行った気づいたら交番にいてえ!ここどこってそうしたらお巡りさんが ようやっと気づいたよかったよかったなにを話しても反応しないしただ涙だけ流すし 心配したんだからいま福祉事務所の担当の人が向かっているからねって ケースワーカーさんにも申し訳なくてあのまま電車にかれていてもよかったんですけど 自分の身に起きたことのはずなのにどこか遠くの出来事を語るような客観的な口調だったことが やけに印象的だった記憶がないまるで物忘れのような報告を聞いて最初に認知症を疑った しかし彼女の場合は認知症にしては記憶の途切れ方なくなり方が明確だった それに記憶がないということを自分で認識しているそしてある一定期間 ある部分だけの記憶があきらかに欠落しているよく考えると話す言葉の選び方 その行間からにじみ出る緊張感はいずれも認知症のそれとは異なっていた 彼女の話す内容からその症状は解離性障害に違いなさそうだったたとえてみよう ある日あなたが道を歩いていると大きな爆発音を聞いた一体なにが遠くで起きたのかを確認しようと あなたは一歩ずつ爆心地と思われるほうへと進んで行ったすると景色は徐に一変してきた 瓦が散乱しているどこからともなくき声が聞こえる目に飛び込んできたのは痛しい姿で横たわる人だった
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