[過去ﾛｸﾞ] NHK連続テレビ小説「らんまん」part17 (1002ﾚｽ)
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404(1): 2023/08/03(木)20:45 ID:RYAbq0XY(14/19) AAS
>>397
まあ、こんな具合です
岸屋は大店ですから、牧野富太郎の仕送りや小遣い、
研究の道具を買う程度の金は岸屋の問題ではなかった
富太郎が掛けた負担としては、図鑑の出版費がかなりの負担だったのではと言われています
「国からの送金もあって、生活も豊かであり、
富太郎は舶来の生地でつくらせた洋服を着込み、
人力車を乗り廻しては大学の研究室へ通ったし、
研究用の書物も器械類も、従来通り惜しむことなく買い込んでは、
ぜいたくな研究生活を送っていた」
「第十二集の準備をしている時、郷里から財産整理のため、
一応帰国してくれと慫慂してきたので、私は明治二十四年晩秋に高知へ帰った。
私は帰国に当たり、今度上京したら、矢田部先生と大いに学問上の問題で競争しようと決意した。
（略）郷里へ帰ると、ある日新聞社の記者に誘われて、高知の女子師範にはじめて、西洋音楽の教師として赴任してきた門奈九里という女の先生の唱歌の練習を聴きに行った。
（略）この間私は高知の延命館という一流の宿屋に陣取っていたので、大分散財した。かくて明治二十五年は高知で音楽のために狂奔しているうちに、夢のように過ぎてしまった。」
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