[過去ログ] 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part4 (1002レス)
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156: シャドーマンの契約者@Xperia [sage saga] 2011/10/24(月)00:43 ID:60Pj05LB0(1) AAS
書き忘れ
ゲストキャラのゲンガー、もとい光陽くんは1月からの新連載で活躍予定なので期待せずにお待ちを
因みに嫁の名前の由来は、エンジュジムのマツバさんと、その彼氏のミナキさん
157(1): 鳥居を探すの人◆12zUSOBYLQ 2011/10/24(月)15:23 ID:uM1eThfAO携(1/4) AAS
花子さんとかの人乙です。
もう幸太くんも明日葉ちゃんもどっちもお嫁さんでいいよ!
DKGとファントムさんの人乙です。
薫ちゃんの人の心とゆーさんの愛情に全俺が泣いた
シャドーマンの人乙です
なにこれ裂邪もげろまじで
なにこれ漢ちゃん可愛いマジ可愛いちょっとうちでも借りたいかもええもちろんスライディング土下座させていただきますよ
ライダー少女の人(って言っていいのか?)乙です。なんで戦う少女ってこんなに萌えるんだ。
そしてこちらはあまり進んでない。何故だ。
158(1): 俺の彼女を紹介します◆Lmu5xA0.Bo 2011/10/24(月)15:25 ID:uM1eThfAO携(2/4) AAS
「おかしいな…」
ノイちゃんが飛び出して、すぐに追いかけたはずなのに。
しばらく歩き回っても、彼女の姿が見あたりません。
焦って周囲を見回すと、視界の端をひらりと見慣れた水色のワンピースが過ぎりました。
「ノイちゃん!」
後ろ姿が見えた公園に駆け込み、小さな肩に手をかけると、彼女がぱっと振り向きます。
「あ、柳!」
まだ目は赤いけど笑顔だし、声はいつも通りの元気なノイちゃんで安心した、その矢先。
「はろろーん」
間延びした声の方を振り向くと、なんともまあ派手な身形の少女が缶ジュースを手にして立っていました。
省16
159(1): 俺の彼女を紹介します◆Lmu5xA0.Bo 2011/10/24(月)15:29 ID:uM1eThfAO携(3/4) AAS
「……?」
なんなんでしょう、この子。
そういえば、ノイちゃんを追いかけてこの公園に入った時には、彼女以外の人の気配は無かったはず。
…じゃ、この子はいつここに現れたとかなんで俺たちの名前を知っているとか
考えれば考えるほど、頭の芯が冷えていきます。
この子には関わらない方がいいという訳の分からない予感に駆られて、
もう帰ろうとノイちゃんに手を伸ばそうとした、その時。
ふと、俺のシャツの裾が軽く引っ張られました。
「大丈夫だよ、柳。この子、悪い子じゃないよ」
「そーですよ。ボクは悪い子ではありません。」
省23
160(1): 俺の彼女を紹介します◆Lmu5xA0.Bo 2011/10/24(月)15:33 ID:uM1eThfAO携(4/4) AAS
お近づきのしるし、飲んじゃって良かったのかなあと、
無邪気に首を傾げるノイちゃんに、俺はいつものように笑いかけることが出来ません。
「ね、柳。幻って、なんだか不思議な子だね」
「そう…かな」
ただ挙動不審なだけだ。
でも、初めて友達が出来たとはしゃいでいるノイちゃんに、そんな事言えやしない。
こんな事ならいやな予感がした時、さっさと公園を出てしまえば良かったのに。
やっぱりあの子は危険だった。
俺しか知らない、知らなかったノイちゃんの世界に侵入した『友達』という異分子。
嫌だ。嫌だ。嫌だ。
省8
161: シャドーマンの契約者 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)17:07 ID:TTBUcfBr0(8/12) AAS
鳥居を探すの人乙です〜
おぉう、これは不穏な空気
幻ちゃんかぁ、ボクっ子いいなボクっ子
苗字を聞いて実際に『新宮』に住んでるからドキッとしたのは秘密(ぁ
そして戦闘のヨカーン
>>157
> なにこれ裂邪もげろまじで
(裂邪>物語の70%が“もげろ”で出来てる『夢幻泡影』を宜しくね!
> なにこれ漢ちゃん可愛いマジ可愛いちょっとうちでも借りたいかもええもちろんスライディング土下座させていただきますよ
時間軸さえ教えて頂ければいつでもOKですよ〜(←キャラレンタルの過程が当スレ中一番面倒臭い奴
162(1): 悪党と黒服◆W5H6Y5Rl3M 2011/10/24(月)22:58 ID:4nL1N1pko(1/4) AAS
エレベーターの他に階段もあったのだろう
どこからともなく踏み込んできた黒服の一人が、沙々耶を抱きすくめていたメイに駆け寄ってくる
助けに来たのか、そう沙々耶が思った瞬間
手にした警棒のようなものでメイが殴り倒される
沙々耶から引き剥がされ、床を跳ねるように転げてぴくりとも動かなくなるメイ
「『ウィンチェスター・ミステリー・ハウス』の契約者、沈黙。確保します」
手際良く拘束衣に捻じ込まれていく小さな身体
その素材は奇妙な紋様が描かれており、都市伝説能力を阻害するものである事は容易に想像ができた
そして頭部には、申し訳程度に呼吸ができそうな穴だけが開いた、頭部全体を覆う鉛の仮面が被せられてがちりと施錠までされる
「待ちなさいよ、あんたら……メイに……何するのよ……」
省32
163(1): 悪党と黒服◆W5H6Y5Rl3M 2011/10/24(月)22:59 ID:4nL1N1pko(2/4) AAS
その言葉に、少年はにやりと笑う
「こっくりさんこっくりさん、物陰に隠れてる過激派野郎は全部で何人だ!」
その声と同時に、壁の陰にいた黒服の目の前に獣耳の少女達がいきなり現れる
「ぜんぶでー!」
「しちにんー!」
「だよー!」
現れては消える獣耳少女が、黒服達の額をぺちぺちと叩いていき
その額には先程の黒服のように文字が浮かび上がる
それらの文字はそれぞれ一文字ずつ、『ぜ』『ん』『ぶ』『で』『7』『に』『ん』
省31
164(1): 悪党と黒服◆W5H6Y5Rl3M 2011/10/24(月)22:59 ID:4nL1N1pko(3/4) AAS
これは彼女、Z-No.4126の契約都市伝説『癒しの秘湯』の効果である
「私がもう治ってるなら、メイは……私と一緒にいた子は!?」
「そっちも……私の同僚が保護してる……過激派の連中は……未だにこそこそ活動してるから……困る」
はふうと息を吐き、ずぶずぶと湯に沈んでいくZ-No.4126
鼻先まで湯に沈み、吐く息でぷくぷくと泡を立てながら、仁王立ちしている沙々耶にちらりと視線を向ける
「……何?」
「……胸……おっきい」
ぷくぷくと泡が弾ける音に混じって漏れる、羨望の声
省30
165: 三面鏡@ドクター◆W5H6Y5Rl3M 2011/10/24(月)23:03 ID:4nL1N1pko(4/4) AAS
前回までのお話は
vip2chスレ:news4ssnip
をご参照下さい
更に前は過去ログまたはまとめWikiにてどうぞ
過去のモブを使い回したり思いつきのキャラをなんとなく出してみたり
キャラのイメージ絵も描き終わってないのにまた増やした事に気付いて頭を抱える今日この頃
166(1): シャドーマンの契約者 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)23:25 ID:TTBUcfBr0(9/12) AAS
三面鏡の人乙です〜
助かったみたいで何よりだけど、メイたん殴った奴を屈辱的に殺したい
許可下りたらハイテンションで殺したい……時間的に多分無理かもorz
しかしこの「こっくりさん」なかなか面白いな
あと秘湯の子が可愛い(
167(1): 花鳥風月 † 風は薫る:前 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)23:33 ID:TTBUcfBr0(10/12) AAS
「……ふふふ、まぁいい、今日も退散させて貰うとしよう」
「おっさん!また逃げる気なの!?」
「そのおっさんと呼ぶのは止めて頂こうか。私の名はケセド…覚えておきたまえ」
「覚える気なんてないわよ!」
「喰らいやがれ!!」
光と炎が同時に放たれた時、
その標的となった、黒いマントを羽織った初老間近の男性―――ケセドは、
対峙していた「ロータス・ワンド」の契約者である百花達の目の前から姿を消した
否、厳密に言えば、彼は一瞬にして我々の住むものとは違う世界、所謂“異世界”へと移動したのだ
ケセドが今立っているのは、ただ闇が広がる真っ黒な空間
省44
168(1): 花鳥風月 † 風は薫る:前 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)23:33 ID:TTBUcfBr0(11/12) AAS
「ふーん、じゃあ都市伝説は、強くなったり長生きしたりしたいから、人間と契約するの?」
「うん、凡そそんな考えで大丈夫かな」
「何よそれ、あたしが子供っぽいみたいじゃない
誰が幼女体型よ!?」
「ま、まだ何も言ってないし思ってもいないから;」
「…そ、そう? なら良いけど」
キノ爺との戦闘があった日の翌日、紅坂家の百花の部屋にて
百花は、自分よりも都市伝説に詳しそうだった白鷺 玄鳥に、都市伝説や契約についてのレクチャーを受けていた
実はこの2人、自宅がかなり近い、どころではなく隣同士なので、会うのはそれ程苦にならない
幼い頃は互いの部屋の窓を開けて話したりもしていたのだが、高校生にもなってそんな事出来る筈もなく
省50
169(1): 花鳥風月 † 風は薫る:前 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2011/10/24(月)23:34 ID:TTBUcfBr0(12/12) AAS
「ぜぇ、ぜぇ………で? 用って何よ?」
「そうそう、家の倉庫を掃除してたら、変なもの見つけたんだぞ」
「変なもの?」
「それ、僕も見て良いかな?」
「勿論、ちょっと待って」
突然、風音はぐいっ、とTシャツの裾をたくし上げた
ぽとり、何かが床の上に落ちる
アニメでよく見るような、巻物だった
「これこれ、これなんだぞ………って、白鷺?」
彼女の視線の先、玄鳥は必死に両手で目を覆っていた
省40
170: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) 2011/10/24(月)23:45 ID:uEnCLrHn0(1/3) AAS
進路オールクリア?
171(1): 吸血鬼、拾いました [sage saga] 2011/10/24(月)23:53 ID:uEnCLrHn0(2/3) AAS
呼吸が、乱れている
足がもつれてきている
…だが、立ち止まるな
止まってはいけない
逃げろ、逃げろ、逃げろ、逃げろ…
月の下、息を切らせて青年は走る
真っ赤な、血のような色の髪をした、西洋人らしき青年だ
瞳の色も、同じように真っ赤
すらりと長い手足をばたつかせるように動かして、何かから逃げるように走っている
…逃げるように、ではない
省49
172(1): 吸血鬼、拾いました [sage saga] 2011/10/24(月)23:56 ID:uEnCLrHn0(3/3) AAS
フープスネークが、青年へと狙いを定める
「殺しちゃえっ!」
「………!!」
クルクル、転がってくるフープスネークから、青年は逃れようとして…しかし、足に走った激痛に、動きを封じられてしまった
…逃げられない
ここで、殺される
迫りくるフープスネークの姿に、青年は恐怖に駆られて目を閉じて
ぱっ、と
血が、辺りの道を汚した
ぴぴっ、と
省43
173(1): 吸血鬼、拾いました [sage saga] 2011/10/25(火)00:03 ID:JNZqkSXP0(1/7) AAS
信じてもらえない悲しさから
自分が、人間じゃないから
化け物だから、吸血鬼だから
誰も信じてくれないし、誰もが自分を殺そうとしてくる
自分が、人間じゃなくなったから、吸血鬼になってしまったから
……自分は、ただ、殺されるためだけにしか、生きられないのだ
ぼろぼろ、泣きながら、ただただ「信じて」と言葉を繰り返すその青年の頭を
……ぽん、と
優しく、撫でてくる、手
「……っ?」
省45
174(1): 吸血鬼、拾いました [sage saga] 2011/10/25(火)00:12 ID:JNZqkSXP0(2/7) AAS
日本人は、怯えて震える青年の頭を撫で続けながら、どこか楽しそうに問いかけてくる
「なぁ、お前。「カラドボルグ」って知ってるか?」
「……っし、知らない……ごめん、なさ…」
「あぁ、謝らなくてもいいよ、大丈夫…とりあえず、さ。あいつが契約してるってか、させられたのは、それなんだよ」
西洋人が、剣を振るう
「その刃、どこまで届くと思う?」
届くはずのない相手に向かって振るわれる刃
そう
届くはずがないくらいに、黒服の女は高い高い位置を飛んで、逃げようとしていたのに
省48
175(1): 吸血鬼、拾いました [sage saga] 2011/10/25(火)00:20 ID:JNZqkSXP0(3/7) AAS
つぅ、と、そこから血を流した
「っ何を……!」
「だって、血がいるって言うからさ」
初めて、声を発した西洋人
日本人は、どこまでも軽い調子でそう言って
…その、血を流す指先を、青年に向けてきた
「ほら、血はやるよ。だから。契約しよう?」
「………!」
人間を傷つける事を拒絶した青年
その青年に、日本人は自らを傷つけ、血を与えようとしている
省31
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