[過去ログ] 安楽な死・自殺の方法について語るスレ Part13 (1002レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
317: 2024/05/19(日)07:42 ID:8Qd/8YQN(3/17) AAS
この論文「Intraperitoneal Injection of Ethanol for the Euthanasia of Laboratory Mice (Mus musculus) and Rats (Rattus norvegicus)」は、研究用マウスとラットにおける腹腔内エタノール注射による安楽死の効果を評価したものです。

### 背景
- **安楽死の重要性**:研究動物の安楽死は、人道的かつ倫理的な方法で行う必要がある。
- **CO2吸入の問題点**:現在、CO2吸入が一般的な方法だが、供給の問題や動物への負担を考慮すると代替手段が求められる。
- **エタノールの利点**:エタノールは連邦機関によって管理されておらず、研究施設で容易に入手可能であり、比較的安価で保存が容易。

### 研究目的
- **エタノールの評価**:腹腔内エタノール注射がマウスとラットに対して人道的かつ効果的な安楽死方法となり得るかを評価すること。

### 方法
- **動物の選定**:8週以上の健康なマウス(n=91)とラット(n=16)が対象。
- **エタノールの投与**:70%または100%エタノール、陽性対照(ペントバルビタール・フェニトイン)、陰性対照(生理食塩水)の注射。
- **評価方法**:心電図(ECG)と高解像度ビデオ記録を用いて、行動および生理反応を評価。

### 結果
- **マウス**:
- **失神と心停止**:70%エタノール、100%エタノール、ペントバルビタール・フェニトインのいずれも迅速に失神を引き起こし、心停止に至った。
- **行動評価**:エタノール注射はペントバルビタール・フェニトインと同様に苦痛を引き起こさなかった。
- **ラット**:
- **適用困難**:エタノールの投与量が多く、注射が技術的に困難であり、観察期間内に呼吸停止に至らなかった。

### 結論
- **マウスに対する適用**:腹腔内エタノール注射は、迅速かつ不可逆的な失神と死を誘発し、人道的な安楽死方法として「条件付きで受け入れ可能」と考えられる。
- **ラットに対する不適用**:現在の投与量および年齢の範囲では、ラットに対して適用できないため、他の方法を推奨。

この研究は、特に緊急時やCO2供給が困難な状況でのマウスの安楽死において、腹腔内エタノール注射が有効な代替手段となり得ることを示しています。
1-
あと 685 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.007s