[過去ログ] 【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】 (356レス)
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346: 2016/01/16(土)06:28 ID:w6RWlgLI(2/2) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 96) ---
At another level, the suggestion is that the calm appearance of Water may hold
violent and fiery energies, like sulphuric acid, which appears entirely benign
until it has something upon which to act.
もう一つの段階では、「水」の穏やかな外観が、それが何かに作用するまでは完全に穏和
であるように見える、硫酸のように、激しい火の精力たちを、保持することができると
いう提案がある。
Water symbolizes the personal, group, or universal Unconscious which bears dynamic
energies.
「水」は、活動的な精力たちを含有する、個人、集団、もしくは普遍的な「無意識」を象徴
している。
--- ここまで ---
これも、実は「杯の王子」の「天蠍宮」が密接に絡んでいる解釈です。
「sulphuric acid/硫酸」というのは、錬金術の三原質である「硫黄」から作られる、
とても強力な「酸」であり、見た目は液体である「水銀」のような性質も持ちます。
つまり、耐酸性の「杯」に入った「硫酸」は、見た目は、水のように穏やかで、特に何の
特徴も無い「液体」なのですが、それが「杯」から他の物質上に注がれると、化学反応を
起こして、相手の物質を激しく浸食してしまうという性質を持っています。
つまり、この「杯の王子」が持つ「杯」は、そういう「過激な火の因子」が詰まっており、
そしてこの「杯」は、そういう危険なものを内に含みながらも、原子炉の炉心のように、
そのエネルギーを活用しながら、安定して保持できるということになっているわけです。
とはいえ、そういう臨界制御というのは、なかなか難しいわけであり、たまに暴走したり
メルトダウンを引き起こしたりして、周囲に大迷惑をかけてしまうのも、「杯の王子」の
特徴でもあるわけなのでした。
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