福永祐一叱咤激励ｽﾚ@競馬2Part114

[過去ﾛｸﾞ] 福永祐一叱咤激励ｽﾚ@競馬2Part114 (1002ﾚｽ)
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121: こんな名無しでは、どうしようもないよ。 (ｽｯﾌﾟ Sdb3-hq0B) [sage] 2021/05/31(月) 06:49:48 ID:ZzjJioSWd

2018年に生まれた3歳馬7398頭の頂点を競う「第88回日本ダービー」（G1・芝2400メートル）は30日、東京競馬場（東京都府中市）で行われ、4番人気のシャフリヤールが、写真判定の末、2分22秒5で1番人気のエフフォーリアを鼻差差し切ってG1初優勝を飾った。福永祐一騎手（44）＝栗東・フリー＝は昨年のコントレイルに続く史上3人目のダービー連覇を成し遂げるとともに単独2位のダービー3勝目。3着は9番人気のステラヴェローチェ。

「あいつ（福永）には貸しがいっぱいあって。いつか返せと言ってきたが、それがこの舞台でうれしい」。3年前の日本ダービーに藤原英厩舎が送り出した皐月賞馬エポカドーロの2冠を阻んだのは、福永騎乗のワグネリアン。チームとしてタッグを組んだ今回は、最高の形でその“貸し”が返ってきた。藤原英師にとっては2010年エイシンフラッシュ以来11年ぶり2度目のダービー制覇。「こういう巡り合わせが競馬のドラマだなあ」と満面の笑みを浮かべた。

デビュー前から「（ダービーを勝つ）チャンスはある馬」と感触は持っていた。意を強くしたのは昨年10月の新馬勝ちの内容。2戦目の共同通信杯こそエフフォーリアの3着に敗れたが、毎日杯を日本レコードで制し、その能力を再認識した。

馬体は牡馬にしては小柄な440キロ台。馬体の成長を促すことを優先し、皐月賞はパス。それが吉と出た。「健康体で出す。それを一番に。力は確認していましたから」と藤原英師。この日は4キロ減の444キロと出走17頭中の最少体重だったが「体重より見た目、筋肉の張りが良く、精神面でも強さがあった」と自信を持っていた。

無敗の皐月賞馬エフフォーリアの強さは承知。だが器用さ、操縦性の高さを生かせば「枠が良ければいい勝負ができる」と踏んでいた。勝者と敗者を分けたのはたった10センチ。だが、大きな鼻差。藤原英師は「将来ある若武者、横山武は今日悔しくて眠れないだろうけど、今後必ずあいつは競馬界を背負って立つ。このダービーはずっと記憶に残るだろうし、それが藤原厩舎で福永だったということは、今日の勝利は意味がある」と浮かれることなく敗者の心境を思いやりエールを送った。

まだキャリア4戦。底知れぬ能力を秘めたシャフリヤールの今後に「息の長い活躍ができる、ファンに愛される馬づくりをしてダービー馬の名に恥じぬ結果を残していきたいですね」。秋はさらに強くなった姿を見せてくれるに違いない。

http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/uma/1622064735/121

122: こんな名無しでは、どうしようもないよ。 (ｽｯﾌﾟ Sdb3-hq0B) [sage] 2021/05/31(月) 07:27:07 ID:ZzjJioSWd

改めて先週水曜ｻﾝｽﾎﾟ
　
日本ﾀﾞーﾋﾞーはｼｬﾌﾘﾔーﾙとのｺﾝﾋﾞで臨みます。ｺﾝﾄﾚｲﾙで３冠を達成した菊花賞当日に騎乗したﾃﾞﾋﾞｭー戦直後に、来年はこの馬でﾀﾞーﾋﾞーに出たいと思いました。そう思えたﾊﾟーﾄﾅーで出走できることに、騎手として大きなやりがいを感じています。
いよいよ今週、とても興奮しています。 ｽﾋﾟーﾄﾞ、瞬発力、操縦性など、総合力が高いﾀｲﾌﾟ。皐月賞、大阪杯を勝ったｱﾙｱｲﾝの全弟で、距離は二千mまでと思われる方がいるかもしれませんが、走行ﾌｫーﾑやﾚーｽで騎乗した感触などを踏まえたこれまでの経験則から、距離は二千m 以上あった方がいいと感じています。
難しい面がある血統ですが、体が整ってきて調教では落ち着きを見せています。ﾊﾟﾄﾞｯｸで多少ｲﾚ込んでいても、前向きな気持ちの表れ。気にしなくて大丈夫です。
毎日杯では先約で騎乗できませんでしたが、賞金を加算してくれたのは何よりでした。現状で1800mでは少し流れに乗りにくいところがありますが、将雅が位置を取りにいって、そこからもう一度脚を使わせる理想的な競馬で勝ち切ってくれました。日本ﾚｺーﾄﾞﾀｲと速かったですが、ﾀﾞﾒーｼﾞは少なかったようです。
１週前追い切りで久しぶりに跨がって、馬体が大きくなったように感じました。体重は変わっていないようですが、体を大きく見せています。一段、ｽｹーﾙｱｯﾌﾟした感じで、想像以上の良化具合でした。能力が高い馬であっても、それを発揮させてＧＩに出走することは、簡単なことではありません。発展途上の中で成長させながら、無理のないようにﾚーｽを使って、出走権を取らないといけないですからね。
牧場、厩舎など全てのｽﾀｯﾌが連携して達成したﾐｯｼｮﾝで、本当に素晴らしいと思います。 　藤原英厩舎とのﾀｯｸﾞで臨むことも高いﾓﾁﾍﾞーｼｮﾝになっています。北橋先生、瀬戸口先生の引退後、所属していた北橋厩舎から移籍した藤原助手に声をかけてもらって調教を手伝うようになったのがきっかけで、今では特別な厩舎の一つです。ｽﾀｯﾌ一人一人と信頼関係を築けていて、所属はしていませんが、その一員だという意識さえあります。その中でＧＩ勝利は１９年高松宮記念のﾐｽﾀーﾒﾛﾃﾞｨでの１勝だけで、ここで一緒にﾀﾞーﾋﾞーを勝ちたいという思いは強いです。 　昨年はﾁｬﾝﾋﾟｵﾝとして迎え撃つ形でしたが、今年はﾁｬﾚﾝｼﾞｬーの立場。無敗の皐月賞馬ｴﾌﾌｫーﾘｱはとても強いですが、一矢報いることができる一頭だと思います。当然、一発を狙っていきます。

http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/uma/1622064735/122

129: こんな名無しでは、どうしようもないよ。 (ｽｯﾌﾟ Sdb3-hq0B) [sage] 2021/05/31(月) 09:20:17 ID:ZzjJioSWd

日本ダービーは、福永祐一騎手が騎乗したシャフリヤールが皐月賞馬エフフォーリアをハナ差かわして世代の頂点に立った。
　
　福永騎手は史上3人目のダービー連覇。2018年ワグネリアン、20年コントレイルに続く自身3勝目を挙げ、レース後のインタビューでは開口一番「最高にうれしいです」と喜びを表した。

福永騎手の会心の勝利に、安藤勝己氏も「ダービーを勝っとるユーイチの経験がデカかった」と賛辞を送った。

その陰で同じ元騎手のあの男が大粒の涙をこぼしていた、かもしれない。

田原成貴氏だ。長らく表舞台から遠ざかっていたが、昨年12月に『東京スポーツ』で“奇跡の復活”。昨年の有馬記念を皮切りにたびたびG1レース予想を披露している。

30日付の紙面でも1面を飾り、「なんじゃこりゃ!!　から始まった…　祐一との物語」という見出しが読者の目を引いた。詳細は同紙を手に取ってご確認いただきたいのだが、田原氏が現役時代に初めて福永騎手の騎乗を見たとき、お世辞にも上手いとはいえないその動作に「なんじゃこりゃ!!」という声を上げてしまったというエピソードが記されている。

当時、駆け出しの福永騎手に懇願された田原氏は、悪癖を矯正するため訓練を施し1か月半ほどで“大手術”は成功。当時の福永騎手の必死に食らいついて練習する姿を回想しつつ、文末には、「大一番で新しい自分を生み出せ！　そしてオレを泣かせてくれ！」と福永騎手にエールを送った。

◎は勿論シャフリヤール。大本命エフフォーリアの強さを認めつつも、福永騎手の隠れた感性を評価しての抜擢だった。実際にレースでは2頭の一騎打ちとなり、最後は田原氏本命のシャフリヤールがハナ差競り勝った。

◎○の大本線で予想を的中させた田原氏だが、3着9番人気ステラヴェローチェにも△を打っていた。三連単は589.8倍の高配当。

この田原氏の大的中にはSNSなどでも「田原さん流石〜」、「田原成貴を信じればよかった」など称賛の声が多数上がった。

また、東スポの藤井真俊記者はTwitterで「福永騎手の冷静な騎乗はまさに東スポ紙面の田原さんの予言を見ているかのよう」とつぶやき、この日もYouTubeライブ配信をしていた藤田伸二氏もレース後に「田原先生、すげーなー」と先輩の会心の予想に恐れ入った様子だった。

http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/uma/1622064735/129

131: こんな名無しでは、どうしようもないよ。 (ｽｯﾌﾟ Sdb3-hq0B) [sage] 2021/05/31(月) 09:58:31 ID:ZzjJioSWd

>>125
文章起こしとくか

なんじゃこりゃ! 初めて祐一の競馬を見た時、オレは松田優作のような声を上げてしまった。

いまやダービーを2度も勝っている名ジョッキーだが、デビュー当時の騎乗は本当にひどかった。 天才ジョッキー・福永洋一を父に持ち、鳴り物入りで競馬界に入ったんだがお世辞にも上手とは言えない...というか、下手クソだった。 とにかく騎乗馬と祐一の動作が全く合っていなかった。
馬が走る時の動きは縮んで伸びる、伸縮運動だ。騎手の追い方というのは、馬が縮んだ時に引いてやり、馬が伸びる時に押してやる。だけど祐一はこの動きが逆だった。 騎手として致命的な欠点だ。 ジョッキールームで祐一の追い方を見ている 者は「ギッタンバッコンの祐一」と言ってゲラゲラ笑っていた。 「なんとかしてやってよ」。ある時、 祐一を心配した四位洋文がオ レに声をかけてきた。 教 えてあげたい気持ちはやまやまだったが、なにせ洋一さんの息子だ。
「ギッタンバッコンの祐一」とはいえ騎乗馬には恵まれていたので勝ち星はそれなりに挙げられてい た。下手にいじって、もっとひどくなる恐れもある。オレは「怖くて触れないよ」と一度は断ったんだが、 程なくして本人から「教えてくださ い」って頼まれた。 オレは「師匠(北橋修二)と 親父の了承を取ってこ い」と言うと、祐一はすぐに2人に筋を通してきた。おそらく四位がオレのところに行けって促したんだろう。いずれにせよ、オレは決心した。
祐一の悪いクセはオレにしか直せない。そんな自信 があったのも事実だ。 特訓は祐一の実家で行った。 レースを見てから木馬に乗る。 ひたすらそれを繰り返した。 技術というより感覚の修正だった。 馬に乗ったことのない人へ分かるように説明するとしたら、初めて自転車に乗れた瞬間の感覚といったら伝わるか｡ あ 、乗れそう、乗れそう、 乗れた!っていう、あの感じ。それをみっちり体に叩き込んだ。 ひと月半ほどでギッタンバッコンは直った。祐一の騎手人生を考えると、あの特訓 はまさに“大手術だったと言える。
あれから月日が経ち 、祐一はダービージョッキーになった。

http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/uma/1622064735/131

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