[過去ログ] 日本馬が凱旋門賞勝つ方法 Part.2 (282レス)
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161: (アウアウウー Sa5b-9Z9k) 2021/09/22(水)12:19 ID:C37UW3Lba(2/2) AAS
 「世界に通用する強い馬づくり」をスローガンに創設された日本初の国際G1のジャパンCも、メアジードーツが優勝した1981年の第1回からはや40年。

 2005年アルカセットの優勝を最後に外国馬の好走は、ディープインパクトが制した翌年にヴィジャボードが3着に入ったのみ。07年以降は日本馬のワンツースリーが続き、昨年のアーモンドアイまで何と14年もの間、こういった状況が続いている。

 一昨年のアーモンドアイが叩き出した世界レコード2:20.6は、日本だけでなく世界に衝撃を与えた。同年、世界女王エネイブルが勝利した凱旋門賞(G1)は、同じく良馬場の芝2400mで2:29.24。

 競馬の約9秒差が、ほぼ「別世界」ということは、熱心な競馬ファンなら誰もが知っていることだ。

 わかりやすく述べると、先述した2400mのジャパンCのレコードが2:20.6であることに対して、2500mの有馬記念のレコードが2004年にゼンノロブロイが記録した2:29.5。つまり競馬の9秒差をレースでイメージするなら、ほぼ100mの差があるということだ。

 実際のレースに携わっている関係者からは、今の日本の馬場に対して前向きな意見も聞かれている。代表的なものは、先日『Number Web』で公開された武豊騎手のコメントだ。

 「硬いんだろうな、と思って入ってみたらそうじゃない。ほどよくクッションが効いて、とにかく走りやすい。馬が走りやすいと感じるから速い時計が出るわけで、馬場に文句はありません」

GJ

 世界最高峰の舞台と評されるフランスの凱旋門賞(G1)が、タフなロンシャンに対応できるパワーと適性を求められることに対し、ジャパンCが歩んだ歴史はまるで正反対。にもかかわらず、日本競馬の悲願が凱旋門であることは、迷走していると言われても仕方がない。

 国際G1でありながら19年には、史上初となる外国馬不参加という異例の事態を打開すべく、JRAも重い腰を上げた。先日、ジャパンCウイークに条件クラスの国際競走新設を発表。白井滞在をパスしての東京競馬場への直接入厩を可能にする施設の着工に続き、帯同馬にも門戸を広げる選択肢を増やした。

 昨年こそ1頭とはいえウェイトゥパリスの出走でなんとか体裁を保ったジャパンCだが、これらの着手はかつての輝きを取り戻すための足掛かりとなるだろうか。

GJ
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