[過去ログ] 【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】 (356レス)
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318: 2015/12/22(火)05:30 ID:WNHM/Id8(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 93) ---
The Golden Dawn and Crowley cards show partially-filled Cups, while the Waite card
suggests the beginning of pleasure by flowers emerging from the Cups.
ゴールデン・ドーンとクロウリー氏のカードは、部分的に満たされた「杯たち」を表わして
おり、その一方で、ウェイト氏のカードは「杯たち」から出現する花たちにより、快楽の
始まりを示唆している。
So as the Sun activates the Scorpio energies, the gain or pleasure commences.
それゆえ、「太陽」が「天蠍宮」の精力たちを活性化させると、利益または快楽が始まる。
There is the implication, though not the assurance, that it will build.
そこには、保証はないものの、それは築くつもりであるという意味合いがある。
--- ここまで ---
ゴールデン・ドーン版とトート版では、まだ「partially-filled/部分的に満たされた」
状態、すなわち水が出始めた状態であって、満ちて外に溢れ出る状態ではなく、まだまだ
内部に留まってるという、実に「天蠍宮」的な自己満足というか、まだ外へと向かう気力
を出していないという、なんか「明日から本気出す」というような感じです。
おそらく時間が経てば、外側へとあふれ出てくるはずなのですが、このカード自体は、
そこまでの未来は保証していないような感じですよね。
その一方で、ウェイト版は、「古い広場にいる子供たち」が持つ「花で満たされた杯たち」
が描かれています。
つまり、このカードは、ゴールデン・ドーンの解釈とは若干異なっており、過去と追憶の
中での幸福や快楽、という意味合いで、描かれています。
ただし、ウェイト氏は、ゴールデン・ドーン的な解釈として、「新しい喜びの始まりを
意味することもある」というような感じて、補足説明として書いています。
まあ、これを「過去の快楽」と解釈するか「未来の快楽」と解釈するかは、そのカードが
置かれた場所や状況で判断するのが良いかと思います。
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