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ガンプラの山を崩すスレッド69 (1002レス)
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938
: 2019/09/27(金)22:39
ID:uQDp1/GP0(6/9)
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938: [] 2019/09/27(金) 22:39:12.66 ID:uQDp1/GP0 戸口に目をやると、干からびたイタチが転がっていた。 今朝方までは生きていたのだろうか、口元や目元には未だ湿り気が見られたが、 既に毛皮に油は少なくぱりぱりと乾燥しきって硬く強張っている。 何故だか骸から甘酸っぱい香りがするような気がして彼は戸に近づき屈むと、 イタチの胴辺りをむんずと掴んで持ち上げた。 硬く乾いた死体は彼の指で締め付けられてあっさりと折れ曲がり、砕けるようにしてその腹が千切れてしまう。 断面からはぼとぼとと未消化の胃の内容物が落ち滴り、白い線虫のようなものが地面に落ちた膿のプールのような未消化物の中で泳いでいた。 「これがええでな。ほんに、ええでな」 背後から声がして振り返ると、爺様がくちゃくちゃといつものように口元を動かしながら立っていた。 むっとするような酸っぱい匂いを漂わせた爺様は戸口に歩み出て彼からイタチの死体を奪ってその断面を顔に擦りつけ始める。 「ずるいな」 彼は滴り落ちた未消化物を手で掬い、自分の鼻と耳に詰め始める。 本格的な夏が来たのだと皆がそれを見て確信していた。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/toy/1560271342/938
戸口に目をやると干からびたイタチが転がっていた 今朝方までは生きていたのだろうか口元や目元には未だ湿り気が見られたが 既に毛皮に油は少なくぱりぱりと乾燥しきって硬く強張っている 何故だか骸から甘酸っぱい香りがするような気がして彼は戸に近づき屈むと イタチの胴辺りをむんずと掴んで持ち上げた 硬く乾いた死体は彼の指で締め付けられてあっさりと折れ曲がり砕けるようにしてその腹が千切れてしまう 断面からはぼとぼとと未消化の胃の内容物が落ち滴り白い線虫のようなものが地面に落ちた膿のプールのような未消化物の中で泳いでいた これがええでなほんにええでな 背後から声がして振り返ると爺様がくちゃくちゃといつものように口元を動かしながら立っていた むっとするような酸っぱい匂いを漂わせた爺様は戸口に歩み出て彼からイタチの死体を奪ってその断面を顔に擦りつけ始める ずるいな 彼は滴り落ちた未消化物を手で掬い自分の鼻と耳に詰め始める 本格的な夏が来たのだと皆がそれを見て確信していた
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