[過去ログ] ★お薬に関する疑問質問に答える「モナー薬局」150 (1001レス)
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895(2): mim 2014/01/29(水)08:34 ID:Mg6puGFg(1/8) AAS
>>892
上の方を補足しますと、正確には、総合感冒薬に解熱剤を足しているとかそういう感覚ですよ。
薬物療法史において起きたことは、
ベンゾジアゼピン系抗不安薬の使われる場面で、SSRI系抗うつ薬が
使われるようになったことです。1990年代にSSRIの登場により起きたことです。
ベンゾジアゼピンは早く効果があり、早く耐性が生じます。依存の問題がありますね、
またベンゾジアゼピンも情緒不安定になる副作用が出る場合がありますね。
ここで、より長期間使用できて、まだSSRIの依存の問題やアクティベーション・シンドロームの問題が大きく知られていない時に
どんどん置き変わりました。
うつ病、パニック、社会不安、PTSD、強迫性障害の治療選択は
現在の最新のガイドラインではみな、SSRI系です。
この部分でSSRIの効果は数週間かかるという神話がありますね。
実際にはここ数年の研究に判明したことはもっと早く効果を出しています。
なので、神話があるので、SSRIが効いてくるまで、ベンゾジアゼピンを出すという手法が
定着しています。厳密には、SSRIが効いてきた頃には、ベンゾジアゼピンには耐性がついているという感覚です。
そして、ベンゾジアゼピンは依存の問題がありますし、情緒不安定になるかもしれない。
なので、例えばイギリスのガイドラインはこうです。
・うつ病のガイドラインでは、SSRIを用い、ベンゾジアゼピンは2週間までです。
・不安障害のガイドラインでは、SSRIを用い、ベンゾジアゼピンの長期的には悪化しているという結果がある。
ベンゾジアゼピンには情緒不安定になる副作用の可能性もありますから、
慎重な観察が必要なんですね。注意の仕方というのは、アクティベーション・シンドロームと同じです。
ここまでが正式な考え方、根拠に基づく医療の考え方です。
では、デタラメ医療では、どうでしょう。
なんかたくさんだしときゃたくさん効くだろう、
おそらくこんな思考だけです。
どちらかというとデタラメ医療のほうが多いと思います。
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