[過去ログ] 鉄ヲタは自分の人生に真剣に向き合ってはどうか (1002レス)
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367: [鉄道評論家]でってぃう太田◇脱・貨物同盟 2013/06/26(水)09:11 ID:8NUFqEsPO携(1/5) AAS
趣味とは本来、人間が仕事をは別に生まれる余暇を利用して楽しむ道楽のことである。世界的に見ても趣味の種類は多数で、スポーツや書道・生け花といったメジャーなジャンルから切手や切符。
視野をもっと広げてみると落ち葉や石を集めて鑑賞することを楽しむコレクター系の類など多岐に渡る。私が高校時代に知り合った友人の1人は珍しい趣味を持っていた。それが、鉄道・・・ではなく“鉄塔”。
発電所から高圧電流を各地へ運ぶ電線を運ぶ鉄塔を眺めるのが趣味であった。彼は、その特異した趣味が災いしたのか周囲とは隔離した学校生活を送っていたようだが、鉄塔のことになるやいなや饒舌な長講釈が始まった。
ひょんなことで連絡をとってもいつしか趣味の鉄塔の話が始まり「一般的に電線と言っても―」から始まり、「鉄塔に支えられた電線の経路にも鉄道同様に○○線っていう路線名が付けられていて―」
といった専門的かつ奥深すぎる話題を聞く受け手に取ってはちょっとだけ憂鬱であった。
それでも、彼は自分の博学多識を自慢したいのか終わりのない雑学を話していた。その裏にはきっとどこかで自分の趣味や自分の存在を認めて欲しいという心中を持っていたのかもしれない。
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368: [鉄道評論家]でってぃう太田◇脱・貨物同盟 2013/06/26(水)09:12 ID:8NUFqEsPO携(2/5) AAS
この実例と非常に似ているのが鉄ヲタの性格であると気付いたのは最近の話。見出しに掲げられている鉄ヲタが趣味界独自で常識のように口にする単語の数々は趣味に興味を示さない一般人にとってはまず理解不能である。
それでも、一時期は鉄ヲタでなくても精通する単語が一つだけあった。それが『デゴイチ(デコイチ)』。言わずと知れたD51形蒸気機関車の愛称で、この形式は国産の蒸気機関車の中における製造数は1110機という最多数を誇った。
その足跡こそが日本国民にとって最もポピュラーな形式となるきっかけであり、比例してデゴイチという愛称が鉄ヲタ以外の日本人にとって蒸気機関車の代名詞とも呼べるものになっていったと思われる。
しかし、現在では直流区間であれほどの勢力を誇り、ブルートレインの先頭に立っていたEF65を「ロクゴ」と称して一般人に伝えても意味を成しえない。そう。「ロクゴ」という愛称は鉄道趣味界独自の愛称に留まっている。
それは、全国的に活躍した形式であっても日本国民にとってポピュラーな形式とは成り得なかったからである。そこで一般人から「その“ロクゴ”って何ですか?」と質問されるやいなや鉄ヲタの長講釈が始まる。
こうした長講釈で自分の博識を相手に見せつけ、自分の凄さを主張したいという性格は筆頭に例として挙げた同級生の鉄塔マニアと共通するのではないだろうか?
周囲に自分という存在を認めて欲しいがために自分の博識さを披露し、共感を求める。そうしたケースの人間は言ってしまえば、日常生活において周囲との人間関係が希薄であると考えられる。
人間誰かと繋がっていたいという集団への帰属意識は人類であれば誰しもが持つ本能で、鉄ヲタが列記とした人間である限り例外ではない。
『友達が欲しい』『彼女が欲しい』『結婚したい』という切実な願望があったとしても社会の輪に入るにあたり博識自慢だけが自分の存在をアピールするツールであるため周囲との人間関係に空回りが生じているのである。
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369: [鉄道評論家]でってぃう太田◇脱・貨物同盟 2013/06/26(水)09:14 ID:8NUFqEsPO携(3/5) AAS
昨今の話題として人間関係の希薄さが挙げられることもしばしば。価値観の多様化や選択性の増大によって人間は表現の自由というものを手にした。しかし、その自由さが故に人間関係も多様化・複雑化の一途にある。
携帯電話やインターネットといった無形の情報システムの発達により遠方の友人と連絡を取ることは容易になったが、その裏では人vs人という人間本来の対話方式で直接的な親交を深めるという意思を剥奪させているとも言える。
携帯電話は相手の姿形を見ることができない。中にはテレビ電話なる相手の顔が画面に表示される種類もあるが、こうした対話方式では自分の意思を表現する相手は所詮機械であり、その機械を通して相手に意思を伝えるのが一般的だ。
更に、インターネットでは自分の意思を特定された人間。もしくは限定された集団にのみ発信することもできるが、無限の利用者に対して発信することも可能だ。しかも、その発信源を隠して第三者に自分の意思や考えを伝えることはできる。
その利便性を利用したいわゆる匿名の悪意とも取られるのが掲示板やチャットといった公共性の高い無形の交流の場において見境なく相手を誹謗中傷する『荒らし』行為。
特に鉄道系の掲示板ではこうした荒らし行為や、些細な発言から交流の場が荒れる様子が多く散見される。こうした鉄道系の掲示板が荒れやすい原因は唯ひとつである。
鉄ヲタ一人が個人の主張をしたとしよう。それに反論する第三者も鉄ヲタであるため、現実社会で人間vs人間の対話術を学ばないままインターネットを利用している可能性が高い。
そのため、物事の表現を上手く言い表すことができず感情的になることが多く、刺々しい口調になるのである。“とにかく自分の話を聞いて欲しい”という一心がありながら相手の反対意見を一方的に否定するために起こる事象だ。
また、こうした言葉を浴びせられるにあたり社会的に大人でレベルの高い反論ができればそこで場の荒れは収束するが、鉄ヲタの場合は個人の主張が一般人以上に強いため売り言葉に買い言葉状態となっていくのだ。
こうした状況を有形化すると討論番組で研究者や政治家が司会者に耳を貸さず主張し合い、やがては言い合いになっていく光景に等しい。が、しかし、鉄ヲタの場合は討論する内容が非常に稚拙であるのだ。
370: [鉄道評論家]でってぃう太田◇脱・貨物同盟 2013/06/26(水)09:15 ID:8NUFqEsPO携(4/5) AAS
ある掲示板では昨今社会問題になりつつある鉄道趣味者のマナー。これについてよく討論される。見かけは自発的な啓蒙活動により鉄道趣味界のレベルアップに努めているように見えるが、その内容を咀嚼していくと非常に薄い。
「撮影地でのゴミは持ち帰るべきである」
「後から来た撮影者は前にいた撮影者に迷惑を掛けぬよう心掛ける」
「夜間・早朝時は地域住民の騒音とならないよう心掛ける」
「罵声を浴びせない」
「立入禁止場所には入らない」
など。全て当たり前決まり文句が並ぶ。それを討議してどうするのかと私は問いたいくらいだ。むしろ、討議として成立するのか。
これら当たり前の項目を実践できない鉄ヲタがいることから社会から非好意的な批判が寄せられているという肝心要の論点に達していない。
結局のところ、こうした場でも『自分はマナーを守って撮影していまーす。偉いだろう?』といったニュアンスの強い主張ばかりだ。
371: [鉄道評論家]でってぃう太田◇脱・貨物同盟 2013/06/26(水)11:01 ID:8NUFqEsPO携(5/5) AAS
<img src="外部リンク:dl1.getuploader.com
世間に鉄ヲタのマナー低下が大きく取り上げられ影響を与えた関西本線「あすか事件」が発生したのが2010年2月14日のこと。
これからもう3年以上経っているにも関らず、鉄道趣味界に依然として厳しい注目が集まるのは鉄ヲタ一人ひとりがマナー向上という意識がけが足りず、精神面でも進歩していないことに他ならない。
「ニーナ」「ゲッパ」「パイパイ」・・・こうした愛称について私は辟易感はなんら持つ程ではない。それは、単にこうした単語は鉄道趣味界の中における一種の業界用語として割り切り、それ以外の場所で口にすることはないからである。
そうした知識を興味の無い人間に対して披露することで共感は得られないことは知っているし、相手に辟易されるくらいならば言う必要のない知識だと自負しているからである。
それでも、一人の鉄ヲタとして鉄道趣味の愉しさを少しでも共感して欲しいと切に思うかもしれないが、そこで一方的な主張だけでなく別の方法で相手の興味を呼び起こす手段を考える。これがデキる大人への第一歩ではないだろうかと私は考えている。
これからの発展に期待したい。
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<イメージ画像出演者>
<a href="外部リンク:dl1.getuploader.com神木隆之介</a>
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