[過去ログ] 宮城県にテレビ東京系列新局は必要ない!©2ch.net (101レス)
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24: 2015/12/28(月)18:44 ID:G1oDcSYC(2/3) AAS
元関係者によると、系列とはもちろん、全国の取材網や、番組を届けるという意味合いも大きいが、その根幹にあるのは「ネットセールス番組」だそうだ。
ネットセールス番組とは、キー局が一括して全国二十数局分のCM枠をスポンサー企業に販売し、製作費と電波料を受け取るもの。
地方局はキー局からの番組をCMも含めてそのまま流し、「ネット保証金」というお金をキー局から受け取れる。
ネットセールス番組のスポンサーは、4大キー局に二十数局分のCM料金を支払うことで、それぞれ40県から45県、ほぼ全国で同時にCMが流れるというわけだ。
一方のテレビ東京系列は6局。6局分のCM料金で全国約7割に届く。
3割強では見られないものの、二十数局に比べれば6局は格段に安く、スポンサーにとって「効率的」というわけである。この効率の良さも、テレビ東京の差別化のひとつだ。
◆かつてはキー局の「国盗りゲーム」だった
しかし、4つのキー局が全国をカバーできるようになったのも1990年代以降の話。それ以前は全く状況が異なり、地方には2〜3局しかテレビ局が存在せず、今よりも地方局の力が強かった。
東京は5つ、地方は2〜3しかテレビ局が無いという状況は、キー局による地方局の奪い合いを生んだ。キー局はスポンサーに対して「全国隈なくCMを届けられる」ことは大きなアピールポイントであり、
「地方局をわが系列に」と、キー局が国盗りゲームのように躍起になり、また、地方のテレビ局そのものだけでなく、地方局の番組枠をキー局が奪いあった。キー局による地方局の接待も多かったそうだ。…
番組枠の奪い合いの結果、地方では同じテレビ局で日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日の番組が放送されることも多く、それぞれがネットセールス番組となっていた。
つまり地方局は、複数のキー局からスポンサーつき、CMつき番組が次々と持ち込まれ、ローカル番組をそれほど製作せずとも番組枠は次々と埋まり、収益も潤った。しかし、この体制に終止符が打たれる。
全国4局化政策によって起きたこと
1986年、郵政省(当時)から情報格差是正施策として「民放テレビ全国四波化」計画が出される。当初の目標であった、全47都道府県の4局化は達成できなかったものの、
バブルの波に乗って、4大キー局は、ほぼ全国をカバーするに至った。
これにより、地方局を取り巻く状況は一変した。4つのキー局に対して、地方のテレビ局も4つ。地方局の番組枠もスッキリし、収益も平準化してしまう。
地方局は、キー局からもらえるスポンサーつき番組が少なくなった一方で、ローカルスポンサーを開拓し、自前で番組を製作・確保することを迫られるのだが……。
地方では、少ないパイを巡って地方局の営業競争が激化。地域によっては、ラジオCMよりもテレビCMの方が安くなってしまったところも。その状況下で、ローカル番組の充実を図るのは難しい。
この四波化政策は、発言力の強かった地方新聞母体の地方テレビ局を弱体化させるためだったという噂話もあるほどだ。
一方のテレビ東京は、この施策からは除外されていたが、同様にバブルに乗っかり、大阪、愛知、岡山・香川、北海道に系列局を設置。1991年TVQ九州放送(当時はTXN九州)の開局によって現在の体制となる。
その後も、仙台、広島などへの系列拡大を画策してはいたのだが、地方の全国4局化が思わぬ作用をもたらす。
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