[過去ﾛｸﾞ] ☆メンヘルで生活保護126☆ (1001ﾚｽ)
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432: 2014/05/09(金)16:33 ID:GFfDiN86(2/2) AAS
オクスフォード大学とカロリンスカ研究所の研究者はスウェーデン政府の統計を使い、2006〜09年までに抗精
神病薬や精神安定剤を処方された8万人以上を調査対象とし、これらの患者の精神疾患の診断結果やこの期間に
有罪となった暴力行為を調べた。
診断結果を問わず、処方・調剤記録を基にこれらの患者が抗精神病薬を服用していたと考えられる時期と服用
していなかった時期とを比べると、服用していたとみられる時期の殺人、暴行、強盗、性犯罪などの暴力犯罪が
服用していなかった時期に比べ45％も少なかったことがわかった。双極性障害と診断された患者は精神安定剤を
服用していた時期に有罪となった暴力犯罪が24％少なかった。
06〜09年に抗精神病薬を処方され、暴力犯罪で有罪が確定したのは男性で6.5％、女性で1.4％だった。過去の
調査によると、重度の精神病男性の暴力犯罪は一般集団と比べ4〜6倍多かった。オクスフォード大学のシニア・
リサーチ・フェローのシーナ・ファーゼル氏が明らかにした。
ファーゼル氏によると、今回の研究は抗精神病薬の投与が暴力犯罪を減らす理由は見極められなかった。ただ
例えば投薬で妄想症が減り、精神病自体が治癒されることで衝動的行動が減るなどの幅広い効果があったと推測
される。さらに、この研究結果がスウェーデン以外の一般集団に当てはまるかについては疑問が残る。スウェー
デンの警察が記録した抗精神病薬の使用や暴力犯罪の発生率は、米国のそれとほぼ同様だ。
メンタルヘルスと暴力を研究する米デューク大学の精神科・行動科学の教授ジェフリー・スワンソン氏は、今
回の研究結果は、重篤な精神疾患の治療に一般的に使われる治療薬がそうした病状を持つ患者の暴力犯罪のリス
クを減らすことを示しているとして、「強力な解析結果だ」と評価した。
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