[過去ログ] 強迫性障害(旧称 : 強迫神経症) Part104 (659レス)
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297: (オッペケ Sr0d-v57a) 2018/04/01(日)06:58 ID:48C+RQ9Er(2/40) AAS
お前ら曝露で治療1日目
あ1曝露反応妨害法で寛解まだー?(ハナホジ)
OCDの患者さんによく行われる認知行動療法は、曝露(ばくろ)と反応妨害の二つの技法を組み合わせて行う曝露反応妨害法です。
曝露=
これまで恐れたり避けたりしていた状況に、あえて向き合うこと。そして、恐れていたような悪いことは起きないと学習する。
例)不潔だと感じる床や土にあえて触る
反応妨害=
これまで不安や不快感を消すために行ってきた強迫行為をできるだけしないこと。そして、不安や苦痛が次第に減っていくことを体験する。
例)曝露した直後から、強迫行為としての手洗いをできるだけ行わない。
苦手なものに触れる
手洗いをしない
左の図にある「先行刺激」とは、戸締りのときに確認といった強迫症状が出る人の場合、戸締りの場面に出会うことです。
そのときに強迫観念とともに不安が生じます。強迫行為を何度も行うことによって、不安は一時的には下がりますが、次に同じような場面に出合うと、以前と同じように強迫行為への衝動が強くなります。
不安そのものがなくなることはなく、強迫行為をやめると、また不安になるといった悪循環に陥ってしまいます。
不安から逃れたいために、「強迫観念→強迫行為」を繰り返していても悪循環になるばかりで、強迫症状の根本的な改善にはつながりません。
そのため、治療では、これまでの強迫行為とは逆の行動をする(曝露反応妨害)ことで、悪循環を断ち切ることを目指します。
曝露反応妨害法は、患者さんの恐れていたもの、苦手なものに向き合う療法なので、嫌がる人に無理やり挑戦してもらうわけにはいきません。
まず、認知行動療法やOCDのしくみについて、患者さんやそのご家族に理解してもらうために「心理教育」を行います。
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