[過去ログ] 【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】 (356レス)
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14: 2012/07/11(水)07:00 ID:L7A8fQ2B(2/3) AAS
イラストの目次部分の翻訳の続きです。

--- ここから --- Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. none) ---
Fig. 20 The Cards on the "Path of the Flaming Sword"/図20 「炎の剣の小径」のカード ... 128
Fig. 21 Planetary attributions to the Tree of Life/図21 生命の木への惑星の帰属 ... 130
Fig. 22 Signs of the Zodiac on theTree of Life/図22 生命の木の上にある黄道十二宮 ... 132
Fig. 23 The Signs of the Zodiac on the Tree of Life as Cardinal, Fixed, and Mutable Elements/図23 活動宮、不動宮、柔軟宮な要素としての生命の木の上にある黄道十二宮 ... 133
Fig. 24 The Cube of Space/図24 宇宙の立方体 ... 134
Fig. 25 Cards considered as Opposites/図25 相反すると見なされるカード ... 137
Fig. 26 The Cards on the Middle Pillar/図26 中央の柱の上のカード ... 138
Fig. 27 The Paths from the Thirty-Two Paths of Wisdom/図27 32の知恵の小径からの小径 ... 139
省13
15
(2): 2012/07/11(水)08:09 ID:zEtxc0Y0(1) AAS
>>6
サブタイトルは哲学と訳するより、
形而上学と訳した方がよさそう。
16
(2): 2012/07/11(水)21:07 ID:L7A8fQ2B(3/3) AAS
>>15
形而上というと、ゴキちゃんとか実在OLとかを思い浮かべるワタシは不届き者ですww

魔術カバラのPHILOSOPHYを、形而上学と訳すのは、あまり例が多くはないように思うのですが、
>>15の人は、どうしてこの方が良いと思うのでしょうか?
よろしければ、ご意見をお聞かせください
17
(1): 15 2012/07/12(木)03:49 ID:UukxvaSF(1) AAS
>>16
哲学やってました(院退学)。
確かに漫画などの印象は強いですね…。

もともと形而上学は哲学の一分野ですが、
フイロソフィーでも論理実証できない内容は、
形而上学と訳した方が実態に近くなると、
(多分かなり偏ってる)先生にききました…。

もともとは易経にでてくる表現で、
個人的には、オカルト的な事を学問化する際には、
分かりやすい言葉だと思います。
18: 2012/07/12(木)06:54 ID:TL00O3Pv(1/2) AAS
>>17
ご意見、ありがとうございます。

論理実証できない内容は、 形而上学と訳した方が実態に近くなる・・・ですか

魔術カバラもタロットの分野に限れば、脳内妄想が基本となりますので、
この本では形而上学と訳しても、さほど問題は無さそうですね。

でも、魔術カバラ自体は、色々な分野を総合的に含んでいますので、
魔術系の本であれば、とりあえず哲学と訳しておく方がいいと思っています。

つまり、個人的には、どちらでもいいのかなぁ、と
省1
19: 2012/07/12(木)07:04 ID:TL00O3Pv(2/2) AAS
さて、目次の次には、こんなページがあります。

--- ここから --- Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. none) ---

Dedicated to
A. Bertrand Channon

A. バートランド・シャノン氏に捧げる

--- ここまで ---
省4
20: 2012/07/13(金)07:00 ID:btcXf1iO(1) AAS
さて、次からは本文だと期待している方も多いかと思いますが、
次のページは、「ACKNOWLEDGMENTS/謝辞」です。
ここも長いので、(諸般の事情により)細かく分割して、のんびりいきたいと思います。

対訳形式で、そして基本的に直訳形式で翻訳していきます。
こういう論理系の文章を意訳すると、間違いなく元情報が欠落してしまい、誤解されることも多いですし、
直訳形態の方が、元のロジックのニュアンスを伝えられやすいですからね。
そもそも、英語と日本語はロジックが違いますので、単純な文でない限りは、
元の文章のロジックを完全に日本語化しようとすることは難しいのです。
まあ、対訳なので、わかんなかったら原文を読め、でいいですしね。

--- ここから --- Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. none) ---
省10
21: 2012/07/14(土)06:55 ID:IebV24a0(1) AAS
「ACKNOWLEDGMENTS/謝辞」の続きです。

--- ここから --- Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. none) ---
Sincere thanks are also due to Gareth Knight, Delores Ashcroft-Nowicki and Gerald Yorke
for having provided me with special insights into the mystery tradition.
心からの感謝はまた、私に神秘の伝統の中に特別な洞察を提供してくれた、ガレス・ナイト氏、
デローレス・アシュクロフト−ノーウィッキ氏、そしてジェラルド・ヨーク氏に与えられるべきである。
--- ここまで ---

ガレス・ナイト氏、デローレス・アシュクロフト−ノーウィッキ氏、そしてジェラルド・ヨーク氏は
魔術界では有名人です。
ウォン氏は、魔術界に多くの知り合いがいたということですね。
省3
22
(1): 2012/07/15(日)07:31 ID:6cex0LYv(1) AAS
「ACKNOWLEDGMENTS/謝辞」の続きです。

--- ここから --- Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. none) ---
さらなる感謝の意を、ジョン・ドノバン氏、アロン・シーグマン氏、グレゴリー・レーン氏、ジェームズ・ワッサーマン氏、
シルヴィア・カルプ氏、カレン・エーリスマン氏、ロバート・ピンニング氏、ジョーン・フリーデル氏、イヴ・ダナフー氏、
ヴィンセント・メッシーナ氏、ジョン・ワーナー氏、そして原稿に有用な提案を行ったすべての人々に、
そして、私の最初の美術史の教師であり、図像学の学術的な方法を紹介してくれたローレンス・レイテ氏に、
表さなければならない。
--- ここまで ---

感謝すべき友人関係が多いですよね。
こんなに多くの人の協力を得たという自慢でもありますね。
省2
23: 2012/07/17(火)06:22 ID:rSJcuK/8(1/2) AAS
>>22
あ、原文の部分を張り忘れてましたね。
以下の通り修正しておきます。
--- ここから --- Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. none) ---
Further appreciation must be expressed to John Donovan, Aron Siegman, Gregory Lehne, James Wasserman,
Sylvia Kalb, Karen Erisman, Robert Pinning, Joan Friedel, Eve Donahoo, Vincent Messina and John Warner,
all of whom made useful suggestions on the manuscript, and to Laurence Leite, my first teacher of art history,
who introduced me to the scholarly methods of iconography.
さらなる感謝の意を、ジョン・ドノバン氏、アロン・シーグマン氏、グレゴリー・レーン氏、ジェームズ・ワッサーマン氏、
シルヴィア・カルプ氏、カレン・エーリスマン氏、ロバート・ピンニング氏、ジョーン・フリーデル氏、イヴ・ダナフー氏、
省4
24: 2012/07/17(火)06:26 ID:rSJcuK/8(2/2) AAS
「ACKNOWLEDGMENTS/謝辞」の続きです。

--- ここから --- Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. none) ---
Finally, I must thank my understanding publisher, Donald Weiser, and my editor,
Gale Courey, whose suggestions, moral support, and cynical sense of humor have
helped to sustain me over four long years of writing this book.
最後に、私への理解力がある出版者であるドナルド・ワイザー氏、そして、
私の編集者であり、提案、精神的な支援、そして、この本を書く4年の長きにわたって
私を支える助けをしてくれたユーモアの皮肉的な感覚の、ゲイル・コーリー氏に
感謝しなければならない。
--- ここまで ---
省6
25: 2012/07/19(木)07:01 ID:0h+jpKb5(1/2) AAS
「ACKNOWLEDGMENTS/謝辞」の次は、著名人の本からの一節の引用です。
ここでは、4人の本から引用しています。

--- ここから --- Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. none) ---
"...the Tarot, the most satisfactory of all systems of divination,
rises from and its explanation in the Tree and nowhere else.
「...タロット、占いのすべての体系の中で最も満足のいくものは、『木』より立ち上がり、
そしてその解釈は『木』の内にあり、それ以外のどこにもない。

That may seem a dogmatic to the scholarly historian searching for traces of
the origin of these mysterious cards, and, we may add, most lamentably failing to find it;
それは、これらの神秘的なカードの起源の痕跡を探している学術的な歴史家にとっては、独断的なものに思えるが、
省9
26: 2012/07/19(木)07:01 ID:0h+jpKb5(2/2) AAS
このネタ元は『The Mystical Qabalah/神秘のカバラ』(1935年発行)で、邦訳もされている有名な本です。
参考として、この部分のプロの翻訳を以下に引用しておきます。

--- ここから --- ダイアン・フォーチュン/大沼忠広, 『神秘のカバラー』初版, 1985, pp. 140-141) ---
「タロット」は、あらゆる占い体系の中で、最も完全なものだが、「木」から発祥し、その根拠を「木」の
中に見い出す。「木」こそ、「タロット」の源泉なのである。こういうと、この神秘的カードの起源を
探ろうと努めている歴史的な学者には、独断的に響くかもしれない。しかし遺憾ながら、歴史家は、その
起源を見つけることはできないと付言しておこう。秘伝家が、「タロット」と「木」を同時に使っている
こと、両者が、想像しうるあらゆる局面で互いに密接に結びついていることを実感すれば、このような
整然たる照応関係は決して、でたらめな偶然なものではないということがわかるだろう。
--- ここまで ---
27: 2012/07/21(土)08:44 ID:8MWDaHON(1) AAS
次の引用は、この人からです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. none) ---
"The only theory of ultimate interest about the Tarot is that it is an admirable symbolic picture
of the universe, based on the data of the Holy Qabalah."
「タロットに関する究極に重大な唯一の理論は、それが神聖なるカバラのデータに基づく、
宇宙の見事な象徴画であるということだ。」
Aleister Crowley
アレイスター・クロウリー
--- ここまで ---

このネタ元は『The Equinox(vol.?, no.5)/春秋分点』(1944年発行)の『The Book of Thoth/トートの書』
省8
28
(1): 2012/07/21(土)13:02 ID:XGRkE1UG(1) AAS
みてますよ!

学問では東洋哲学を専攻し、
論文は易経の思想的位置といったところですが、
(東洋オカルトから入りましたので)
結局タロットの方が相性よく、タロット使ってますw

東洋オカルト書も肝心なものは
日本には入ってないんですよね…
29
(1): 2012/07/22(日)06:50 ID:ztHdncpJ(1/2) AAS
>>28
カキコありがとうございます。
これからも、何かネタがあればお願いしますね。

ちなみに、ワタシは東洋系は、あまり詳しくないです。
そういえば、友達に手相占いやってる人がいて、その人に手をモミモミしてもらうと、
なんかあったかいエネルギーが入ってきて、幸せな気分になれます。

あと、東洋・西洋ともに、オカルトにハマる人って、文系の人が多いんですが、
理系の人がハマると、ちょっと毛色が違うタイプのオカルトヲタになりますよね

東洋系はわかりませんが、西洋系のオカルト書は、今ではamazonのおかげで、
入手はとっても便利になりましたね。
省1
30: 2012/07/22(日)06:59 ID:ztHdncpJ(2/2) AAS
まだまだ引用は続きます。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. none) ---
"Without the Tarot the magic of the ancients is a closed book,
and it is impossible to penetrate any of the great mysteries of the Kabbalah."
「タロットを用いなければ、古代の魔術は閉じられた本であり、
カバラの偉大なる神秘を何も見抜くことは不可能である。」
Eliphas Levi
エリファス・レヴィ
--- ここまで ---

このネタ元は『Transcendental Magic: Its Doctrine and Ritual/超越的魔術、その教理と祭儀』 (英語,1896年)、
省6
31: 2012/07/23(月)06:22 ID:PTfaz/Ud(1) AAS
引用の最後のオチは、これです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. none) ---
"...the activities of French and English occultists contributed nothing and only served to
create considerable confusion between the teachings of the Kabbalah and their own totally
unrelated inventions, such as the alleged kabbalistic origins of the Tarot-cards."
「 ...フランスとイギリスの神秘主義者の活動は何も寄与していないし、
例えばタロットカードのカバラ起源とかを主張し、カバラの教えと、それら自身が
全く無関係の発明の間に、少なからぬ混乱を作り出すことにのみ役立っている。」
Gershom Scholem
ゲルショム・ショーレム
省13
32
(1): 2012/07/23(月)09:00 ID:eTwI527z(1) AAS
>>29
東洋オカルト書は、江戸時代には結構あり、
昭和初期までは結構出版されていました。
ただ、いわゆる戦後オカルトブームでは東洋モノはウケが悪く、
占いとしての易と、
ごく単純化された(日本の)風水くらいが残ったようです。
(本来風水は、ガチな魔術に近いものですが…)

そういえば、紀元数世紀の段階で、
中国にもユダヤ教カバラ思想は流入していて、
道教のオカルト部分には影響されているそうです。
省1
33: 2012/07/24(火)06:42 ID:gHM08SIS(1/2) AAS
>>32
戦後のオカルトブームで、質の悪い商業主義的西洋オカルトが一気に流入しましたからね〜
その後、国書や一部の出版者や関係者が頑張ってくれたけど、あまり事態は改善してなくて、
日本における西洋オカルトの存在は、やはりマイナーのままという感じなのです。
西洋系の人から見ると、商業的なタロット占いや星占いはまずまず繁盛していますが、
オカルトの文化的・思想的な面では、言葉の壁もあって、圧倒的に東洋系が強いですね。
あと、タロットをきちんと文化的・思想的に教えられる人って、日本には皆無じゃないかなぁ。

ユダヤ教の教えって、結構あちこちに広まってますよね。
ユダヤ人は昔は離散していて国家を持たなかった関係で、世界中にユダヤ人とユダヤ教と
その教会があって、色々なところでユダヤ人が活躍していますからね。
省1
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