[過去ログ] はじめての認知行動療法 4 (1001レス)
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908
(2): 2014/07/06(日)20:11 ID:geNPbocp(5/5) AAS
>>881
>哲学が自然科学から脱落したのは、比較的最近の話です。
>19世紀の物理学者マッハは、感覚の分析』(1886年)や『認識と誤謬』(1905年)など、
>認識論の著作があります。

問題は、ヒュームの時代の話でしょ?

『人間本性論』の副題は、「実験的な推論法を精神の諸問題に導入する試み」となっている。
当時、哲学を、現代の自然科学に相当する「自然哲学」(natural philosophy)と、
人間精神に関わりのある諸問題を扱う「精神哲学」(moral philosophy)とに、二分する習慣があった。(中略)
副題に見られる「精神の諸問題」(moral subjects)とは、この意味での精神哲学に含まれる諸問題、
すなわち人間精神に関する諸問題のことである。」(木曾好能「ヒューム『人間本性論』の理論哲学」前掲木曾訳383頁)。
省11
915
(1): 2014/07/07(月)00:41 ID:yEZfHC3A(1/2) AAS
>>908
ヒュームより少し後の時代でも、
マッハのように優秀な自然科学者が哲学的考察を著すのは自然であった
といいたいわけです。
このことから、当時の科学の思考態度から哲学の影響を排除するのは難しいでしょう。

> 自然科学の方法を精神哲学(特に神への信仰)に持ち込むと
> 因果性はアプリオリなものではなく、懐疑せざるを得ない

形而上学の対象である因果律を認識学の問題として取り上げた、
という意味でも因果性がアプリオリであることに否定的ですね。

> 自然科学の因果関係の存否
省7
917
(1): 2014/07/07(月)19:25 ID:E1lmXY8X(1/3) AAS
お前の主張は、
「ヒュームが因果関係を事実の間にわれわれが認めるものとしつつも、それは心の習慣に過ぎない」
俺の主張は、
「ヒュームは自然的存在の因果関係を認めている」ということだ。

で、俺は、
@ ヒュームは「自然的作用と自然的作用を観念する知性の問題を峻別し、
自然的作用の因果関係の存在を前提としていることは以下の文章で明白。」と指摘した(>>905)

「言われるかも知れないこと、すなわち、自然の作用がわれわれの思惟と推論から独立であるということについては、
 私はこれを認める。それゆえに、私は、対象がたがいに隣接と継起の関係を持つということ、
 類似した対象がいくつもの事例において類似した関係にあることが観察できるということ、
省10
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