[過去ログ] 日本の首都はずっと京都やで (95レス)
前次1-
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) レス栞 あぼーん

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
83: 2021/12/07(火)19:49 ID:1ulEXAe3(1) AAS
マーラーの交響曲がベートーベンと並ぶ人気と演奏頻度を持つ理由として現代人の感情により近い複雑な音のドラマが挙げられる。
当時のオーストリア帝国のボヘミア地方(現チェコ)でユダヤ人として生まれたマーラーはグローバル時代を先取りするようにドイツ伝統の音楽から民俗音楽…アジア風の曲調に至るまで世界視野の交響曲を書いた。

マーラーには「第2番『復活』」や「千人の交響曲」の愛称を持つ「第8番」などベートーベンの「第九」の発展形といえる独唱・合唱入りの作品もある。
「大地の歌」では全6楽章で李白や王維らの漢詩のドイツ語訳を歌手2人が交互に歌っていく。
三枝氏は「マーラーの交響曲は形式の枠組みからはみ出している。
オラトリオ……独唱・合唱・管弦楽から成る大規模な楽曲というべき作品もある」と説明する。

最先端の音響空間を実現した現代のコンサートホールや複雑な音を精緻に捉える高音質CDなどの技術革新を背景にマーラーの交響曲の真価が明らかになってきたともいえる。
「第1番『巨人』」第4楽章や「第3番」第1楽章のようなメカニックで派手な行進曲風の音楽……映画「ベニスに死す」で有名な「第5番」第4楽章「アダージェット」のような緩やかな癒やしの曲調がロックや環境音楽を経験した現代人に好まれる理由ともいえそうだ。
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.007s