[過去ログ] 漢方薬(メンタルヘルス板用)Part7 (1002レス)
上下前次1-新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
826(1): 10/24(木)11:39 ID:hNWhGInZ(15/65) AAS
>>825
桂枝湯に含まれる「お腹に優しい」生薬は?
桂枝湯を構成する生薬のうち、注目すべきは「芍薬、大棗、生姜」です。
これらの生薬は、「お腹に優しい」イメージが共通しています。
まず、芍薬と大棗には、筋肉が引きつれて硬くなっている状態をほぐす薬能があります1)。
腹痛を訴える患者さんに対し、腸管蠕動を抑えて鎮痛するためにブチルスコポラミン(商品名ブスコパン他)を処方することがあるかと思います。
芍薬や大棗が含まれる漢方薬も、まさにこのような発想で腹痛の患者さんに使うことができます(細かいことを言えば、芍薬と大棗の薬能は少し異なりますが、マニアックなので深くは触れません)。
また、生姜には胃の運動や消化を助ける効果(健胃作用)があります。
焼きそばに入っている紅生姜は、味にアクセントをつけるだけでなく、胃もたれなどを防いでくれている可能性があるわけです。
ちなみに余談ですが、生姜を加熱すると、乾姜という体の芯を温める作用が強い生薬に変化します。
これは、生姜に含まれるギンゲロールという成分が、加熱によってショーガオールという成分に変化することが関係しています2)。
漢方医学の世界では、生姜と乾姜を異なった薬能を持つ生薬として区別するわけですね。
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 176 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.012s