[過去ログ] 【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part7©2ch.net (625レス)
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584: 2021/01/17(日)09:13 ID:NEwiAcpH(1) AAS
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 212) ---
In the Ritual of Transcendental Magic, Levi wrote of THE CHARIOT:
『超越的魔術の儀式』の中で、レヴィ氏は「戦車」について、以下のように書いた。
--- ここまで ---
この『Ritual of Transcendental Magic/超越的魔術の儀式』は、前回出てきた
『Dogme et Rituel de la Haute Magie/高等魔術の教理と祭儀』の英訳版である、
『Transcendental Magic: Its Doctrine and Ritual/超越的魔術、その教理と祭儀』
のうちの、「Ritual/祭儀」の部分となります。
その「祭儀編」の最終章である第二十二章の「The Book Of Hermes/ヘルメスの書」には、
タロットの大アルカナのデザインと意味が記述されています。
そして、その中に、「The Chariot Of Hermes/ヘルメスの戦車」という図題の、詳細に
描かれた挿絵があります。
これは、従来のシンプルなマルセイユ版をベースとして、神秘主義的なものをテンコ盛り
にしたようなもので、もはや何でもありの最強無敵状態となっています。
何はともあれ、このレヴィ氏の『高等魔術の教理と祭儀:祭儀編』の最終章という大トリ
を務める「ヘルメスの書」は、カバラ主義的な近代タロットを使うカード愛好家であれば、
ネタとして、ぜひとも一読しておくべきものであり、内容的にも、古典的なマルセイユ版
から、現代的な魔術カバラ主義のゴールデン・ドーン系統へと繋がる、非常に重要な架け橋
となるものです。
とはいえ、理論的な裏付けが薄いというか、単なる思いつきというか、もはや思い込みだけ
の内容がほとんどなので、意識高い系の魔術ヲタクにとっては、あまり興味が持てないと
いう面があることは否めないのですが、この「7:戦車」のレベルでは、もはやこういう
思いつきでしか語れないので、溺れる者は藁をも掴むというか、レヴィ氏の著作であっても、
無視する理由が無くなるという消極的な理由で、注目するに値するということです。
ということで、以下の引用は、くれぐれも、妄想ネタの一つとして、お楽しみください。
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